- 2006-05-18 (木) 12:55
- ベスプレ
何か書いてみるテスト・4年目を、プログラムに詳しくない人向けに勝手にフォローしてみるテスト。
注:半分くらい憶測です。RBOツール製作者=那珂川さんの発言より得られた情報を、経験を含めて私なりに解釈したものです。私は内部でどういう処理をしているのかを正確には知りません。なので、そういった部分については質問されても答えを持ち合わせていません。
とりあえず転載してみるテスト。
PreviousERA = GetPreviousERA(lngPlayerID) If PreviousERA > 500 Then DeffenceAdj = -5 ElseIf PreviousERA > 450 Then DeffenceAdj = -3 ElseIf PreviousERA > 400 Then DeffenceAdj = -1 ElseIf PreviousERA > 350 Then DeffenceAdj = 0 ElseIf PreviousERA > 300 Then DeffenceAdj = 1 ElseIf PreviousERA > 250 Then DeffenceAdj = 3 Else DeffenceAdj = 5 End If PreviousAVR = GetPreviousAVR(lngPlayerID) If PreviousAVR < 210 Then DeffenceAdj = DeffenceAdj + 5 ElseIf PreviousAVR < 230 Then DeffenceAdj = DeffenceAdj + 3 ElseIf PreviousAVR < 250 Then DeffenceAdj = DeffenceAdj + 1 ElseIf PreviousAVR < 270 Then DeffenceAdj = DeffenceAdj + 0 ElseIf PreviousAVR < 290 Then DeffenceAdj = DeffenceAdj - 1 ElseIf PreviousAVR < 310 Then DeffenceAdj = DeffenceAdj - 3 Else DeffenceAdj = DeffenceAdj - 5 End If OffenceAdj = -1 * DeffenceAdj
なんかミミズがのたくってて分かりづらいので、日本語化してみます。
- 前年度リーグ防御率が…
- 5.00超 → 守備力補正値を -5 とする
- 4.50超 → 守備力補正値を -3 とする
- 4.00超 → 守備力補正値を -1 とする
- 3.50超 → 守備力補正値を 0 とする
- 3.00超 → 守備力補正値を 1 とする
- 2.50超 → 守備力補正値を 3 とする
- 2.50以下 → 守備力補正値を 5 とする
- 引き続き、前年度リーグ打率が…
- .210未満 → 守備力補正値に 5 を足す
- .230未満 → 守備力補正値に 3 を足す
- .250未満 → 守備力補正値に 1 を足す
- .270未満 → 守備力補正値そのまま
- .290未満 → 守備力補正値から 1 を引く
- .310未満 → 守備力補正値から 3 を引く
- .310以上 → 守備力補正値から 5 を引く
- 攻撃力補正値は、守備力補正値に -1 を掛けた値とする
- マイナスの方が良い補正がかかる、はず(パラメータを数値にすると能力値E>Sのはずだから)
ここまで、コレがなんであるか全く説明がありませんでしたので説明します。
RBOでは選手の成長に様々な補正がかかりますが、実は前年のリーグ平均防御率とリーグ平均打率から、野手や投手の成長に補正がかかっているのです。俗に“天秤”といわれている補正です。
パッと見て分からんと計算する気なくすなあ、という人向けに作りました。
それも面倒くさい人は表を見てください。
守備/攻撃 | 〜.209 | .210〜.229 | .230〜.249 | .250〜.269 | .270〜.289 | .290〜.309 | .310〜 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
〜2.50 | 10/-10 | 8/-8 | 6/-6 | 5/-5 | 4/-4 | 2/-2 | 0/0 |
2.51〜3.00 | 8/-8 | 6/-6 | 4/-4 | 3/-3 | 2/-2 | 0/0 | -2/2 |
3.01〜3.50 | 6/-6 | 4/-4 | 2/-2 | 1/-1 | 0/0 | -2/2 | -4/4 |
3.51〜4.00 | 5/-5 | 3/-3 | 1/-1 | 0/0 | -1/1 | -3/3 | -5/5 |
4.01〜4.50 | 4/-4 | 2/-2 | 0/0 | -1/1 | -2/2 | -4/4 | -6/6 |
4.51〜5.00 | 2/-2 | 0/0 | -2/2 | -3/3 | -4/4 | -6/6 | -8/8 |
5.01〜 | 0/0 | -2/2 | -4/4 | -5/5 | -6/6 | -8/8 | -10/10 |
自リーグの防御率だの打率だのを計算することすら面倒くさい人は知らん。勝手にしてくれ。
この補正の特徴は以下の通り。
- リーグ防御率とリーグ打率の格差が大きい場合(打高投低/投高打低)、格差を是正する働きをする
- リーグ防御率もリーグ打率も高い(低い)場合、補正は小さい(打高投高/打低投低は補正しない)
- 補正は弱いチーム/強いチームだけにかかることはなく、同リーグなら同様にかかる
- 例えば守備・投手にプラス補正がかかる場合、防御率の高いチームにも低いチームにも同じように補正がかかる(補正はリーグ単位)
- 補正はチームの強さに全く関係なく、リーグ内での結果によってのみかかる。リーグ全体がゲロ弱くても、防御率・打率が理想値に収まっていればプラス補正は得られない
- 誰のどの能力が上がりやすい、ということには関係ない。全体の率にゲタを履かせるものと思われる
- 本塁打が少ないから長打が上がりやすいとか、打率が高くても総得点が低いから上がらないとかはない。天秤に関しては打率と防御率しか見ていない
かなりクセのある補正です。以下、ちょっと偏ってはいますが天秤の働きが面白い方向に動く例。
例えば1リーグ6チーム中、打率.280で防御率4.50の打撃寄りチームが1つ、他は全て打率低防御率高のチームだったとしましょう。リーグ平均では打率が.225で防御率が3.45だとしましょう。この場合、天秤は守備補正4、攻撃補正-4となります。攻撃にプラス補正、守備にマイナス補正です。リーグ全体としては投高打低を是正する働きですが、1チームだけ存在する打撃寄りチームにとっては逆効果の補正となり、超打率のチームになる可能性が高くなります。1対5ではリーグ平均値が逆転するのはかなり先のことでしょうから、それまでの間、超打率チームはますます超打率チームになっていきます。
これを逆手にとると、結構面白い遊び方ができそうですね。
で、具体的にこの数値は何にどれだけ作用するのかですが、おそらくそのまんま成長力に足し算引き算するのではないかと思います。素の成長力に性別と監督の補正がかかった後に、重点・特訓・天秤とかかる…のだろうか。例えば、素が24歳CCCの野手で、女性で(BCD)、監督50歳SDADで(CBD)、重点長打で(長打のみ努C?)、特訓かかってて(EAB? 長のみ努A?)、天秤が守備系-1攻撃系+1ならば(防御率を上げようとする補正)、守備肩はESA、他打撃系はEBC、長打のみEBBになる、のかなあ? 重点がその能力だけ努1ランク増、特訓が全部才1ランク努2ランクだったかどうか良く覚えてない。
そうなると+10とか鼻血出そうですが、今のRBOで平均防御率3以下とか5以上とか、打率2割以下とか3割以上とかはほぼ出ないので(超偏っても冠制度により10年毎に是正されるし、そもそもそこまで偏る前に天秤が機能する)、実質的には表の中央9パターンしか出現しないものと思っていいと思います。
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コメント:14
- kyouso 06-05-18 (木) 12:57