- 2011-06-22 (水) 2:06
- TVゲーム
解なのにさっぱり解けない。
- 綿流し編=目明し編?
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圭一と詩音の出会い方が違うので、違う。ここまでいちいち「違いますよ」と明示されるということは、各編に直接の繋がりがあるなどとはもう思わなくていい…とか言ってると繋がったりして…。
アグレッシブに誤解させに来るよなあ。
違うことは違うけど、結末は同じ。この流れに至る重要なフラグが全て同じだったのだろう。なんかこう、詩音が主人公だとすれば…選択肢を全部悪い方にミスったような展開だった。
- 時間巻き戻し説はハズレか?
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いや、仮にだよ、梨花が死んだ時点、あるいはその近辺で巻き戻しているんならさ…誰々が平成16年の時点で生存なんて言うまでもなくありえんでしょ。他編でもそうだけど。となると、この救いのなかった世界は続いていき(ドラゴンボールの「トランクスの未来」式)、別の平行世界に移動してやり直しなのか?あるいは、一度は無いと思ったが、世界が全部終わった後で(ジョジョ6部の「一巡後の世界」式)、もう1度やり直しているんだろうか?そもそも梨花が巻き戻している、というのが間違いかもしれない。人間にそんな能力はないから。
適当な地点まで戻って別の分岐を作れる能力だとしたらどうだろう。平行世界の移動よりは得心がいく。選択肢まで戻ってやり直し説。ゲームだなー。
このへんはもっと単純にメタ的なだけなのかもしれない。サウンドノベルでよくあるところの「選択肢」「フラグ」「バッドエンド」「再プレイ」が本当にあって、巻き戻しを行うプレイヤー(神様?)までもがいる、それがひぐらしの世界なのだろうか。
つよくてニューゲームでいきなりラヴォス。
- あの足音がオヤシロさま?
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これまでに足音を聞いたのは、レナ、悟史、圭一、詩音。他にも聞こえてるけど黙ってるヤツもいるかもしれないが、とりあえずはこの4人。今回の詩音は、鬼隠し編での圭一以上に詳しく特徴を解説してくれた。もちろんきゅんきゅん☆は悟史ではない。つうかバス停でのレナの話を思い出せよ…。
ここでは、あの足音をオヤシロさまとして進める。特に理屈はないが、何者かと仮定しないと進まないので、オヤシロさまと仮定する。
- オヤシロさまは単体なのか複数いるのか
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神様なのだから何匹いてもおかしいとは思わないが、今のところ同時に複数のオヤシロさまが出現した場面はない。
- 祭具殿でのラップ音もオヤシロさまか
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おそらくは。
あの少し前、祭りの場面では詩音に憑いていた。途中で富竹・鷹野に会い、祭具殿に侵入する話を聞いた後あたりで詩音から離れた。おそらく彼らについて行ったのではないか。前後するが、だからオヤシロさまは単体だと思う。株分けできればする場面だろう。後に祭具殿で詩音と再会(?)するが、自分の祭壇を荒らされて怒り、暴れた(ラップ音)。
疑問もある。なぜ詩音と富竹にしか聞こえなかったのか。いや、詩音は聞こえて当たり前なんだ。なぜ富竹にも聞こえたのか。これは分からない。富竹も詩音と同じ病気だったのだろうか?とてもそうは見えない。圭一や詩音のように、何をされても悪く悪く考えるような描写は一切ない。
ラップ音がオヤシロさまの怒りだとすると、梨花の発言「オヤシロさまは祭具殿を見ても怒らない」と矛盾する。怒りではなく、何かを伝えたかったという可能性はないだろうか。「見ても怒らない」だから、見る以外の何かがまずかったのだろうか?祭具殿内で具体的に何かをしたのは…鍵を開けた富竹、何かのスイッチを押した圭一、舞い上がって一席ぶってた鷹野。詩音も何かしたっけ?ラップ音のタイミングはどのへんだったかな…。鷹野の演説は、もし事実ではないのだとすれば侮辱的。圭一は見るだけでなく触ったが、電気のスイッチを触ると神様が怒るというのも…。やっぱ詩音が何かしたのかな。プレイ中のメモには残っていない。
- オヤシロ様の声を直接聞いて確認したとでも?
