因幡の掲示板(→ルール7雑感)で、ルール7に関連してポイント格差の話題がありました。強いチームほどポイントを得る機会が多いため、勝ち組スパイラルで格差の拡大を招いている、という意見は以前からあちこちで少しずつ見られました。私も「球団ごとの収入の格差が大きく、ポイントの重要度がより増してくる今後は階層の固定化を招きかねないのではないだろうか?」と思っています。

しかし、「ポイントの重要度が増す」これはルール7等で現実となっていますが、「球団ごとの収入の格差が大きい」というのはなんとなくの感覚にすぎず、そこから導き出される結論である「今後は階層の固定化を招きかねない」が説得力を持ちません。

というわけで、「球団ごとの収入の格差が大きい」ことを証明するため、RBOの各球団は一体どの程度の収入を得ているのか、その格差はどの程度かを調査してみようと思います。RBOに忍び寄る格差社会をリサーチせよ!

今回の特集で主に使用する資料はRBO公式より毎年提供されている XX_Log.txtです。このファイルは情報の宝庫です。

固定給

まず、1チームあたりの固定収入が平均幾らなのか? 強いチーム、弱いチームのそれは幾らなのか? を調べます。

すべてのチームがもらえるポイント

これには2種類あります。本拠地によるポイントと、登録用紙提出によるポイントです。詳細はRBO公式・通常業務規則の「4-8.チーム保有ポイント」をご覧ください。

本拠地によるポイント

ちょっと古いデータからの算出ですが、平均21.6ポイントです(310年度調べ)。詳細はRBO相場師・1をご覧ください。

本拠地に関しては、格差・勝ち組・負け組に全く左右されずによりよいポジションを得ることが可能な要素なので(移転に200ポイントはかかりますが)、平均を出す以上のことはここではしません。これで高い収入を得たければ、自分でより収益のあがる地域を見つけ出して移転すればOKです。全国の人口はRBO相場師・1に書いてありますので(この値がRBOで採用されているとは限りませんが)、あとはRBO公式・特殊業務規則で現在のチーム分布を調べてどこが儲かるか計算するだけ、楽勝です。

本拠地がチームの物語に必要不可欠な場合はこれで稼ぐのを諦めざるを得ませんが、ゲームに効率以外の要素を求めるのであれば、それは仕方のないことです。他で稼ぎましょう。

登録用紙提出によるポイント

平均83.6ポイントです。以下のような計算で推定しました。

まず、RBO全体で入る登録用紙提出ポイントを推定します。このポイントは、優勝したかしないか、勝利数はいくつか、チームの人数は何人か、で決まります。最後の条件は面倒くさいので、ここではチームの人数を全球団30人(野手・投手ともに二軍が1人ずつ)と仮定します。

RBOは試合数が1リーグあたり960です。うち、勝利となるのは半分の480です(実際は交流戦があるのでリーグ毎に違いますが、引き分けを除いてならせば同じ)。このうち、優勝チームが持っていく勝ち星は平均106.5(353年度調べ・20チームの合計が2129)。480から106.5を引くと373.5。5で割って74.7。これが優勝チーム以外の平均勝利数です。以上より、優勝チームと2位-6位チームがもらえる平均ポイントは以下のようになります。

  • 公式 : 168 – (勝利数 / [優勝チームは2、その他は4]) – (選手数 * 2) = 登録用紙提出ポイント
  • 優勝チーム : 168 – (106.5 / 2) – (30 * 2) = 54.8
  • 2位-6位チーム : 168 – (74.7 / 4) – (30 * 2) = 89.3

優勝チームは20、2位-6位チームは100あるので、RBO全体では以下のようになります。

  • (54.8 * 20) + (89.3 * 100) = 10026

約10000ポイント。まさか那珂川さんはキリのいい数字になるよう仕組んだのでしょうか? ともあれ、こういう計算で登録用紙提出による平均収入は 83.6ポイントと導き出せました。

以上により、すべてのチームがもらえるポイントは1チームあたり年平均 83.6 + 21.6 = 105.2 ポイントとなります。これを以降は「固定給」と呼びます。

勝ち組・負け組の固定給格差

平均は 105.2ポイントと出ましたが、今回は格差をテーマとしているので、上位・中位・下位チームのモデルで収入がいくら違うかも調べてみましょう。上位チームのサンプルは116勝で優勝、中位チームは80勝、下位チームは40勝と仮定してみます。

