- 2017-03-08 (水) 21:52
- コンピュータ
謎田さんの「PC欲しい」に乗ってみたら興が乗ってきたので長くなりました。
- 全て枕詞に「今なら」を付加してください。
- 私が最後にWindowsパソコンを自作したのは2014年なので、最新の情報は知らないです
- 私が活発にPCパーツを買ったりしていたのは2007年〜2009年ごろまでなので、頭が古いです
- AMD党Radeon派
結論は何社かで組んでみたを見てください。
モニタ
22型〜24型で解像度1920×1080(フルHD)か1920×1200。
サイズは予算の割り振りと机上のスペース次第。25型以上はデカイ割に表示領域が小さいです。
私のおすすめはDELLのプロフェッショナルモニタシリーズです。
22型〜24型(P2217H、P2317H、P2417H)なら2万円前後と安価(DELL直販よりAmazonのが安い場合が多い)で、IPSパネル(つまり良いもの)で、昇降脚と回転が標準装備です。この機能は安めのメーカ(IODATA・BenQ・Acerなどなど)ではもちろん、高めのメーカでも不十分なことが多いです。
また、接続端子が多彩なのも特徴です。後々ノートPCにつないでみたり、マルチモニタにしてみたり、PC2台で切り替えて使ったり、PC本体は買い替えてもモニタは使い続ける場合などに役立ちます。USBハブも内蔵です(これは他社でもよくあります…スマートフォンの充電はできなかったよ)。 目立つ欠点は、人によりますがスピーカーがないこと。
モニタについては、最後に(あまり重要ではない)補足も書いておきます。
というわけで、PC本体は8万円くらいで考えます。
PC本体
特に場所の制約がないなら、サイズは大きい方(ミドルタワーかマイクロタワー)がおすすめです。
- 空間が多くて冷却に有利なため壊れにくい
- 急にすごいゲームやりたくなってグラフィックカードを追加・交換したくなった時に選択肢が多い(物理的にでかいパーツが入る)
- 自分で部品交換したい時に手出ししやすい
基本的に、小さいPCは小さいこと自体以外では大きいPCに負けます。
CPU
Intel Core-iなんちゃらで。第7世代ってやつです。
予算が許せばCore i7一択ですが…単体で4万〜5万するので、無理にi7を選ぶより他を充実させた方がトータルで性能は良くなります。Core i5-7400、7500、7600(2.5万〜3万)のどれかを、他のもの決めてから予算内で一番いいの選べばいいと思います。
型番の末尾にKやTが付いてないものでいいです。Kはオーバークロック可能なもの、Tは消費電力が低い(代わりに性能も低いが省エネ/静音PCが組める)ものです。自作する人用。
AMDは避けます。Ryzenはそのうち選択肢に入るようになるとは思いますが、今回は新し物好きがPCそのもので遊ぶアレではないので、やめとこ。
メモリ
8GB(4GBx2枚)あれば十分だと思います。もし足りなくなってもデスクトップPCなら比較的簡単に追加できます。ただし、サイズの小さなPCだとメモリスロットに空きがなかったり、標準より小型のメモリモジュールだったりするので、作業難易度と価格が上がります。要確認。
他の細かいスペックは、自作しないなら無視していいです。
ストレージ
用途的に、120GB〜256GBのSSD+2〜3TBのHDD、などと混載した方が良いと思います。
- HDDだけでない理由:起動ドライブ(Cドライブ)がHDDだと、もはや何をやるにも遅い
- SSDだけでない理由:SSDだけで1TBや2TBは高すぎ!というか溜め込みだと高速である利が薄い
ここで予算を削りたいなら、3TBのHDDを1台にします。3TBは1万円以下で、かつ最も容量当たりの価格が安く、手頃です。もっと要るなら後で、その時に最も容量当たりの価格が安いのを買い足しましょう。
メーカーを選べるなら、SSDはCFD(東芝)かCrucial、SanDiskでもいいか…(Intelは高い)。容量当たりの価格は480GBが優れていますが、単価が高いのと、Cドライブ用想定なので120GB〜240GBで十分だと思います。HDDはWestern Digitalがいいです。
勇み足:バックアップ目的(ストレージが壊れてもデータはコピーがあるので無事だった意味)でUSB3.0接続のHDDもあるといいです。特に専用のソフトを買わなくてもWindows10のファイル履歴機能が使えます。USBのHDDケースとHDDを合わせて1万円…ちょい、ちょい。くらいです。
ビデオカード
細かく言い出すとキリが無いので、ビデオカードは雑にいきます。
それっぽいゲームやるなら必須。やらないなら内蔵(オンボード)で足ります。どんなのにするかはやるゲームによります。具体的なタイトルが挙げられるなら「ゲーム名 ビデオカード」などとぐぐればいいです。
- ブラウザゲームしかやらない:いらないです
- 基本無料とか誰でも知ってそうなタイトル:15000円〜2万円くらいの
- ゲーミングPCでやりそうなゲーム:2万円〜4万円くらいの
- もっとすごいの:知らないです
1万円以下のは、あったから何ができるようになるのって感じの性能です。1万円出せるなら、そこに1万円足して2万円にできるまで買うのを待つか、買わない方がいいです。
名前がわかりにくい
例えば「GIGABYTE GV-N1050OC-2GL(GeForce GTX 1050)」とあれば、メーカー名、型番、搭載チップ名です。搭載チップ名で性能が決まり、型番とメーカー名で評判が決まります。型番はメーカーによって法則があったりなかったりしますが、だいたいチップ名と搭載メモリ量から名前がついています。
具体的にどれを買えばいいの
- 15000円〜2万円クラス:GTX1050(GTX950)、GTX1050Ti(GTX960)
- 2万円〜4万円クラス:GTX1060(GTX970以上GTX980くらい?)
