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ミサイル

  • 2006-07-13 (木) 0:52
  • 軍事

弾道ミサイルとか巡航ミサイルとかミサイル用語が飛び交いましたが、じゃあこれらってどういう意味で、どういうものを指すのか? というところを勝手に説明するので勝手に読んでくださいませ。

ミサイルとは

ミサイル(missile)とは、本来は「投射体」(ぶん投げたモノ)のことを言う。矢とか投石とか(投糞もだな)、そんなものでも missile。RPGとかで弓矢避けの魔法の名前なんかに使われることもある。

現代の軍事でのミサイルとは目標を攻撃する投射体で、かつ以下の条件を満たすもの。

  • 目標へ誘導できる(遠隔操作・自律・慣性など)
  • 自力で飛行できる(エンジンなどの動力による)

誘導できないが自力飛行できる投射体は「ロケット(弾)」、誘導も自力飛行もできない投射体は「(銃や砲の)弾」だろうか。

最近では誘導できるが自力飛行できない「スマートボム(賢い爆弾)」がある。爆弾に組み込まれた誘導装置が(GPS/TVカメラ/レーザー等で得た情報を元に)翼などで舵をとって目標に向かうが、基本的に推力を持たず、自由落下なのは通常爆弾と同様。イラク戦争などで、米軍の航空機から投下された爆弾が特定の建物だけを正確に破壊するシーンをテレビで見たことある人も多いと思う(米軍ではこれを爆弾ではなくミサイルに分類している)。

ミサイルの種類

弾頭による分類

弾頭とは、ミサイルが運ぶ兵器(主に爆弾)のこと。用途に応じて様々な種類あるが、ここでは3つだけ紹介する。

通常弾頭のミサイル

フツーの爆弾を搭載したミサイル。建築物や車両や航空機や艦船を攻撃するミサイルはほとんどこれ。ターゲットが人間や都市で直接的な破壊が目的の場合、普通の爆弾だとあまりにも割が合わないので他の弾頭を使用する。

核ミサイル

核爆弾を搭載するミサイル。戦場で敵の軍隊を攻撃する目的で使用される戦術核ミサイル、敵国の都市や拠点を丸ごと消し去る目的で使用される戦略核ミサイルがある。一般に前者は低威力短射程(といっても核は核だが)、後者は高威力長射程。

米ソのナントカ条約では射程500km以内のものが戦術核ミサイルとされている。その気はなくても射程が長いのを撃つと、お互いに「戦術核とか言っといて実はこっちの本土に向かっているに違いない! 第三次世界大戦だ!!!」とか勘違いしちゃうからだろうか。

核兵器は威力が大きいので、正確に命中しなくても目標を破壊できるメリットがある。その代わり、核による報復を招く・世界中から非難を浴びる・放射能が残る・もしかしたら人類が滅びてしまう、などのデメリットがある。

現在、核ミサイルを公式に保有しているのは常任理事5ヵ国(米英仏中露)とインド・パキスタンのみ。北朝鮮はミサイルはもちろん核兵器も保有していると宣言しており、ほぼ確実に保有していると見られているが、核実験をしていないので扱いは「核保有疑惑国」。

生物・化学兵器ミサイル

毒ガスとか炭素菌とか、いわゆる「貧者の核兵器」。核兵器よりは使用するまでのハードルが低いが、多数の国が参加している生物兵器禁止条約・化学兵器禁止条約で使用禁止されている。

北朝鮮は生物兵器禁止条約は締約しているが、化学兵器禁止条約には署名していない(前者は検証の規定がないため、後者は抜き打ち査察の規定があるためと見られており、実際は両方を製造・保有していると見られている)。

その他

多数の子弾(小型爆弾)をバラ撒く弾頭や、対戦車用に装甲を破る仕掛けのある弾頭など。

飛行状態による分類

別に分類する必要はないが、便宜上分類しておく。

弾道ミサイル

弾道飛行して目標へ到達するミサイル。弾道とは、おおむね放物線(楕円)を描く軌道のこと。推進剤が尽きるまで上昇し(宇宙空間まで到達するものが多い)、慣性で目標へ向かって落下する。通常のミサイルよりも大型であるため、高価・高速・長射程で大きな弾頭を搭載できるが、ほとんど自由落下状態となるため目標をピンポイントで狙うことはできない。。都市や基地などを攻撃するためのミサイルである。

