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2005-03

α展望

ブリリアントローズリーグ
   チーム名         試合  勝  負  分 ゲーム差  勝率 得点 失点  打率 防御率 本打 盗塁
 米軍職員s                   160 117  42   1    0.0  .735  703  401  .244   2.38  124  210
 福島ブリリアントローズ       160  98  62   0   19.5  .612  679  560  .225   3.34  208  171
 柏の葉ブルークッキーズ       160  92  67   1   25.0  .578  751  610  .242   3.69  144  254
 剛田ジャイアンズ             160  76  84   0   41.5  .475  746  762  .257   4.57  236  148
 長崎シーガルズ               160  66  94   0   51.5  .412  510  548  .221   3.31  168   54
 池袋フルーツバスケット       160  26 134   0   91.5  .162  466  960  .212   5.87  127  150

とりあえずガハハ、ってことで。αセミファイナル出場チームをえう゛ぁる君2.0β

チーム名
米軍職員s69735888
海鳴トライアングル60634975
甲山ブルースターズ68626649
柏グラスプリズン60624971
横浜ブラックシャドー64745566
西大寺ヌードルズ64615467
船橋レッドギャンブラー69625740
横浜ワイルドハーツ67586162
新大阪ユニセックス59565977
因幡ボーパルバニーズ64596954

えう゛ぁる君が確かならばいけそうだぜ!(ファイナル準優勝が)

α1ブリリアントリーグ展望

今年、宜野湾に貸してた4人の選手が、大量のポイントを巻きつけて職員sに帰ってきます。

2 巨毛             L  P  C - - - - -  A  A  C  B  A  D  A -1  0  300 ; M 31 普通  C  B  A        -
P ちょびん         L  B   152  B  A  B  A  E  A  36  200 ; F 23 普通  B  S  C       X5
P ノロイ毛         R  B   148  D  C  A  A  B  A  24  200 ; M 26 早熟  C  B  B        -
P 丼食祭           R  B   152  B  A  B  C  C  B  28  200 ; MM35 晩成  C  C  C        -
and 500p

これは優勝を狙うしかない! 福島を倒すチャンスです。こっそり戦力を揃えてみました。中略。以下で登録しました。

8 片桐             R  P  - - - - - A  B  A  E  C  C  B  A -2  0  290 ; F 25 持続  C  B  D        - (宜野湾)
4 井上             R  S  - - A - C -  S  A  A  C  A  S  D  0  0  250 ; M 28 普通  C  A  E        - (横浜W)
2 巨毛             L  P  C - - - - -  A  A  C  B  A  D  A -1  0  300 ; M 31 普通  C  B  A        - (宜野湾)
9 P6ヨ1         R  S  - - - - - B  D  D  A  B  A  S  A +1  0  250
6 毛毛             L  P  - - - B B -  B  B  A  D  B  D  A  0  0  250 ; M 21 普通  D  S  C        1
3 安田             R  P  - B - C - -  B  B  B  B  A  C  A -1  0  300 ; M 34 普通  C  B  B        -
7 花田             L  S  - - - - - B  C  A  B  B  D  C  C -1 -1  290 ; M 34 普通  B  B  D        -
5 宮舞             R  P  - - - S - -  B  B  B  C  B  C  A -1  0  270 ; F 26 晩成  C  B  C        - (博多)
- 岩城一           R  S  - - A - - -  A  B  C  D  B  D  D  0  0  230 ; M 32 普通  C  C  C        - (横浜B)
- X毛             L  S  - - - - B -  B  A  D  E  C  A  C -1 -1  230 ; M 24 普通  B  B  B        -
- 毛卓さん         R  P  - - - - - C  B  B  D  E  B  D  A  0  0  250 ; M 22 早熟  D  C  C        -
- P6ヨ2         L  S  - - - - - B  A  A  B  C  B  B  E  0 -2  300
- 目毛             L  S  C - - - - -  C  A  A  D  C  B  D  0 -2  270 ; F 22 早熟  C  B  S        -
- ノン毛             L  S  - - - - - C  A  A  B  C  C  A  D  0 -2  270 ; M 26 普通  B  B  C        -
- 猿毛             L  P  - - - - - -  E  A  B  E  C  C  B -1 -1  340 ; M 39 普通  C  B  C        -
- 一条             R  P  - - - B - -  B  E  A  C  B  B  A  0  0  280 ; M 32 普通  B  B  D        - (熱血)
; 厘毛             R  P  - - - - - C  B  A  C  D  B  E  B  0  0  250 ; M 29 晩成  B  B  B        -
P ちょびん         L  B   152  B  A  B  A  E  A  36  200 ; F 23 普通  B  S  C       X5 (宜野湾)
P P6メ4         L  B   150  B  B  A  B  B  A  28  200
P ノロイ毛         R  B   148  D  C  A  A  B  A  24  200 ; M 26 早熟  C  B  B        - (宜野湾)
P 山田             R  A   148  C  A  A  C  D  S  24  200 ; M 26 晩成  C  C  D        3 (台坂)
P 内藤悪           R  C   136  A  A  A  A  A  S  26  200 ; M 29 持続  C  C  C        -
P 電毛             R  D   144  S  S  E  A  C  B  24  200 ; M 31 早熟  D  B  C        -
P 外毛             R  C   132  A  S  B  A  A  B  26  200 ; M 29 普通  D  B  B        -
P D毛             Rs C   136  A  A  D  S  S  C  28  200 ; M 31 持続  C  B  C        -
P 蓑毛             L  D   134  S  A  B  A  B  C  24  200 ; M 30 普通  A  B  B        -
P 鋼毛             Ls D   130  A  A  E  S  A  C  26  200 ; M 24 持続  C  C  C        -
P 虫毛             R  D   130  S  A  A  S  B  A  26  200 ; M 30 早熟  C  B  B        -
P 丼食祭           R  B   152  B  A  B  C  C  B  28  200 ; MM35 晩成  C  C  C        - (宜野湾)
; 毛拓さん         Rs C   136  D  A  B  S  C  A  24  200 ; M 23 普通  C  B  C        -
; AP22         Rs B   144  E  C  C  C  D  B  20  200

