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日当7万6300円

このキャンペーンが役立つか無駄かは置いておいて、日当7万6300円って、プロジェクトリーダが給与として手にする金額のこと? 会社に対して支払われる金額のこと?

前者の「プロジェクトリーダが給与として手にする金額」だとすれば、月あたり20日勤務換算で152万6000円。日当4万4100円の一般スタッフだと88万2000円。それなら「博報堂の社長は誰と親戚なんだ」とは思うが、後者の「会社に対して支払われる金額」だとすれば社員に渡るのは 1/3 程度の50万くらいになるはずだから、とりたてて高いとは思えなくなる。一般スタッフの4万4100だと30万割るし。1日7時間とあるから、残業とか考慮外だよね? つうか前者だと会社は収入がないことになっちゃうので、今回の環境省の資料に載っていた分とは別個に環境省から支払われているんでしょうか?

ていうか人月150万とか人月90万とか言うと、とりたてておかしくはないように見えてきませんか。「人月」「単価」などでググると、それっぽいの出てくるし。

文中の、環境省が大手広告代理店「博報堂」に支払う日当(1日7時間)が最大で1人当たり7万6300円に上るからは7万6300円は環境省が博報堂に払っている、人月ならぬ人日の金額であるように読めるし、博報堂の社員に対する日当は、プロジェクトリーダーが7万6300円は、その金額が博報堂が社員に支払っている日当である、と読める。この記事だけではよくわからん。

だからといって、博報堂のプロジェクトリーダ=日当7万6300円説を否定する気はありません。言葉が足りなくてどっちだか判定できない、と言う気はあるけども。蓮舫が嫌いだからバイアスがかかっているだけかもしれないが。

とにかく、曖昧な書き方をすると攻撃力が落ちると思うのね。ツッコミどころなんかないように書いて欲しい。一言でいいから、博報堂のプロジェクトリーダは時給1万円オーバーの高収入とか書いておけばよかったのに。

以下は記事の引用。

クールビズ:キャンペーン日当、1人当たり7万6300円

クールビズなど地球温暖化防止を訴えるキャンペーンのため、環境省が大手広告代理店「博報堂」に支払う日当(1日7時間)が最大で1人当たり7万6300円に上ることが分かった。時給なら1万円を超える計算だ。19日の参院文教科学委員会で、民主党の蓮舫委員が、環境省の資料を分析した結果として明らかにした。契約は05年度から3年連続で結ばれており、今年度の総費用は約27億円、3年間では80億円を超える見通し。

蓮舫委員は、高額過ぎると迫ったが、環境省は「広報のための費用として妥当で、無駄遣いではないが、指摘は参考にしたい」と話している。

分析の対象とされたのは、06年10月から今年3月までにキャンペーンの運営にかかった人件費9640万円。博報堂の社員に対する日当は、プロジェクトリーダーが7万6300円で最も高く、主任級が5万5300~6万4400円、一般スタッフが3万2900~4万4100円だった。

また、06年度は博報堂の社内にキャンペーン事務所が置かれたが、下半期だけで約990万円の経費が計上された。同省によると、電話代や光熱費、博報堂社員とは別に電話応対をするスタッフの人件費などが含まれるという。【山本建】

毎日新聞 2007年6月19日 23時42分

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じゃが2 07-06-20 (水) 22:57