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東方Lunatic攻略本への質問・疑問・指摘等について

ちょっと前置き。

例えば本を読んで「なんでここはこうなのかなあ?」と思うことがあったとして、作者がブログで「実はアレってこういう理由でそうなってるんだよねー」なんて書いていたら「それ本の中で書いてよ!」と思います。同様に、決して安くはない額の本を買って、この本の作者のブログはどんなんだろうと見てみたら「いやーこないだの本は失敗作でねー」みたいなことが書かれていたら、嫌じゃん。私はどっちの立場も嫌です。だからブログで本の内容には余り言及してきませんでした。何か書きたくって多少漏れることはありますが…。

ただ、即売会場やTwitterで直接質問された場合、うれしーので舞い上がって何かしら答えてしまっています。修行が足りないので仕方ないです。

なのですが、内容についてよく聞かれることがあるということは、本の内容だけで説明しきれていないことの傍証でもありますし、しかし本の中で書くとすると…注釈だらけの攻略本なんて。だから幾つかまとめておきます。前に書いた分と重複するところもあるかもしれません。

安地について

基本使わないです。あまり面白くないからです。

地霊殿/星蓮船ありませんか、の次によく聞かれるので、なぜ安地を使わないのか、と聞かれた場合は、だいたいこういう回答をすることにしています。時間もあまりないですし、口頭だと難しい。少し細かく理由を言うと、安地に限りませんが大きく分けて以下の3つになります。

  1. マジで知らない
  2. 自分ができない
  3. 本当に面白くない
マジで知らない

本当に知らない場合もあります。紅・妖・永あたりまでは上手い人のリプレイを見るなどしてクリアまでたどり着きましたので、知られた安地、難しくない安地はだいたい知ってるはずです。以降の作品は何も参考にせずクリアまでやっていますので、よく知られた安地でも知らない場合があります。

上記は知らない理由。では、プレイ中に知ろうとしない理由は何か。単純にクリアまでに必要が出てこなかったからです。プレイしていて何週間も進展が無かったら、ぐうぅ~やむを得ん何か参考にするか、とは思いますが、そうでなければ自分で何とかしたいです。

というのはプレイヤーとしての話で、では攻略本を作るにあたって知ろうとしないのは何でか。ほぼ同様の理由です。なくてもクリアできるんなら、いいじゃんそれで。俺やりたくねえし。という考え方です。攻略本のためのプレイは辛いです。

それ攻略本の製作者としてどうなの?という問いには、嫌だからやらないだけで、どうもこうもないというか…もしクリア前の人が「安地使えばもっと簡単なのに」と思うならば、それ使ってより楽にクリアしてください。という回答になりますし、クリア後の人なら、より良い初心者向けの攻略サイトか攻略本を作ってくれるとありがたいです。真っ先に買いに行きます。もし東方の攻略本があったら、東方の攻略本を作ることにはならなかったはずなので…。

上手い人のリプレイを見なくなった理由は、クリアまでくらいなら自力でやりたい(紅魔郷ができたので、がんばればできそうという自負心)のと、上手い人のリプレイは上手すぎて参考にならないからです(攻略本を作り始めた動機の1つ)。紅永妖でも、どうしてもできなくて探したリプレイや解説が、平然と説明なしで進行してるのに自分は全くできずイチから組み立てる箇所が多くて困りました。で、そのうちこれなら全部やれるんじゃ…って。おかげで攻略はより楽しくなりました。だから攻略本も読まずにクリアできるなら、それが一番です。本当はクリアしてからゆっくり読みたい。

自分ができない

要するに私が上手くない、ということです。例えば安地ではないですが紅魔郷Stage5の中ボス咲夜通常1。尻撃ちよくミスします。同様に、地霊殿Stage5のボスお燐通常1・2も、上に行く時に数回に1回は焦って事故ります。失敗率が高いからやらない、という理由が最大ですが、こういう理由でミスすると気力をゴソッと持っていかれる、というのもあります。

当然、弾源安地なども無理です。なんであんな正確に操作できるの。あっ、でもアポロ13のスペルプラクティスはギブアップして弾源で取りました。辛かった&くやしい。

本当に面白くない

典型はスターボウブレイク。最初に紅魔郷Extraをクリアした時に使いましたが、クリアしていない気がして、すっごくモヤモヤが残りました。過剰な安地キライの原因です。

たぶん、おおむね作者が想定していないか、機械の都合でできちゃう安地が嫌なのでしょう。勝った気がしない。地霊殿Stage6ボス空通常3も思いっきり安地だけど、それは気にならないですし。

クリアとはエンディングを見ることだけを指すのかというと、そうでもないと思います。この話は私にとって重要ですが、本題とは外れますし、(書く時間が)長くなるので別の機会があれば。でも、このせいでクセのある本になってしまっていることは否めません。いいじゃん個性。で片付けられればいいんですけどね…同人誌だから、に逃げるのは嫌ですが、実質的には同人誌だから、で片付けているようなものです。

早回しを早回してしまう箇所について

これは単純に早回し前が耐え切れないためです。耐えられた→早回し短い or 耐えられずボムor被弾→早回しがんばる、と分岐を考えなくてはいけないよりも、毎回決まったように決まった長さの早回し地帯をプレイする方が崩れにくい、とも考えています。先の費用確定の話と同じです。上手くないということは、アドリブが効かないですし、毎回正確に操作できるとも限りません。ですので、費用を確定させられる箇所は、費用がかかるとしても確定させたいです。基本的には最後に残機とボムが足りていればいいや、で進行しています。最初に予定表を作り、最後から逆算して撃てる数ミスれる数を出しているので、そうなります。足りなければ全体で最も易しそうな箇所を避け切る、という作業を繰り返します。