弾道ミサイルを保有していれば小国でも大国の国民をビビらせることができるため、外交の道具としての利用価値は大きい。

イラクや北朝鮮のように、直接的な破壊・殺傷よりも威嚇目的で通常弾頭を搭載して撃ち込んだり、飛ばしてみたりする場合もある。

破壊力は弾頭によるが、現代の弾道ミサイルは通常は核弾頭を搭載する。ゆえに、使えない(使用できない)兵器でもある。見せ金のようなもの。

一般市民を殺傷する目的で生物・化学兵器が使用される可能性もあるが、やりそうな国が持っているミサイルの搭載量(1000kg程度)ではあまり効果がない(毒ガスのミサイルを撃たれるかもしれない、という恐怖を与える効果は高い。湾岸戦争のイスラエル参照)。

弾道飛行には、直接目標へ打ち込むのと比較して以下のような利点がある。

速度が速い

ほとんど宇宙空間まで上昇してから落下してくるため、大型のものなら最終的にマッハ20以上の速度となる。よって、撃墜は難しい。

迎撃可能な時間が短い

高速であるため発射から着弾までの時間が短く(数分-数10分)、迎撃行動を取ること自体が難しい。

また、途中で高高度から宇宙空間を飛行するため、その間は普通の迎撃兵器(ミサイルや機関砲)が届かない。となれば発射直後か着弾直前を狙うしかないのだが、前者は発射地点が遠距離の場合は探知・攻撃が難しく、後者は非常に高速であるためと(前述)、自国領土上空である可能性が高いので迎撃に成功しても被害をこうむる恐れがある。

米露の開発した核ミサイルには、一発のミサイルに弾頭を複数搭載し、それぞれが別個の目標を攻撃できるものがある(多弾頭化)。たとえ1発でも被害甚大な核兵器としては、非常に効果の大きいシステムである。

弾道ミサイルには以下の種類がある。

短距離弾道ミサイル(SRBM : Short-Range Ballistic Missile)

射程800km以下の弾道ミサイルがこれに分類される。

旧ソ連が開発したスカッドが有名。現代ではイラク戦争(第2次湾岸戦争)までのイラクや北朝鮮が改良して使用している。

準中距離弾道ミサイル(MRBM : Medium-Range Ballistic Missile)

射程800km-1600km程度の弾道ミサイルがこれに分類される。

北朝鮮のノドンなど。日本のほぼ全域が射程内に入っている。

中距離弾道ミサイル(IRBM : Intermediate-Range Ballistic Missile)

射程2000km-6000km程度の弾道ミサイルがこれに分類される。

北朝鮮のテポドン1(テポドン2はこれかICBM級か不明)、パキスタンのシャヒーン2型(インド全域が射程内)、インドのアグニ3型(パキスタンは当然、中国・北京も射程内)がこれに分類される。

大陸間弾道ミサイル(ICBM : Intercontinental Ballistic Missile)

射程6400km以上の弾道ミサイルを指す(米ソ間でのみ協定により5500km以上)。文字通り大陸から大陸まで届く。配備国は米露中のみとなっている。北朝鮮はテポドン2がIRBMかICBMか微妙なので(実用数もないだろうし)仲間入りは保留。

余談すぎる余談だが、ロケットの中ではアメリカのかつてのICBMタイタン、そのシリーズでもタイタン3E(ボイジャーの打ち上げに使用された)が一番好き。

潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM : Submarine-Launched Ballistic Missile)

潜水艦から発射される弾道ミサイル。射程に関係なくSLBMと呼ぶ。

居場所が掴まれにくく移動可能で先制攻撃されても生存性が高い潜水艦が、「戦略核の先制攻撃に対する確実な報復手段」として使用される。

その時が来るまで海中で待機し続ける必要があるため、長期間の潜行が可能な大型の原子力潜水艦が使用される。原潜を開発・運用するには高度な技術力が必要とされるため、原潜でSLBMを運用している国は米英仏中露の5ヶ国だけである。

ただし、英仏は4隻ずつしか持っておらず(常時稼動は1-2隻だろうか)、中国は1隻こっきりのため、米露以外は意地または見栄での保有に近い。

巡航ミサイル

大気圏内を飛行し目標を攻撃するミサイル。目標は主に建築物や艦船。ふつうのミサイルとの大きな差異は、ロケットエンジンではなくジェットエンジンを使用するところであり、それゆえに射程が長い。見た目はミサイルだが、まるで飛行機のように飛行する。

トマホーク(米)が最も有名。地上・海上・海中から発射でき、地上・海上の目標を攻撃できる。核弾頭の搭載も可能。射程はMRBMなみの約1600kmで、地形を読み取って発見されにくいように低空を飛行したり、迂回や空中待機もできる。しかし速度はマッハ1も出ないため(民間航空機なみ)、飛行経路が読めれば機関銃などでも撃墜できなくはない。その手でイラク戦争時に重要施設を狙ったトマホークが結構撃墜されている、らしい(来るっぽい方向に対空砲を並べて、めくら撃ちする)。