  • 上位チーム : 168 – (116 / 2) – (30 * 2) = 50.0
  • 中位チーム : 168 – (80 / 4) – (30 * 2) = 88.0
  • 下位チーム : 168 – (40 / 4) – (30 * 2) = 98.0

上位と中・下位では38-48ポイントの差が出ます。これに本拠地ポイントを足すと、上位チームは71.6、中位チームは109.6、下位チームは119.6ポイントの収入となります。上位チームを基準とすると、中位・下位チームの収入はそれぞれ1.53倍、1.67倍となり、固定給の範囲内では勝ち組の収入は負け組の収入を上回ることはまずありません。

また、平均の105.2ポイント以上を優勝チームが得ることは事実上ありません。80勝で優勝しても固定給は 89.6ポイントです。

固定給その2

続いて、全球団が得られる固定給ではない、特定球団のみが得られる固定収入がどの程度あるのかを調べます。該当するのは、ドラフト担当、オーナー代行、大会主催の3つです(大会賞金は不定期収入なのでとりあえず除外)。これらについてはRBO全期間を調べてもあまり意味はないので、調査対象は今後の格差っぷりを推定するのに最も適当であるルール7導入直前の341年度から350年度までの10年間とします。

ドラフト担当で得られるポイント

40ポイントです。任期は特に定められていないので、常に固定給が40ポイント高いことになります。担当者は10名いるため、RBO全体では年400ポイントが供給されていることになります。

オーナー代行で得られるポイント

40ポイントです。ドラフト担当と違い、数も期間も決まっていません。短期のアルバイトのようなものと解釈すればよいと思います。今回の調査対象となる期間ではまだ導入されていませんでしたので、これは除外します。

大会で得られるポイント

大会規模によって違います。詳細は下記の表をご覧ください。

大会と賞金一覧(353年度終了時)
名称主催主催者pts賞金
SLDT船橋100390
白鯨ランキング山科70220
セントラルカップ伊勢50160
カクカクメイトカップ甲山50200
東京カップ品川50170
マジカル横浜L3070
星空杯多摩60220
関東カップ武蔵中原50180
九州カップ長崎40130
ウィンターリーグ奈良S600
ニューイヤーリーグAC100390
中国四国カップ因幡40120
マイスターシャフツ松江100390
ゆきぐに杯千歳40150
合計14大会8402790
平均-60.0 23.3
  • 主催者ptsの平均は合計/大会数、賞金の平均は合計/120。
  • セントラルカップの主催は伊勢だが、調査範囲ではACが代行。
主催者ポイント

30ポイントから100ポイントと幅はありますが、大会運営を辞めない限り(開催をサボらない限り)はドラフト担当同様、常に固定給が30-100ポイント高いことになります。RBO全体では年840ポイントが供給されていることになります。

賞金

合計すると3000ポイント近い大金ですが、1チームあたりにならすと 23.3ポイント。もっとも、これの平均はあまり意味がありません。大会で勝てるチームは年に100ポイント以上の荒稼ぎも可能ですが、勝てないチームは10年でも20年でもほぼ0ポイントの収入です。

以上のまとめがこのグラフ。
グラフ画像

固定給平均に、ドラフト担当・大会主催者分の合計を120球団で頭割りした額を加算したのが「固定給2平均」です。115.5ポイントになります。この額が大会賞金を除いたRBO120球団の平均収入額です。

グラフから分かるとおり、最も稼げないのが優勝しただけのチームです。デザイナーの意図としては、強いチームは大会賞金で稼げるので給料を低く抑えている、ということでしょうか?

逆に、最も稼げるのは大会主催者です。大会主催者(平均)と素の優勝チームでは2倍以上の差がつきます。実際には大会主催者は「RBOで遊ぶことに積極的 = 強い」オーナーが多いので実際の収入はもう少し低めになるでしょうが、それでも平均60ポイントの差がつきます。

勝敗的に負け組と言える下位モデルチームは収入面から見ればそう悪くなく、固定給その2がない球団としては唯一「固定給2平均」を上回ります。しかし、下位モデルチームは大会で勝てないのでこれ以上の上積みは一切期待できません。年120ポイント前後の収入がほぼリミットであると言えるでしょう。

まとめ

  • 120球団平均を上回るのは、ビリチームか固定給その2があるチームだけ
  • 優勝チームは70-80ポイント程度の収入
  • ふつうは100ポイント程度、大負けすると120ポイント程度の収入
  • 大会を主催していれば、最低でも100ポイント程度、最高で220ポイント程度の収入
  • ドラフト担当をやっていれば、最低でも110ポイント程度、最高で160ポイント程度の収入

この額に大会での賞金が加算されると実際の収入格差が分かるわけです。果たして?