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祭具殿侵入から数日後、学校で学校で魅音のフリをした詩音と梨花が対峙した時。
会話から、梨花は「オヤシロさまは祭具殿を見ても怒らない」「オヤシロさまに確認した」と言ったも同然。それをその通りとるならば…暇潰し編の後では曲解は不可能…梨花はオヤシロさまの存在を認知どころか、意思の疎通までできることになる。
- 梨花の「オヤシロさま」と「足音」は同一か
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これのヒントはおそらく、醤油を借りに行った時の、梨花の足音合わせ遊びだと思う。仮に梨花のオヤシロさまと足音が同一のものだとすれば、梨花は、それが詩音にも聞こえているか試したのではないか。なぜだろう。その後の襲撃に関連したのか。
- オヤシロさまがなぜ憑くのか
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レナ曰く、村を捨てようとするのがトリガ。鷹野の話も含めて考えると、外に出ようとする村人と、村に入ろうとするヨソ者が祟りを受ける(憑かれる)。村から出る方に当てはまるのは、レナと、強引に見ても悟史だけ。富竹・圭一はヨソ者という共通点があるにはある。詩音は?ヨソ者の方だろうか。拠点は興宮で、村にはほとんど立ち入っていない。ちょくちょく村に入ってきてうっとおしいのだろうか。
- オヤシロさまに憑かれた者の末路
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憑かれて取り殺されて(?)しまう者(レナ、圭一、悟史、詩音)と、そうでない者の区別が分からない。村を出入りするのは彼らだけじゃないだろう。
レナ説は、結果的にそのように見えるだけで、オヤシロさまが憑くのと、取り殺される(?)のには関連がないのかもしれない。目に見える祟りを起こしているのは人間だ。これを偽の祟りとしよう。しかし、これまで偽の祟りの実行犯はオヤシロさまが憑いた人間の場合が多く、その後、レナ以外は死んだり消えたりしている(これが本当の祟り?)。鬼隠し編の圭一はレナ・魅音を。綿流し編・目明し編の詩音は大量殺人を。これまでの全編を通して悟史は意地悪叔母を(?)。レナは殺人こそ(たぶん)してはいないが、前の学校で大暴れをした。殺人をしていないから死にも消えもしていないのだろうか。本当に村に戻ってきたから赦されたのか?
- 富竹にもオヤシロさまの足音が聞こえていた?
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ラップ音が聞こえた富竹。ラップ音はオヤシロさまの音と考えられる。詩音はラップ音も足音も聞こえている。となれば、富竹もオヤシロさまの足音が聞こえていたと解釈しても、おかしいことはないのではないか。彼も「オヤシロさまが憑いた人間」であり、上の「憑かれたものの末路」に当てはめるならば、どこかで何かの(偽の祟りかも)の実行犯を務め、だから本当の祟りで死んだのかもしれない。
しかし、富竹は他の4人と違って言動におかしな点が全くない。全く?嘘だッ!死の直前に限れば、彼らとそっくり、おかしな点だらけだ。見えない敵(?)に向かって、極度の興奮状態で、金属バットの代わりに角材を振り回している。鬼隠し編末期の圭一みたいじゃないか。
- 喉を掻き毟る・クール病・オヤシロさま・注射の関連性
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目明し編だけに限っても。
- 富竹と梨花は同じような死に方をした
- 富竹と詩音はオヤシロさまに憑かれていた
- 梨花は注射された後に富竹と似た症状を見せた
繋がるね。富竹は、梨花に負けた場合の詩音と同じ目に遭っているんだ。理由はわからないが、富竹は数人がかりで抑えつけられ(これが暴行の跡とされた)、薬物を投与され(注射痕の話はあったっけか…?経口でもいいのかな)、鷹野に運ばれ、放置され、梨花と同じ症状が出て死んだ。じゃあ何か、鷹野は梨花の役か。
いやいやいや、それだとまた分からないことが出てくるぞ。殺害が目的なら、なぜその薬物を使用しなければならないのか。梨花は、詩音の殺害が目的なら催涙スプレーと注射器なんて妙な装備で挑むわけがないんだ。後ろから襲えたんだから、普通に刃物でも用意してくれば良い。催涙スプレーなんて、まるで傷をつけたくないみたいじゃないか。殺害が目的じゃない。
じゃあ何が目的か?もしや、暴れる精神病患者に鎮静薬を投与するのと同じことをしようとしたんじゃないか?富竹は上で述べたように、死の直前は鬼隠し編末期の圭一みたいになっていた、はず。だから数人がかりで抑えつけて薬品を投与したのでは?あれ?じゃああの時の圭一もやっぱりマジックじゃなくて注射器か?
