- 2007-05-04 (金) 12:00
- コンピュータ
Mac のクソ CMに感化されて Vista と Mac どっちを買うか悩んでいたのですが、数日後 (2月10ウン日) に
を手にしていました。しかし、この iBook G4 はキーボードが効きづらいという最大の欠点を抱えていたのでした。
本記事は、当時の状況をもとに構成された再現写真が使用されています (Mac初めてだからビビリながらやってたので写真を撮る余裕なかった)。
画像は拡大画像へのリンクになっています。
なぜ欠点のある iBook G4 を購入したか
安かったからです。
いろいろ勘案した結果 iBook G4 の最終モデルが欲しかったのですが、どこ見ても中古10万前後と、使わないマシンにしてはちょっと高価です。そう思って秋葉原をうろついたら、付属品完品のが72000円であったので飛びついたのです。
もちろん安い分いろいろとありまして、ちょっと傷があったり、
ゴム足が1個なかったり、
キーボードが一部効きづらい(店頭で確認はした)といった不具合がありました。前者2点は許容可です。しかし、キーボードがアレなのは絶対許容できません。できませんが、近くのネット喫茶で調べたところ、1万円くらいでキーボードだけ単独で買える道があることが分かりました。それなら最悪、自力でなんとかできなくても85000円程度です。全くもってオッケーです(本当の最悪は修理失敗ぶっこわし、なのだが…)。
キーボードを外してみた
持ち帰ってすぐ外してみました。手順は以下のとおりです。
- キーボード。赤マルは2番と3番で拡大されている場所

- キーボード上部中央の軸を回す(半分くらい回すとストッパーが外れる)

- キーボード上部左右の留め具を手前に引きながら…

↓
- 上部を手前に起こしてキーボードを外す

- キーボードのケーブルが挟まってる金属板を外す

こんな感じでネジを外す(図はメモリ増設の説明になっている)
- 金属板を外すと、内蔵メモリチップとメモリ増設スロット、キーボードのケーブルの付け根が見える

- 図の部分のツメを慎重に外しながら引っこ抜く

と、外れたキーボードをよく見たところ、どうもやたら汚れているようです。キーが効かないのは、具体的には「キーが押し込みづらい」「押したキーが戻ってこない」ということだったので、たぶんキレイにすれば治ると思いました。ので、キーを全部取り外して掃除することにしました。
- まず、赤マルの部分はツメで噛んでいるだけなのでマイナスドライバーや爪楊枝などで外します。左右2か所。青マルの部分は引っかかっているだけなので、矢印方向にスライドさせるだけでOK。これでキートップは外れます。

- 外れた状態。マル同士がそれぞれの接続です。

- 続いて、樹脂製のパンタグラフを外します。わかりづらい写真でアレですが、赤マルの部分を強引に外せば青マルの部分は引っかかっているだけなのですぐ外せます。

以上。取り付けは、パンタグラフは青マル部分を引っかけて赤マル部分を強引に押し込めばOKです。キートップは青マル部分を引っかけて垂直に押し込めばパチリとくっつきます。キーによって針金がついていたりパンタグラフの形状が多少違ったりしますが、慣れれば大丈夫です。
最も気をつけなければならないのは、キートップの赤マルの部分を外すときです。ツメが折れます。私は100個ばかりのキーを外す過程で2コ折りました。これは接着剤などプラモ道具を使えば修理できます。
万一ぶっ壊しても買える部品なので、気楽にやりましょう。
そんなこんなでキレイにして取りつけたら、ちゃんと動くようになりました。やってみるもんだ。4時間くらいかかったけど…。
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- Gururiの日記 07-10-03 (水) 22:35