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サイトのデザインについて

くにばさんとこで話題になっていたので、えらそうに横から考えてみた。

一般的な話

考えるつっても100%同意なんですけどね。っていうか、どんなに立派なFlash作品だとしても、それが効果的であるサイトってそう多くはないですよね。ただのHTMLかJavascriptでいいじゃん、というレベル。ああ、これはFlashでやらねばならない、やるべきだ、よくやった、というのはあまりお目にかかれません。

しかしなんとか逆を言いたい。では、なぜそのようなファッキンFlashサイトが巷に溢れているのだろうか? というところから。

結論としては、一発目のインパクトがないと客が逃げるからだと思います。Flashより派手でIEと現行PCで動くものが出てきたら、そっちが主流になっていくと思います。では、それが不満で逃げる人は? それは客ではない、もともと客となり得ない人ので問題ないんだと思います。客ってのは、収益をもたらしてくれそうな人って意味です。以下理由。

企業サイトって、基本的に一見さんを相手にしているわけでしょう。テレビでCMやるような企業とか、ファミコンとか(当サイトはオジサンオバサンにやさしいのでファミコンと表記します)、そういうのは。それらと客との関係は、個人の日記に内輪で義務的にコメントつけるような仲じゃないわけですよ。一発勝負なんです。初めの一歩でソッポ向かれたら終わり。

最近のCMはほとんど、糞うざい検索窓が出るじゃないですか。一昔前はナントカカントカ、ドットシーオードットドット…とか言ってたやつ。ああいうのでフラリとアクセスしてきた人が、見た目のインパクトのあるなしで何人逃げてしまうのかと、それはかつての7秒ルール(電話回線でテレホが主流の時代、ページの表示に7秒以上かかると客が逃げるという法則)の進化系なんですね。昔からサイトを持っている人は分かると思いますが、今の携帯サイト並にかつてはキロバイト単位で気を使ったでしょ? 今は回線的制約もコンピュータの能力的制約ももはやあってないようなものだから、フツーの商品、例えば雑誌の表紙とかお菓子のパッケージと同じレベルまでウェブサイトがきてるってことじゃないかと思うわけです。そういう環境で絵が動くようにできるのなら、みんな動いているのなら、自分も動かないと不安なんだよ!

その上まだこなれてない業界ですから、発注側としては流行を外すわけにはいきませんし、分かってようが分かってまいが、派手なのを欲しがると思うんです。使ってみれば使いやすい物よりも、とりあえず使ってみる人が増えるような、そんなようなの。地味だと使ってみるところまでいかないもん。端から選択されないもの。

受注側としては、超絶技巧の慈善事業でもなければ全ての人のお気に召す設計とデザインと納期と価格を全て立てるなんてできないわけで(HTMLは本来そういうことに使うもんじゃなかったことに留意)、要求の少ないところを切っていくことになります。その最も尖ったものが、Internet Explorer 6 でしか閲覧できないFlashバリバリサイトなんじゃないでしょうか。これなら派手で立派ぽいし、対象とするターゲットが通常使用しているブラウザで難なく表示できますから、実に最大公約数的で作る側も作らせる側も満足です。お客さんも食いついてくれそうだ。

しかし、ある程度コンピュータに慣れてきた人はこれをウザく感じます。古い人ほど、回線も機材も最近パソコンを買った人より低性能になりがちなので、余計ウザいです。おまけに目が肥えているから、見た目だけ派手なものに飛びつかないのです。服でも漫画でもプロレスラーでも同じですね。でも、そういう人はどっちにしろ食いついてくれないのでどうでもいいんです。例えばモバゲーとかがもし一切不満のないサイトだったとしてもさ、あなた絶対登録しないでしょ? 携帯メールアドレスを取られて売られてDMがブンブン来るだけだって、もうだいたいアタリがつくじゃないですか。そういうスレてる人は客じゃないんです。

マシンが固まるのとかは、単にテストもしてない下手糞蟲だってことで。俺インターフェースはどうだろう、どこ押せばいいのか分からないようなのは論外だとは思う。何度も来てもらって文章を読んでもらうのが主体のサイトでFlashバリってのは、単に客層が読めてない(頭悪い)んじゃないですか。でなければ痛い人なんですよ。決して自分がFlash作れないから妬んでるわけじゃないですよ。だがFlash死ね。

