- 2007-03-13 (火) 14:32
- コンピュータ
くにばさんとこで話題になっていたので、えらそうに横から考えてみた。
一般的な話
考えるつっても100%同意なんですけどね。っていうか、どんなに立派なFlash作品だとしても、それが効果的であるサイトってそう多くはないですよね。ただのHTMLかJavascriptでいいじゃん、というレベル。ああ、これはFlashでやらねばならない、やるべきだ、よくやった、というのはあまりお目にかかれません。
しかしなんとか逆を言いたい。では、なぜそのようなファッキンFlashサイトが巷に溢れているのだろうか? というところから。
結論としては、一発目のインパクトがないと客が逃げるからだと思います。Flashより派手でIEと現行PCで動くものが出てきたら、そっちが主流になっていくと思います。では、それが不満で逃げる人は? それは客ではない、もともと客となり得ない人ので問題ないんだと思います。客ってのは、収益をもたらしてくれそうな人って意味です。以下理由。
企業サイトって、基本的に一見さんを相手にしているわけでしょう。テレビでCMやるような企業とか、ファミコンとか(当サイトはオジサンオバサンにやさしいのでファミコンと表記します)、そういうのは。それらと客との関係は、個人の日記に内輪で義務的にコメントつけるような仲じゃないわけですよ。一発勝負なんです。初めの一歩でソッポ向かれたら終わり。
最近のCMはほとんど、糞うざい検索窓が出るじゃないですか。一昔前はナントカカントカ、ドットシーオードットドット…とか言ってたやつ。ああいうのでフラリとアクセスしてきた人が、見た目のインパクトのあるなしで何人逃げてしまうのかと、それはかつての7秒ルール(電話回線でテレホが主流の時代、ページの表示に7秒以上かかると客が逃げるという法則)の進化系なんですね。昔からサイトを持っている人は分かると思いますが、今の携帯サイト並にかつてはキロバイト単位で気を使ったでしょ? 今は回線的制約もコンピュータの能力的制約ももはやあってないようなものだから、フツーの商品、例えば雑誌の表紙とかお菓子のパッケージと同じレベルまでウェブサイトがきてるってことじゃないかと思うわけです。そういう環境で絵が動くようにできるのなら、みんな動いているのなら、自分も動かないと不安なんだよ!
その上まだこなれてない業界ですから、発注側としては流行を外すわけにはいきませんし、分かってようが分かってまいが、派手なのを欲しがると思うんです。使ってみれば使いやすい物よりも、とりあえず使ってみる人が増えるような、そんなようなの。地味だと使ってみるところまでいかないもん。端から選択されないもの。
受注側としては、超絶技巧の慈善事業でもなければ全ての人のお気に召す設計とデザインと納期と価格を全て立てるなんてできないわけで(HTMLは本来そういうことに使うもんじゃなかったことに留意)、要求の少ないところを切っていくことになります。その最も尖ったものが、Internet Explorer 6 でしか閲覧できないFlashバリバリサイトなんじゃないでしょうか。これなら派手で立派ぽいし、対象とするターゲットが通常使用しているブラウザで難なく表示できますから、実に最大公約数的で作る側も作らせる側も満足です。お客さんも食いついてくれそうだ。
しかし、ある程度コンピュータに慣れてきた人はこれをウザく感じます。古い人ほど、回線も機材も最近パソコンを買った人より低性能になりがちなので、余計ウザいです。おまけに目が肥えているから、見た目だけ派手なものに飛びつかないのです。服でも漫画でもプロレスラーでも同じですね。でも、そういう人はどっちにしろ食いついてくれないのでどうでもいいんです。例えばモバゲーとかがもし一切不満のないサイトだったとしてもさ、あなた絶対登録しないでしょ? 携帯メールアドレスを取られて売られてDMがブンブン来るだけだって、もうだいたいアタリがつくじゃないですか。そういうスレてる人は客じゃないんです。
マシンが固まるのとかは、単にテストもしてない下手糞蟲だってことで。俺インターフェースはどうだろう、どこ押せばいいのか分からないようなのは論外だとは思う。何度も来てもらって文章を読んでもらうのが主体のサイトでFlashバリってのは、単に客層が読めてない(頭悪い)んじゃないですか。でなければ痛い人なんですよ。決して自分がFlash作れないから妬んでるわけじゃないですよ。だがFlash死ね。
たまに企業のサイトでも「Flashが読み終わらなくても」HTML版を選べるようになってるところを見かけますが、ここらが妥協点でしょうね。まあ条件反射でとりあえずムカつくんだけど。
うちのサイトの話
うちのサイトは個人の日記に内輪で義務的にコメントつけるようなサイトの仲間なので、利用者の利便性をなるべく考えるようにしているつもり、です。富豪な環境ではそれなりに、貧弱な環境でも不便なく。ほぼ需要のない自己満足なので、まだまだ途上、一生途上。
リンクの下線も消さずにやってますが、左側のメニューからは意図的に消しています。これは、リンクの下線が消える環境では左側の文字列がリンクであることが一目瞭然であること(世の中がブログ全盛になる前から暗黙の常識と思っている)、メニュー全部に下線を引いたら激しくウザかったことから、差し支えなかろうと思って消しています。
CSS無効くさいのに下線が消えるケースも考えられますが、それは閲覧者のユーザスタイルシートに欠陥があるか、閲覧環境がこっちのテスト想定外なので、勘弁してもらいます。
嘘です。本当は例えば「カテゴリ名 : 数字」のカテゴリ名のとこだけ下線を引きたいんですが、不条理なタグを入れるか、構造そのものを見直さなきゃならないので放置しています。下線を引く気そのものは満々です。すべてのリンクはリンクであることが明確、一目瞭然でなければなりません。事実上の標準では下線を引いてある箇所がリンクであることから、リンクから下線を消すべきではありませんし、リンク以外に下線を用いるべきではないと思っています。
横スクロールバーも必死に消したんですけど、URL等で英文字列の連続があるとどうにもなりません。Firefoxは折り返してくれないのな。このページテンプレート自体も不満が多くて(それでもそこらのテンプレよりいい出来だったので選んだ)結構手を入れたんですが、色使いが24bit以上を対象にしてて気に入らない。16bitですらイマイチ変になる。256色でもいけるようにしなくてはなりません。
つーかさあ、なんでブログっていうと Comment とか Category とか Entry とかなの? コメント、カテゴリ、記事、じゃいかんの? パッと見て何がどれだって即認識できねーんだよ。悪かったな英語2で。出席は足りてたから1じゃねーが、全角英数よりムカつくんだよ。やたら字が小せえし、どうせすぐ更新放置するくせにカレンダーとかつけて横幅指定してくるし、コメントのリンクも数字だけについてて押しづらいサイトが多いしよ。眼精疲労と腱鞘炎とアフェリエイトで買わされたダイエット食品のローンで殺す気か?
と思ったので、当サイトは日本語でいいところは極力日本語、リンクは大きめ、文字サイズも思いのままにしております。でもカレンダーのリンクは小さくてムカつくね。ごめんなさい。
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コメント:5
- tsuka 07-03-13 (火) 16:33
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