を積んだ、名の知れたメーカーのやつ(GIGABYTE、ASUS、MSI、あたり?)。ショップブランドPCの場合はチップ名しか記載がない場合があります。つまり時期によって違ったり、言ってもプラスにならないメーカーのやつが積まれます。寿司ランチのメニューに「細巻」ってだけ書いてあったら、ネギトロかカッパ巻きでしょ?鉄火は出てきませんが、淡い期待を抱かせることだけはできる…。
チップの他に、メモリの量・接続端子・ファンの有無でも違いがあります。
- メモリの量:2GB以上ならなんでもいいです。だいたい2GB以上あるはずです。
- 接続端子:HDMI、DVI、DisplayPort(DP)のどれかはある。モニタに合わせて必要ですが、HDMIが1口以上あれば買っても何も繋げないってことはないでしょう。2口目以降は、マルチモニタを想定するなら選ぶ必要があります。HDMIミニとかminiDPはケーブルで変換できますので、一応注意するくらいでいいです。DVIとHDMIは楽に変換できますが、DPと他は面倒くさい。
- ファンの有無:有った方がいいです。無いのは、ある目的で自作する人や分かってる人向けで、いろんな意味で割高になります。
あと拡張スロットを1段使うか2段使うか…は、今時のビデオカードなら1段はないか?
選んだら、仕上げに「型番名 地雷」でぐぐってください。悪評が出てきたら却下か、悪評をよく見て検討します。
OS
Windows10しかないです。HomeかProかは概ね
- リモートデスクトップ(される側)を使うか
- 仮想マシン(Hyper-V)を使うか
なので、使わないならHomeでいいです。だいたいHomeの方が6000円〜8000円くらい安いです。
その他
- 電源:自作しないなら付属電源でいいです。具合はPC売ってるショップの評判に比例ということで。カスタマイズでビデオカードを追加する時だけ、電源容量を気にするくらい。細かくは面倒ですが、500W以上あれば何とかなるでしょ。
- キーボード・マウス:付属してるやつでいいならそれで。あまりに安物すぎて嫌なら3年保証のロジクールで好きなのを買えばいいです。いっこ2000円くらいの。気に入らなくなったら買い換えます。
- 光学ドライブ:DVD-ROMドライブは何かと使うのであった方がいいでしょう。スーパーマルチ(書き込めるやつ)でも値段は大して違わなかったりしますし、逆にDVD-ROMの方が高いこともあります。2000円くらいならいいでしょ。
- カードリーダ:SDカード等を使う、かつ読む機械(USB接続などで)を持っていないなら付けときましょう。あとで外付けを買ってもいいですが、机上で邪魔になるかもしれません。逆に、内蔵だと本体を手元から遠い場所に置くと不便です。2000円より高いならセットやめて別に買った方がいいんじゃないかなくらいの価格感です。
- スピーカ:持ってない&付属してないモニタを選ぶ&イヤホンヘッドホン使わない、なら必要。PCとセットで買うのは…微妙…すぎておすすめしたくない。
- ケーブル類:だいたい付属していますが、モニタケーブルだけはPC側とモニタ側を確認して、付属していないなら買う必要があります。HDMIやDVIならAmazonベーシックが安いです。500円とか800円だった。安いー これ以外でもAmazonブランドのケーブルは安いです。最近のケーブルは高いのでも安いのでもだいたい同じです。
何社かで組んでみた
スクッショーンをタップ/クリックすると大きくなるよ。
書き終わってから、ミニタワーの例をやるの忘れてるのに気づきました。ごめんね。下記のスペックを参考にして、キミ自身の手で確かめてみてくれ!
取り急ぎだし、このくらいでいいですよね。HP、DELL、ソフマップは手頃なスペックのものがなかった(CPUの世代が古いとか色々)ので略。
意味のあるビデオカードを積むと10万円を割るのは難しいようです。積まなくても8万円“台”かなって感じでした。
モニタについての補足
- IPS
- 液晶パネルの駆動方式。IPSがよいもの、VAもよいもの、TNは安物、って感じです。今やIPSでも2万で買える時代なので、TNの液晶は素人騙しか、応答速度を超必要とする特殊な人向けです。
- マルチモニタ
- これやってみたいな〜という構想もある場合、モニタ脚に昇降と回転があると便利です。または、モニタアームを使うためにVESA規格対応か。でもVESA規格はだいたいの機種が対応していますし、そもそも一生不要かもしれません。念のため目の端で確認する程度で。
- より高い解像度
- 2560×1440なら27型が適当ですが、だいたい6万以上なので予算オーバーします。同解像度で26型以下は表示が細かすぎるので、用途がハッキリしている場合でないとオススメできません。
もう大して参考にならない懐記事も参考に。
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コメント:2
- 謎田 17-03-26 (日) 20:56
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