詩音はどこでアレだと梨花に判断されたのだろうか。これもここまで来れば結びつく。足音遊びだ。オヤシロさまの足音が聞こえているのと、クール病に罹っているのには関連があり、それプラス治療法も梨花は知っていることになる。おそらく富竹を殺害(治療?)した連中も。
いやいやいやいや、だったら何で富竹はまだ生きている状態でどっかに放置されて、しかも死ななきゃならんの。梨花もその薬で死んでるし。ていうか富竹から薬品は検出されなかったんだった。あれれ?わからん!ここだけ変。薬品を投与すると死んじゃうだったら、だめじゃん。梨花は、もしかしたら健康体に投与しちゃいけない薬なのかもしれないからともかくとしても、富竹が死んでいるのは解せない。
いやいやいやいやいや、鬼隠し編の圭一は、何の薬品も投与されていないのに富竹と同じ死に方をしたじゃないか。ちょっとまとめてみよう。
対象 圭一(鬼隠し編) 詩音 梨花 富竹 薬品投与 なし(未遂?) なし あり ? オヤシロさま 憑いてる 憑いてる 意思疎通可 憑いてる クール病 罹患 罹患 なし 死の直前は罹患? 死に方 喉掻き毟り ぐぎゃげげ 喉掻き毟り 喉掻き毟り 富竹は「薬品を投与されなかった」から喉を掻き毟って死んだのか…?これ、鬼隠し編だけでもアタリはついたな。その場合、圭一と富竹は筋が通るが、詩音が「喉を掻き毟って死亡」でない理由が分からない。逆に、梨花が喉を掻き毟って死んでいるのも分からない。
いや待て、梨花は自殺だ。注射されたことで真っ青ガクブルになりはしたが、自殺だ。梨花が「詩音を治療してやりに来た」のなら、治療できなかったら詩音がどうなるのかも知っているはずだ。自分の首をメッタ刺しにした後で喉を開いてにやりとしてみせたのは、「お前はこーんな死に方をするのよ…くすく…ごぼごぼごぼ」という梨花のブラックジョークの可能性はないだろうか。「おまえなんかに殺されてたまるか」=この注射では死なないから、自殺しないと拷問で殺されることになる、ともとれる。それらを加味して不明点もあえて断定すると、先の表はこうなる。
対象 圭一(鬼隠し編) 詩音 梨花 富竹 薬品投与 なし なし あり なし オヤシロさま 憑いてる 憑いてる 意思疎通可 憑いてる クール病 罹患 罹患 なし 罹患 死に方 喉掻き毟り ぐぎゃげげ 自殺 喉掻き毟り ううん…。だめじゃん。どっちにしろ詩音が喉を掻き毟って死んでいない。事故死せずにもうちょっと生きていれば、そのうち喉を掻き毟って死んだはずなのか、これ自体が何かのミスリードで、まんまと引っかかってしまったのか、見当はずれなのか…。とりあえず、この件はここまでにしておこう。だいたい、足音が聞こえたレナだって死んでないしな。今は聞こえてないんだっけ。なんでだ。レナ理論が正しい…わけない。なんだ?
あ、オヤシロさまに憑かれている=クール病は、梨花の足音遊び判定法より断定してしまって良いと思う。しかし人を妙な病気にする神様と意志の疎通ができる梨花…というのも、何か引っかかるな。
- 注射器→薬物→入江診療所、というのは単純すぎるか?
