- 2007-03-13 (火) 22:04
- 天文
? そんな衛星あったっけ? なんか松本零二の作品に出てきそうな、イスカンダル的な響きの星名ですね。もしかして最近見つかったやつ…にしては神話的だな、と思ってイメージ検索かけたらエンケラドスが出てきた。エンケラドスって言えよ! こないだの冥王星の話題の時もタイタンだチタンだであれだったけど、本当に最近は英語読みで統一してきてるんですね。気持ち悪いよ。
衛星のカタカナ読みは詳しそうなサイトを参考にしてもらうとして、じゃあそのうちガニメデで何か出てきたらガニミードって名前で報道されるのか? といえばどうなんでしょう。ガリレオ衛星あたりは有名すぎて無理じゃないかな、とは思うのですが。
てかさー、いいじゃんよーラテン由来の日本読みでよー。それで覚えちゃったんだから勘弁してくれ、と言うと「冥王星は惑星で覚えちゃったんだから勘弁してくれ」とか、「英語に合わせた方が有利」(何が?) とか主張する人もいるだろうから、私もあまり強く主張はできない。どうしよう。ラテン語がだめならエスペラントで…もっとだめか。ちくしょう、古い人間はこうやって追いやられていくんだ。
土星の衛星・エンセラダスに生命存在か…NASA
【ワシントン=増満浩志】米航空宇宙局(NASA)は12日、水の存在が確認されている土星の衛星エンセラダスについて、「内部に放射性物質があり、これが熱を発し続けている」との見解を発表した。
これにより、地下に熱水が存在する可能性が高まり、NASA研究チームの研究者は「生命に適した場所が存在する証拠をつかんだことになるのではないか」としている。
エンセラダスの表面は氷点下約200度だが、地球の南極にあたる部分で火山のように水蒸気が噴出しているのが、米探査機カッシーニによるこれまでの観測で昨年確認されている。その後の分析で、水蒸気に窒素ガスが混じっていることが新たに判明。この窒素ガスは、アンモニアが熱分解したものとみられることから、外部の研究者も加わったNASAの研究チームは「地中に高温高圧の場所があり、熱水の中で有機物が豊富に合成されたはずだ」と結論づけた。
アンモニアの熱分解にはかなりの高温が必要なことから、この熱源について研究チームは、〈1〉放射性のアルミニウムと鉄が700万年余で急速に崩壊し、衛星内部が熱くなった〈2〉その余熱とともに、他の放射性物質の緩やかな崩壊が今も続いている――とみている。
(2007年3月13日11時52分 読売新聞)
そうそう、エンケラドスの話もしないといけませんね。えーと、なんか前にも似たようなニュースがあったような気がしたらありました。大気が発見されていたそうです。前フリはちゃんとあったんですね。
もし生命が誕生するとして、太陽による光と熱は微々たるものなので熱源は地熱のみな上に重力もかなり弱い(0.01Gくらい?)、しかも衛星自体が土星の重力でひっくり返った説があるなど(まじか)、地球とはかなり異質です。こんな環境で進化する生物は一体どんな按配になるんでしょうね。絶対キモイのは間違いない。
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- NIGHT-D 07-03-13 (火) 22:51