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シリーズ常勝 第2話 「衝撃! フレアーサイクルの謎」

本当に原料だけ投下して後は放置する段取りだったんですが(だって自分がおいしくないもん)、ファイナル2連覇のmokさんが「次あるんですよね」とか言うんです。権威を背景にした脅迫です。

そういうわけですので、しぶしぶ、嫌々、役所より雑にやりました。最初は博多。博多がどんな選手をとってきたのか、そこから何か役に立つことが読み取れないか、という試みです。以下に昨日公開した選手一覧を任意の共通点で抜き出したものを用意しましたので、傍らにウィンドウを置きつつ本文をご覧下さい。ファイル内の選手データは1能力ごとに空白区切りとなっておりますので、Excel などで並べ替えて遊べます。というか、Excel での閲覧を推奨します。ファイルを保存してExcelで開くもよし、空白をタブに置き換えてそのまんまコピペするもよしです。

まずは資料1をご覧下さい。見て分かるとおり、251-299 の博多の獲得野手を希少ポジション順(捕二遊三外一)に並べ、その中で長打順に並べたものです。間違いなく、博多は長打を念頭に置いた選手の獲得をしています。53名中、長打Dが6人、Eが2人しかいません。その8人も外野手1名を除いて全員が希少ポジション(捕二遊)を保有しており、能力も守備以外は私の目から見ても低い傾向にあることから、当時、これらのポジションが枯渇して仕方なく獲得した選手が大半であると思われます。

反面、足はほぼ見ていないと言ってよいでしょう。現在の博多のデータを見ても足は重視されているとは思えません。左打者は少なくないですが、足はDやEがほとんどです。また、獲得されている左打者の 12人中 9人が希少ポジション(捕二遊)となっており、主力となるべき位置はほぼ全員が右打者で固められています。

次に資料2をご覧ください。右端とその1つ手前に2種類の数値が追加されています。これは、選手データに対し「長打をAに、才努をCCに最大限近づける」ように上昇ポイントを振ったと仮定した結果の残り上昇ポイント数です(左長Eなどはおそらく足から振っていると思いますが)。右端から1つ手前が長打に振った後の残り上昇、右端が成長にも振った後の残り上昇、マイナスはそれを行うポイントが足りなかった、という意味です。なんで成長がCCかという理由は、博多の現在のデータから野手はCCが基準になっていると見られるからです。

やはりというか、ほとんどの選手が「長A才努CC以上」を満たせる選手であることが分かります。特に三塁以上の打撃優先ポジションでは長Bで止まる選手が1人もいませんし、成長CCを満たせない選手も1名のみですからいないと同じです。よって、博多の野手獲得条件の基本は「長A成長CC以上」を満たす+αであると思われます。もう一つ、確信はもてませんが「守備が低すぎてもとらない」傾向があるように思えます。一般的にどうかを調査していないのであれですが、守備Eの選手が平均より少ないのではないか、という感じがします。特に二塁手は「遊C以上でない限り、C以上」の条件を全ての選手が満たしています。

ここまで見てきて、ある引っ掛かりを覚えた方はいませんでしょうか? そうです、そんなにいい選手ばかりをとっているとは思えないんです。成長CCでDBDA程度がそんなにいい選手ですか? んなこたありません。現行の博多の選手を見ても、DADAくらいが標準なんです。そんなに打てる能力ですか? しかし、リーグ戦ではやたら打ちまくっています。このギャップはどこからくるのでしょうか。私の目利きがおかしいのでしょうか。

結論から言うならば、選手の能力を超越した要素が絡んでいる、ということです。ここで、面倒くさがらずに300年度フレアーリーグのBPDファイルを見てみてください。リーグ順位表の博多をクリックです。宝泉寺戦のみがさほどよい結果と言えず、他は圧倒しています。その、他のチームデータを見てみてください。監督戦術もです。妙な気を使っても無駄なので言いますが、てんで弱いです。データ自体が弱いのはどうしようもないですが、横浜Bなどは監督戦術次第で相当戦えるはずなのに、もったいないです。話がそれました。

つまり、こういうことです。強い→勝つ→指数上がる→データ以上に打てる→冠上位→弱いチームが配置される→相対的に強い→勝ちまくる→指数あがりまくる→データ以上に打てる→冠上位→…。これを私は「フレアーサイクル」と名付けます。夢の永久機関も可能ではないかと思わせるサイクルです。弱いチームに囲まれていれば、ドラフトでいいのが抜けてくる率も違うでしょう。また、博多の強さの秘密はこれだけでなく、出番のない若手を貸し出すことによる外部育成、すなわち指数と実績の上昇も馬鹿にできない効果があると思います。代金という要素を省けば、貸し出して貸した側が得をできるのは野手だけです。投手は試合に出ても能力が上がりませんが、野手は出れば指数と実績が上がります。もちろん、オーナー当人の特訓・重点・目利き・その他によるチーム力の底上げも見逃すわけにはいきませんが、それはある程度誰でもできることです。やはり他オーナーとの最も顕著な差は、この「フレアーサイクル」と外部育成によるものだと私は断言します。ここで勘違いをしないようにしてください。博多はヌルいから勝ち続けているわけではありません。ヌルく、強くなれる環境を自ら創り上げているのです。博多はα1左を最大限に活用し、10年間の常勝を勝ち取っているのです。

これでもうお分かりでしょう。博多のとっている野手は、博多だからこそ最大限の効果が見込めるからであって、他球団、例えばチーム力にあまり差がないリーグのチームが似たような選手をとったところで、大したことはないのではないではないかと思います。結論、「博多のとっている野手は真似ても真似にならない」。続く結論、「博多を負かしたければ、誰もが野手を借りてはいけない」。そして最終結論、「α1左をとれ!」

後半で「ドラフトでとった選手を見る」というお題からは少々ズレましたが、博多の強さの一端に触れることは、誰にとっても利益となるのではないでしょうか。次回は「博多ドラフト投手編」をお送りし、その後にRBOの双璧である横浜Lと甲山の真実に迫りたいと思います。RBOで最もツキがないと言われながらも、ヌルいとは言えない環境で常勝を達成し続けるこの2チーム、きっと汎用的なドラフト戦略を読み取れると期待しております。

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