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単純すぎる。富竹が薬物によって死亡しているのなら、鷹野→看護婦→入江!と繋げることも可能だったが、私の考察では、富竹は薬物を投与されなかったから死んだことになっている。しかし、鷹野が富竹を捨てに行ったことを忘れていた。あと、薬物を投与するために拘束(暴行の跡)されたと推理したことも忘れていた。投与されないことで死んだのなら、暴行が意味わからなくなる。
だが、鷹野1人で、数人がかりの暴行を行うことはできない。鷹野には他にも仲間がいるはずなのだ。
- 梨花とオヤシロさま
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梨花がオヤシロさまと意思の疎通ができるなら、クール病を治してあげてもらってくださいです。
出来ない理由。
- オヤシロさまが憑いているのと、クール病は関係ない。だから治せない。だったらどうして共通するのか?
- オヤシロさまと梨花は、別に友好的なわけではない。
1の場合、クール病に罹っていることと、オヤシロさまに憑かれている…と省略してしまったが、足音が聞こえることに関連があるのは明らかと言っていいはずなので、無関係などということはありえない。
2の場合、1の矛盾点をだいたい説明できる。だとすれば、この物語は祟りを完遂せんとすオヤシロvs梨花…んん?違う違う。暇潰し編がおかしなことになる。あーーー、キリないから放棄だ。
「お父様はオヤシロさまの祟りで死んだんじゃない」とも言っていたな。もうプレイヤーは誰もオヤシロさまの祟りなんて信じちゃいないよ。
- オヤシロさまが憑くとバイキルトがかかる
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鬼隠し編の圭一でも同様の描写があった。どうもオヤシロさまの足音が聞こえる状態、あるいはクール病の状態だと筋力がアップするようだ。いやいや、どちらかというとリミッターが外れて常時火事場のクソ力状態と言った方が適切だろう。だから精神病患者っぽいんだよな。
- 憂慮システムも崩された
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園崎家黒幕説も、憂慮システムもボツ。毎年の祟りを実行している者は、村のものではない。園崎家はニヤリとして見せるだけ。ただしソースはお魎に聞いた魅音。
それが本当だとすれば、お魎以外の村の有力者があると思っている憂慮システムにタダ乗りしている連中がいるということだ。しかも、村の仇敵に見える人物が消えれば得をする集団が。あるいは、消えても憂慮システム上は怪しまれない人物を選んで消しているだけかもしれない。つまり本当は、ほぼ誰でも良いのだろうか。
消えたと言ったが、本当に消えたと思われるのは、現場監督殺しの作業員、神主の妻(梨花の母)、悟史の3人しかいない。作業員と悟史は殺人犯だが、梨花の母はなぜ消えた?いや、梨花が言うには「殺された」だ。
目明し編でも、やっぱり「誰が何のために」というところには触れることも出来ない。容疑者が1人消えただけだ。
魅音はブラフの話を悟史失踪後に聞いているので、祟殺し編に限らず、全ての魅音はそれを知っていると思われる。だから鉄平を園崎家が祟りの名のもとに葬ったことにしてくれようとした、というと、祟殺し編の不自然さが少しは解消される。
さて、悪の組織リストだが、もうあんまり残っていないぞ…。目明し編で上4つに×がついちまった。
- ×園崎家
- ×園崎組
- ×御三家の集まり(ほぼ園崎家)
- ×雛見沢村
- 白衣の男(入江?)と4〜5人の男・白いワゴン車
- 入江診療所
- 山狗(?)
- 警察・公安
- ×分校
消去法により、入江先生の周辺が最有力となった。彼らは村人ではないし。目的が全く分からないけれど、そうなる。未登場の勢力の可能性も、あるにはある。
いやでも、仮にだよ。入江の周辺が「この村を支配する奴ら。1〜4年目の事件は彼らの都合」だとすると、「梨花を殺害する者。この村を支配する奴らとは目的を異にする者たち」は誰だよ。これも入江先生の周辺なのか?それとも、ここだけ村人が関わるのか?一般村人→村を支配してないもんねー、か?