ふつうのミサイル

ただ真っ直ぐ目標に向かっていくその他のミサイル。

ここで、巡航ミサイル・トマホークと弾道ミサイルのスカッドC・テポドン2・ミニットマン3(米のICBM)とを比較してみる。用途・種類が違うので一般的な意味での比較にはならないが、同じミサイルと呼ばれるものでも用途・種類によって大きな違いがあることを示すために掲載する。ついでに H2Aも。

名称トマホーク(※5)スカッドCテポドン2ミニットマン3H-IIA
分類巡航ミサイル弾道ミサイル(SRBM)弾道ミサイル(IRBM?)弾道ミサイル(ICBM)衛星打ち上げロケット
動力(※1)ジェットエンジン液体ロケット液体ロケット固体ロケット液体ロケット
全長5.56m11.25m33.30m18.00m53.00m
直径0.52m0.88m2.20m1.67m4.00m
質量(燃料込)1310kg6400kg64300kg36000kg285000kg
速度(※2)880km/h5760km/h?24000km/h36000km/h以上?(※9)
射程1600km550km3500-6400km?10000km36000km以上?(※10)
弾頭重量454kg600kg1000kg?核弾頭3発(※8)4000-5000kg(上記射程時)
価格(※3)60万ドル250-400万ドル(※6)2000万ドル(※7)700万ドル7456万ドル
誘導慣性
地形照合
TV情景照合
GPS
慣性慣性慣性慣性
CEP(※4)10m700m?200m?
  1. 大雑把に言うと、ジェットエンジンは空気中の酸素とタンクの中の燃料を混ぜて燃やしてできたガスを噴出して推力を得る。酸素が薄かったりなかったりする場所(宇宙)では動かせない。

    ロケットエンジンは、タンクの中の酸素(液体酸素)と燃料を燃やして出来たガスを噴出して推力を得る。酸素を持参しているので酸素のない場所でも動くが、酸素タンクのぶんだけ燃料を積める量が少なくなる。

    液体燃料ロケットは、酸素と燃料を別々のタンクに液体で持つ。燃料を入れたままにしておけないため、発射したい時に即発射できない(発射前の燃料注入が必要)。

    固体燃料のロケットは、酸素と燃料を混ぜて固めたものが充填されている。常に発射直前状態にしておけるため、緊急使用が常のミサイルには後者が望ましいが、固体燃料の大型ロケットを作るには高い技術力が必要(小型の場合は難度が逆で、液体の方が難しい)。

  2. 巡航ミサイルは文字通り巡航中の速度。弾道ミサイルは落下時の速度。両者ともたぶん最高速度。

  3. 1ドル114円(2006/07/12)で換算。

  4. Circular Error Probabilityの略。半数命中半径。あるミサイルのCEPが10mとあれば、100発撃ったとき半径10mの円内に50発が入るくらいの精度を持つ、という意味。誘導方式次第の面もあるが、弾道ミサイルはテラ速いので慣性誘導以外は難しい(軌道を直そうと思って少し翼を傾けたら、折れてスピンして落っこちそう)。どうせ核ミサイルの場合は危害半径が大きいから、メートル単位のズレはどうでもいい。

  5. トマホークは型がいっぱいあるので、ここでは先日のイラク戦争などでアメリカが艦艇からバカスカ撃ってたやつのデータを掲載。水上艦艇発射型 Block3。

  6. 北朝鮮が中東に売った値段なので、作るならこれより安いはず

  7. 開発中の試作機なため、もっと高いはず(ガンダムがジムより性能差以上に高価なはずなのと同じ)

  8. ちょっと探したけど分からなかった。いちおう、広島型原爆(約15キロトン)の20-30倍の威力の核弾頭を3発搭載しているらしい。

  9. わかんないんで第1宇宙速度(人工衛星になれる速度)を掲載。もっと加速できるはず。

  10. これもわからないので静止軌道の高度を掲載(そこまで衛星を上げられるから)。ミサイルならその高度に達する必要はないし、その後落ちるわけだし、どっちにしても地球のどこへでも届きそう。