例外の1つとして、地霊殿Stage1の早回しは長さが未確定の攻略になっていますが、1面はリトライ負担が少ないからいいだろ、ということです。

その他、より優れた攻略法を採用しないことについて

おおむね、安地の項で述べたとおりです。あくまでも「Normalクリアできる程度の能力でもLunaticがクリアできる」攻略本であるため、自分にできないことは取り扱わない、いわゆるノーマルシューター(私のちょい前段階を想定)にできなさそうなことも取り扱わない、ことにしています。例えば輝針城のチェンジエアブレイブは0~1ボムでできるはずですが、私が2ボム使わないと無理なので、別にここで1ボム2ボム節約しなくてもクリアできるじゃろ…という感じのアレです。

もちろん、難しくても出来なければクリアできないところは、やれ。と書いてます。代表例は紅色の幻想郷でマスタースパーク無敵時間の弾消しです。これできないと機体を変えなきゃなりませんが、これ修得するより他機体でここ以外の全てを練習する方が大変でしょ?っていう。

あとは集中力の問題。上記の通り弾幕シューティングゲームがさほど得意でない人でもクリアできることを目指していますので、残機やボム、プレイヤーの集中力といったリソースが尽きるまでに敵の持ち時間を0にするゲーム、というゲーム観を採用しています。リソース管理ゲームですね(ハッキリそう書いたことはないので表現は後で変わるかも)。その中では、弾幕を避けることはあんまり重視していません。得意ではないので、残機やボムより大事なプレイヤーの集中力を消費するからです。なので、適当でも避けられるところは適当です。時々無理は出てきますが…。

逆に、あんまり楽な場面があっても集中力が切れると思います。これは安地不使用の後付補強ですが、一理くらいはあるんじゃない。

裏表紙の他機体を使用しない理由について

ここ「だから攻略に使用した機体が楽なんだぜ」くらいのつもりで書いていたのですが、他機体の否定と取られる場合があるとは思ってもみませんでした。その解釈が一般的なのか、少数にせよありうるのか、ほぼありえないレアケースなのかは分かりませんが、誤解を生む可能性があることは分かりました。次から表現に少し気を使いたいと思います。

文章を面白おかしくしようと試みることと、馬鹿にしてしまうことは紙一重でもありますし(お笑い番組がイジメを助長している、みたいなもん)、難しいです。

腕前について

上手い人なら、私の本を少し見れば「こいつ大して上手くないな」というのは分かると思います。東方の難易度で言えば、Normalならだいたい初見クリアできるけどHardはまず無理な程度です。

練習しても、もうあまりうまくならないです。つーか弾の動きが目で追えない。

星蓮船Lunaticの攻略本について

クリアできたら出せます。ベントラーをどうするか頭痛いです(プレイも、本での表記も)。しかし、あくまでも本を書くためにクリアするのではなく、クリアするためにクリアするので、例大祭までにクリアしなきゃ!とかそういう心持ちではやらないですから、例大祭では出せないかもしれません。でも4ヶ月もあってクリアできなかったら、ちょっと辛いですね。

まとめ

攻略本とは、攻略方法の最大公約数であるべきか。できる限りあるべきだろうと思います。特に初心者向けを謳うならば。

安地の例でいえば、使用/不使用の併記があると、よりよいのではないかと思います。私は嫌だからやりたくないのでやりませんが、今後もし他サークルから攻略本が出るとしたら、安地の使用/不使用が併記されるとより良いと思います。

機体もそうですね。全機体共通の攻略と、個々の機体で攻略が変わる場所の併記があれば、すごくいいと思います。これは安地と違って私もやりたいのですが、ほぼ全作品とも一種類の機体でしかクリアできていないので、できないです。

というわけで、べき論で言えば私の攻略本は攻略本とはいえないのではないか?ということになります。だいたい、ノーマルシューターでもルナティックをクリアしちゃおうぜ!でも安地は知らない。ですから、字面で言えば矛盾していますし、「クリア」とあれば普通はエンディングを見ることです。私が必ずしもそう思っていないことは本を読んだだけでは分からないので、意味ないです。だからこれらの本は、俺は!こうして!クリアした!本であるとも言えます。もちろん私は攻略本だと主張します。

比較できるように、作っているうちに他のサークルからもLunatic攻略本が出たらいいなと思っていましたが、3年待っても(おそらく)出てません。というかゲーム攻略本自体がコミケでもあまりない…あっても格ゲーばかりなんですよね。なんでだろ。私が格ゲー苦手なのもあり、内容が高度すぎて見てもあまり楽しめません。

ツッコミどころがなるべくない本を作ろうとすると、注釈に塗れるか、一生本が出ないかなので、攻略も文章も、このくらいでいいや!とやってしまっている面はあります。(本を作るのが)上手い人だと、そこんとこ見えにくくできるのかもしれません。内容の充実は大事ですが、出すことを一番大事にしたいです。

委託について

今の形態(リング綴じのコピー本)であるかぎりは、ないです。個人通販も、今の世の中ではやろうという気はありません。それらの手段で頒布せざるを得ないようなら、PDFファイルや電子書籍のフォーマット(?)での頒布を選ぶと思います。

その他

質問・疑問・指摘等ありましたら、即売会場かTwitterか、ここのコメント欄で聞いてください。なるべくまともに回答します。

コメント:2

大福まんじゅう 15-11-19 (木) 20:05

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