ていうかなー、梨花がまともに殺害されるENDでは入江は死んじゃうしな。入江の周囲には複数の組織があるのだろうか。名前が“入り江”だし、あの診療所は外から村に入り込んでくる勢力の前線基地なのかもしれない。富竹(リサ?)や入江、鷹野の死は仲間割れか勢力争いの結果なのかもしれない。
- 悟史の行方
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憂慮システムがボツった今となっては、目明し編で公由が述べた「異常者は園崎家が用意」「悟史の捜査が続くと鬼隠しした者にとって都合が悪い」も、なーに言ってんだか、ってところですが、「園崎家」ってところを変更すれば、まだ有効だと思う。異常者は用意されたもので、悟史の捜査が続くと都合が悪い。我々が知り得る情報としては、園崎家は悟史の失踪に関わっていない。ついでに、最後の最後、みんなハッピーエンドで終わったとして。その時に詩音だけ人形をもらえないのはカワイソスじゃないかな。などから考えるとだ。悟史は何らかの理由で生かされている可能性が高いのではないだろうか。
圭一(鬼隠し編)や富竹の例でいくと、悟史も放っておけば喉を掻き毟って死ぬに至る可能性が高いと思われる。梨花の注射器は、おそらくそれをどうにかする薬。しかしそれはおおっぴらになっていない薬と思われる。どこから入手するのか、誰が何のために作っているのか。悟史は隔離されているのだろうか?アレは伝染するものなのか、一時的に抑えることしかできないのか。オヤシロさまとの関連から、ただの病気ではないと思うんだが…。足音が邪魔だ。
どーしても入江に言及せざるを得ない。全部入江か?入江なのか?祟殺し編の圭一も、診療所で眠らされていれば、悟史のように消えることになったのか?そのあと入江先生は死んじゃうんですけどね…。
- 魅音と詩音
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最初の最初、そのまた最初から入れ替わっていたとは。綿流し以降は、だいたい綿流し編で予想した通りだったが、刺青を逆に入れてたのは読めんかった。
目明し編で、詩音がたびたび魅音に代わってもらっているのを見て、やっと分かった。綿流し編の圭一が会っている詩音は、ほとんど魅音が詩音に代わってもらっていた、のかな。もう1回やれば分かると思う。そりゃ詩音が足引っ掛けられるとか、ありえんよなー。
最後に園崎の庭を歩くときのセリフは、おそらく数少ない、詩音が詩音として圭一と会った時のもの。
圭一が鬼に話しかけるシーンは、対象が魅音でも詩音でも同じことなのが面白い。
魅音として死んだ本当は詩音だった魅音はひたすらカワイソス。5編やって100%の死亡率だよね。圭ちゃんに撲殺・監禁拷問転落死・ガス死・ガス死・監禁拷問転落死。おお…。
- 祭具殿侵入はいつバレたのか
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プレイヤーは富竹と鷹野の死が、それとは全く関係ないことを知っている。詩音はそれを知らないので、富竹・鷹野が死んだと知った時点(綿流しの日、深夜)でもうバレてると認識している。
「祭具殿に侵入者があった」ことが最初に他人に知られたのは、綿流しの翌朝に詩音が葛西に電話で言っちゃったところ。次はその日の役員会で、魅音のフリをした詩音が役員に告げた。つまりソースは詩音。
ということは、誰にもバレていなかった可能性が高い。疑心暗鬼で突っ走るところが鬼隠し編の圭一にそっくりだが、魅音の姿を、すなわち園崎家の権威を利用するのでスケールが違う。超迷惑。
だが、イッコだけ分からない。綿流しの晩、最後に魅音が圭一に「詩音に会わなかった?」と聞いた真意。圭一的には、祭具殿侵入という後ろめたいことがあるので思わせぶりに見えたのだろうが…上のように侵入は誰にもバレていないとすれば、魅音は何のために聞いたのだろうか?主語は圭一で、詩音に圭一を取られたかもと不安になったのか。
- 雛見沢大災害
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平成16年までこの世界が続いていることは確認できた。雛見沢大災害が起こったという記述はどこにもない。発生条件は何なんだろう。とりあえず入江の自殺(?)は連動しているが。
梨花の死に方でも分かれる。どっちにしろ死ぬが、内臓散らかし式(信仰の冒涜とか何とか)か、それ以外か。入江の自殺とも連動しているのだろうか?