テポドンでかっ! 核ミサイルって意外と小さいんですね。

用途による分類

何を狙うか、何が発射するか、によって分類される。

大きさも掲載したが、あくまでもそのカテゴリの代表的なミサイルの大きさで、全てがその大きさに収まるわけではない。

狙うものが同じでも、全般に航空機用のミサイルは小さめで射程も短め、艦船が装備するミサイルは大きめで射程も長めとなっている。

対地ミサイル

地上の目標(都市・建築物・車両)を攻撃するミサイル。装甲を貫くためのものや子弾をばら撒くものなど、様々な種類がある。

地対地ミサイル(SSM : Surface-to-Surface Missile)

地上の施設や陣地、または車両や人の肩から発射される対地ミサイル。対戦車ミサイル(用途が特徴的なので別に分類することもある)や弾道ミサイルもこれに含まれ、用途により様々な種類がある。大きさも数10メートルのICBMから肩に担げるサイズまで様々。

空対地ミサイル(ASM : Air-to-Surface Missile)

航空機や攻撃ヘリ(ランボーとかに出てくるアレ)から発射される対地ミサイル。大きさは1.5-2m程度と小さめ。

対空ミサイル

空中の目標(航空機・ヘリ)を攻撃するミサイル。目標が高速で移動するため、それ以上に高速で機動力に優れる。レーダーや赤外線、TVカメラなどを使用して目標を激しく追尾する。

地対空ミサイル(SAM : Surface-to-Air Missile)

基地などの拠点を守る長射程のものと、戦車部隊などに随伴して部隊の防空を担当する比較的小型で短射程のものがある。前者で有名なのがパトリオット(米)。大きさはパトリオットで5m程度、後者はだいたい2-3m程度。個人で携行できるサイズのミサイル(主にヘリを狙う)もある。

あくまでも相手は航空機だが、最近では弾道ミサイルを迎撃するために開発されたものもある。

従来のパトリオットは弾道ミサイルを迎撃できるパトリオット(PAC3)とは全く別物であり、名前が似てるからといって弾道ミサイルの迎撃はできない。

空対空ミサイル(AAM : Air-to-Air Missile)

航空機やヘリが携行する。これも目視外から用いる長射程のものと、近距離で使用する小型短射程のものがある。大抵の戦闘機はこの2種類を搭載し、時と場合によって使い分ける。大きさは2.5-3.5m程度。

艦対空ミサイル(SAM : Ship-to-Air Missile)

艦船から発射する対空ミサイル。対艦ミサイル(後述)の迎撃にも使用される。艦隊全体を守るための長射程ミサイルと、その防空網を突破してきた脅威(攻撃機や対艦ミサイル)から自艦を守るための短射程ミサイルがある。前者は同時に多目標を処理できるイージス艦に搭載されることが多い。大きさは3-5m程度。

弾道ミサイル迎撃のために開発中のSM-3(米)もこれの親戚。探知能力が高いイージス艦に搭載される予定。

対艦ミサイル

海上の目標(艦船)を攻撃するミサイル。艦船は速度が遅いため、巡航ミサイルばりにジェットエンジンを装備したものが多く(高速でなくても当てられるから)、大型で射程も長い。

地対艦ミサイル(SSM : Surface-to-Ship Missile)

地上(車両)から発射する対艦ミサイル。沿岸に配備され、敵の艦隊や上陸部隊の輸送艦を攻撃する。内陸(敵に見つからない所)から発射できるものもある。大きさは5-7m程度。

自衛隊の88式地対艦誘導弾や地上発射型のシルクワーム(中)、エグゾゼ(仏)など。

余談だが、シルクワームを「北朝鮮ミサイル発射! 発射!」とか騒いでるのを見ると、劣化ウラン弾を核兵器だって騒いでるのより馬鹿じゃないかと思う。騒ぐなとは言わないが、それが何だか説明ぐらいしろと思う。

空対艦ミサイル(ASM : Air-to-Ship Missile)

航空機から発射する対艦ミサイル。かつての雷撃の進化形。ハープーン(米)、エグゾゼ(仏)など。

航空機自体が移動力を持つのと、大きいと重くて何発も積めないので対艦ミサイルの中では比較的小型でだいたい4-5m程度。アメリカのF/A-18などは最大3発までだが、自衛隊のF-2はお国柄を反映して4発装備できる。

艦対艦ミサイル(SSM : Ship-to-Ship Missile)

艦船から発射する対艦ミサイル。ハープーン(米)やグラニート(露)など。大きさは4m程度から10mのものまである。

現代の艦艇は装甲がないに等しいので、当たれば必殺。よって、先にミサイルを当てた方→先にミサイルを発射した方→先に敵を発見した方が勝つ、と言われている。

今日はここまで。あんまり裏とってるわけではないので、全てを鵜呑みにするのは危険です、と注意しておきます。

コメント:5

ろばQ 06-07-13 (木) 1:06

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