ここは次回へ引くべき場面ですよね。次回は341-350年度を対象に各チームの大会賞金収入額を調査、今回の結果と合わせて、収入の高い球団・低い球団では何ポイントの差が出るのかを明らかにしたいと思います。

  14 コメント

  1. セントラルカップは現時点では、主催を伊勢に戻しています。
    …んが、主催収入額の全く同じ関西カップを代行してたりするので、実は収入額は減ってません。てへ。
    ちなみに、ACの352-353の収支ですが
    352年度登録時は682P。
    353年度登録時は857P。よって175P増加。
    さらに、2トレ実施しているので、実際は375P収入があった。
    ただし、うち72Pは他球団からの振込みなので、実際の収入は
    303P
    となります。
    ちなみに、大会等の収入は215P(うち、主催150P)です。
    年間限定なら、NYリーグ制覇し、ドラフト担当をやってる人は160Pを超えたりしますが、平均したらACが一番リッチメンじゃね?と自分では思ってたりします。

  2.  おお、いつもながらのナイスまとめ。
    以下、話しそれまくりの箇条書きレス。
    ・続編待ちの部分は、レスも続編待ち(笑)
    ・この下位優遇というか上位冷遇のポイント収入は、昔の係数の変形版です。
     昔は使用時に税金がかかる消費税(?)でしたが、今は所得税型(?)になったみたいです。
    ・さて、これに変更になったのはいつでしょう?
     調べてみたら239年のようです>突然RBOpediaネタ
    ・そういや、本拠地ポイントがない時代は、めっさ赤貧でした。
     大会主催もドラ担もなしだったので、大会で100p以上稼ぐようなチームに対抗するの
     辛かったです(涙) さらに地方カップが開催されてないとかだったし。
    ・今だと、ポイント振り込み操作(A→BとB→CをA→Cにまとめる)するほうが
     めんどくさいですが、昔はやらないとやってらんねーと思ってました。
    ・WINSのポイント変わるの355年でしたっけ?356年でしたっけ?
     これで、現行平均の倍くらいのポイントが入るようになるので、えらく様変わりしそうですね。
     まぁ、監督がしょぼくなるので、私は宇宙監督したくなって仕方ないでしょうけど。
    ・しばらく開催のなかった関西カップもAC代行になりました。ありがたや。
    ・なお、カクカクMCは、しばらくさぼる予定です(涙)

  3. ペナント予想のポイントは355予想分からです。
    平均10.5ぐらいで、トップ賞含め最高275獲得できる可能性があります。
    集計人は100もらってます(351から)。

  4. >咲葉さん
    リッチメン正解っ
    >NIGHT-Dさん
    239年だったのか、コメント欄で書いてくれてるの思い出さずに第2弾書いちゃいました。振り込み操作とかなんとか、コメントくれた時に書きたかったことをほとんど忘れちゃってます(涙)
    なんかインスピレーションもらったらすぐやらないとだめですね。
    >mokさん
    情報どうもです。参加さえすれば基本給が100増えるようなものということで、第2弾の内容とかなり衝突しますね(涙) もうグダグダです。ああだこうだ面倒なことしなくても、これで収入にゲタはかせればOKだもんなあ。まいりました。
    予想機で名前書いて1位押してコピペするだけで100pもらえる、なんて甘いシステムなんだっ

  5. スパムっぽいので削除しましたお。
    おっおっお( ^ω^)

  6.  スパムには何の価値もないと思っていましたが、きょ~そさんの過去記事を読み返す切欠になるという価値を見出しました(笑) もちろん、ないに越した事はないんですが。
     このへんがきっかけで、主催者ポイント廃止などの一連の方向に動き始めたんだなあと懐かしく思うと共に、現状、一応の目的は達成されてるなとも思いました。

  7. あ、じゃあ今度からスパムは、内容とURLだけ消して残すことにしましょう(笑)

  8. (´・ω・`)アボーン

  9. (´・ω・`)アボーン

  10. (´・ω・`)アボーン

  11. (´・ω・`)アボーン

  12. (´・ω・`)アボーン

  13. (´・ω・`)アボーン

  14. (´・ω・`)アボーン

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