- 大石の撒き餌
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詩音と話す際、「あなたの親類の目がない喫茶店があるなら、紹介してもらえると助かる」と言った。たしかに言った。ということは、鬼隠し編で圭一を連れて行った喫茶店(エンジェルモート?)には園崎の目があることを知っていたはず。それを承知で圭一を連れて行った。予想通り、魅音は「どこでお昼を食べたか」と食いついた。大石は「撒き餌で園崎を釣る」ことを基本方針としていることがよく分かる。
悟史への追求が緩い気がしたのも、詩音が釣れたから?
- 口裏合わせ
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魅音は悟史のために「祭りに行ってた」工作をしなかった。思いつかなかった。今さら小細工しても無駄と詩音に怒られた。
「お姉が動かない以上、村人はみんな正直に話す」→「動けば村人はみんな嘘を付く」ということ。ダム戦争が実例なのだろう。
だから、祟殺し編で圭一をかばうときは完璧すぎるほど完璧にやった。その完璧さが圭一を追い詰めたのだろうか。魅音は何をやっても裏目に出る子。カワイソス。
- 富竹実行犯説
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- 綿流しの時期に村を訪れる。犯行の下見。
- 誰もが「村の誰かがやった!」と思っているので、ノーマーク。
- 目的はやっぱり不明。ていうか富竹は末端なので知らない。簡単なお仕事。
- 凶器は右手のイエローデビル。
- 殺された理由は、裏切り半分用済み半分。寄せ書きで「ぼっぼくは君たちの親兄弟を*したのに…うっくく…くけけけk」となり、使い物にならなくなった。
- この説、あまりに安いわー。
- その他
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- 鬼隠し編の圭一には大石が。目明し編の詩音には鷹野があることないこと吹き込みに来た。大石は無意識な「オヤシロさまの使い」だが、鷹野はどうだろうか。わざとやってんじゃないのか。
- 同様に、悟史にも誰かが何かを吹き込んだのだろうか?鬼隠し編の圭一のように。急に園崎を憎み始めたあたりが気になるが、ただ単に生活の不満のはけ口をそちらに求めた、でもよい。より人間らしい。
- 北条家の口座の金は、国からでなく園崎から貰っていた可能性はないだろうか。それ以上裏切り者が出ないために「必要なポスト」という表現が気にかかる。が、だったらダム戦争終結後は無難に引っ越すだろう常考。
- 悟史が茂みに隠した「肌身離さず持っていたソレ」は、誰もが「金属バット」と類推するはずだが…。何だろう。机も、叔母を誘い出す罠だよね?だよね?あのへんよくわからん。真っ直ぐにテキストを受け取れないあたり、作者の意図にはまりまくっているのだと思う。
- 叔母を殺害したのが悟史だとして、凶器の金属バットはどうしたのだろう?圭一と同じく、鬼ヶ淵沼に捨てた?その後、圭一が手にする悟史のバットとは一体。単に2本持ってただけか?
- レナは雛見沢に帰るために精神病を装ったと私は確信している。詩音の「奇怪な少女」という形容がぴったりだ。
- 幸せな日記が大石の手に渡っているのはなぜだろう。普通に現場検証で証拠として発見されたのだろうか。しかし幸せな日記とは、大石も粋な表現をするものだ。狂った大量殺人犯の日記やでえ。幸せな日記。
サトさんの情報網…刺青を取り違えたとこまで調べてくるとかすげえな。怖い人が全滅してるから、関係者の口も軽くなったのかな。
- 梨花が注射された時の「……はにゅぅー…はにゅーー…………ッ」があんまり妙なんでメモってしまったが、前後の呻きはともかく…何だ?「みー」「にぱー」の類似品か?あの場面で?ギャグなのか?
- 校長の鳴らす学校の鐘が「すったらーん すったらーん」に聞こえてきた。
- 「もう絶対に選択を間違えないから」そろそろ間違えないようにお願いします。あんた全部間違えてます。
- 詩音おもしろすぎた。
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