たまに企業のサイトでも「Flashが読み終わらなくても」HTML版を選べるようになってるところを見かけますが、ここらが妥協点でしょうね。まあ条件反射でとりあえずムカつくんだけど。

うちのサイトの話

うちのサイトは個人の日記に内輪で義務的にコメントつけるようなサイトの仲間なので、利用者の利便性をなるべく考えるようにしているつもり、です。富豪な環境ではそれなりに、貧弱な環境でも不便なく。ほぼ需要のない自己満足なので、まだまだ途上、一生途上。

リンクの下線も消さずにやってますが、左側のメニューからは意図的に消しています。これは、リンクの下線が消える環境では左側の文字列がリンクであることが一目瞭然であること(世の中がブログ全盛になる前から暗黙の常識と思っている)、メニュー全部に下線を引いたら激しくウザかったことから、差し支えなかろうと思って消しています。

CSS無効くさいのに下線が消えるケースも考えられますが、それは閲覧者のユーザスタイルシートに欠陥があるか、閲覧環境がこっちのテスト想定外なので、勘弁してもらいます。

嘘です。本当は例えば「カテゴリ名 : 数字」のカテゴリ名のとこだけ下線を引きたいんですが、不条理なタグを入れるか、構造そのものを見直さなきゃならないので放置しています。下線を引く気そのものは満々です。すべてのリンクはリンクであることが明確、一目瞭然でなければなりません。事実上の標準では下線を引いてある箇所がリンクであることから、リンクから下線を消すべきではありませんし、リンク以外に下線を用いるべきではないと思っています。

横スクロールバーも必死に消したんですけど、URL等で英文字列の連続があるとどうにもなりません。Firefoxは折り返してくれないのな。このページテンプレート自体も不満が多くて(それでもそこらのテンプレよりいい出来だったので選んだ)結構手を入れたんですが、色使いが24bit以上を対象にしてて気に入らない。16bitですらイマイチ変になる。256色でもいけるようにしなくてはなりません。

つーかさあ、なんでブログっていうと Comment とか Category とか Entry とかなの? コメント、カテゴリ、記事、じゃいかんの? パッと見て何がどれだって即認識できねーんだよ。悪かったな英語2で。出席は足りてたから1じゃねーが、全角英数よりムカつくんだよ。やたら字が小せえし、どうせすぐ更新放置するくせにカレンダーとかつけて横幅指定してくるし、コメントのリンクも数字だけについてて押しづらいサイトが多いしよ。眼精疲労と腱鞘炎とアフェリエイトで買わされたダイエット食品のローンで殺す気か?

と思ったので、当サイトは日本語でいいところは極力日本語、リンクは大きめ、文字サイズも思いのままにしております。でもカレンダーのリンクは小さくてムカつくね。ごめんなさい。

コメント:5

tsuka 07-03-13 (火) 16:33

 ブログのコメントへのリンク、数字だけについてるのって確かに押しにくくていやーんですよね(涙。なんであんな使いにくくしてあるんでしょうね・・・。

こざぴ~ 07-03-13 (火) 21:30

>数字だけ
 確認したらうちのもそうでした(^^;
変えられるのなら変える方向で検討してみます。
来てくださる方のことを考えないといけないですね。

kyouso 07-03-14 (水) 1:43

ところで(いきなりところでかよ!)じゃすさんの意見について。
>>結論としては、一発目のインパクトがないと客が逃げるからだと思います。
>ここに企業側の勘違いがあるのではないかな?
>一発目のインパクトがないと客が逃げると企業が思い込んでいるから
ほぼ同意です。能動受動のくだりは私には仮に分かってても言語化できない範囲なので、分かりやすく読ませていただきました。
派手じゃないと客が逃げる逃げないは、じゃすさんの意見の方が妥当と思います。受動能動という考え方がハッキリとはなかったため、自分から取りに来てる客が、どんな客であれそう簡単に逃げはしないのではないか? という所に考えが及びませんでした。
ほぼでない部分は下記。
勝手ながらまとめますと、
企業側:現在ばりFlash→勘違い中? 実は効果上々?
デザイナー:現在ばりFlash→売れるからFlashを売る? 要求がFlash? 紙媒体あがり?
ユーザ:Flashうざい派、そう思わない派、割合はどうなってんの?
ウェブサイト:能動的な媒体である→しかし業界からは受動媒体扱い
よくわからない点を含めてこんな感じだと思います。企業(商品)ウェブサイトの在り方なんてのを考えれば、これはじゃすさんの仰るとおりです。企業側もユーザも一定のリテラシがあればそれが正解だと思うんですが、現実にはアホFlashが多く存在しているわけです。多数の企業は本当に勘違い、思い込みで機会をロスし続けているのでしょうか。また、本当にユーザは不満を感じ、「Flashウゼー 情報はどこだ」と思っているものなのでしょうか?
というあたりが私は疑問だったのと、なんとかして違うことを言いたい(笑)ので、先のエントリでは「企業はそれっぽいものを作ればいいと思ってるし、大多数の初心者ユーザはそれをカッケーと思って食いついてるんじゃない? モヒカン族は相手にされてない」という趣旨のことを書きました。
私はユーザはそんなに賢くないと思っているので、ウェブサイトで得たいもの、理想どおりなら得られるはずのものがどの程度か分からないというか、企業側によりウェブサイトが受動的に製作されているのであれば、これはそういうものだと思って受け入れている状態なのではないかと思っています。企業側の勘違いで量産される受動的サイトを見たユーザは最初に触れるサイトがこんなんなのでこれが常識、特に不満も持たないので現状が持続されている…みたいな。この先に企業側のレベルが上がってきたとしたら、やはりそれを(分からないから)黙って受け入れるんじゃないでしょうか。
と考えてみたところで、それを裏付けられる資料も分析もないので、私からはこんなところです。全員低いんじゃね? ということで。
ほんの少しだけ、実はデザイナーが売り込むのが見た目で営業しやすいFlashサイトばっかで、リテラシの低い企業側がよくわかんねーから凄そうなの作ってもらってるだけなんじゃね? とも思っています。どっちが主導なのかわかんないですし、上記と逆をいくことになりますが…。
我々よりコンピュータが身近な世代が主力になってくれば、だんだん真っ当な方向に向かうんじゃないかな、とは思っています。それ以上に技術の進歩が早くて、似たような状態が延々続いたりして。
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本当に掴みはオッケーにしたいのであれば、情報を取りに来たユーザに対して、一目で大量かつ整理された情報を提供せねばならないはずです。パッと表示されたら、あっこれこれ、これが見たかったのよとマウスカーソルが移動できるくらいに。30秒待たせるなんて論外ですね。安物DVDプレーヤのスペックを見たいのに、フルHDなんちゃらのFlashを延々見せられたり、嫌がらせかと(笑)
関係あるようでないですが、お菓子のパッケージが本当にFlashみたく動くようになったら面白そう(笑)

ろばQ 07-03-14 (水) 8:24

あとFlashを使うと
・browserの種類の違いをFlashPlayerが吸収してくれる
・Flashの方が内容をコピペされにくい
・Flashの方がキャッシュなど過去版が残りにくい
と言う作り手側の長所(?)もありますね。本当に長所かどうかはわかりませんが(笑)
ところで、話がMovable Typeのテンプレートまで及んでいますのでついでに要望なのですが「全文を読む」と言う文字列は「リンクアンカとしては変」なので、ついでに「この記事の全文」とかに変更していただけるとうれしいです。
# 拙文ですが、なぜ微妙かはこちらを
http://www.netlaputa.ne.jp/~robaq/200602.xhtml#d20060203_1

kyouso 07-03-14 (水) 9:16

長所というか、事後がめんどくない…長所ですね(笑) そういう意味では、昔たまにあった、ページ全体が(文字すらも)画像1枚でできてるサイトの後継っぽいですね。
>リンクアンカとして変
「こちら」等にはなるべく気をつけていながら、英語じゃなかったので直し損ねていました。なおしときます。
いま全部見直したら、「このページの先頭へ戻る」も変ですね。

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