俺たちは、強いっ! 目標はチーム防御率1点台。でも野手指揮がCでちょっと怖いのは内緒だ。

ちょっとだけ語らせてもらうと、一番苦心したのは指揮落ちと故障の対策。特にP6ヨ1には悩まされた。外野Bで足眼巧長がDAABの上昇2。普通なら眼長に振って4番打者だが、最高に指揮落ちしてEABBになってしまうと、足巧タイプの外野手(職員sのメリケンスタジアムでは眼長より足巧の方が打つ)の出番を食って邪魔、というか1割台で出続けてチームにとって致命傷になりかねない。そこで彼を一塁に回し、代わりにP6ヨ2を外野で使うことにした(元は外野だが、外人が買えなかったので一塁の控えにするつもりだった)。

だが、そうすると今度は安田(指揮落ちしない)の出番を無駄に食ってしまい、ますます邪魔に。いろいろとテストした結果、最高に指揮落ちしてもEBABならチームの邪魔にならないことがわかり、巧長と振ることにした。この振りだと指揮落ちがない場合の性能が眼長に劣るが、指揮落ちがあればあるほど眼長より “邪魔にならない”。だがしかし、そうすると(ヨ1が一塁、ヨ2が外野で安田が控えね)、指揮落ちなし時の優勝率が落ちてしまうのだ。結局ヨ1は巧長で外野で登録することになった。もう1人同じタイプの外人が買えてればな、というところだ。

新加入の野手については全てその考え方で、素で使えるかどうかよりも、指揮落ちしたときにまだ戦えるか、戦えないなら邪魔にならないかを考えた。新加入選手全員が足長落ちしたとしても、五分より少し悪いくらいで勝負できるはずだ。

故障についても気を使った。野手は全てのポジションに最低限の数字を出せる選手を用意したため、1人のフル故障までならクリティカルではない。2人のフル故障でも同一ポジションでなければなんとかなる。3人フルなら? そこまで責任持つほど給料もらってないし、コストに合わないし、枠がない。

やばいのは投手の故障で、ちょびん、または抑え2がフル故障すると、指揮落ちも故障もなかったとしても相当やばい。先発2〜4の故障は1人まで耐えられる。内藤悪、電毛、外毛は十分先発ができる投手だ。メリケンスタジアムと職員sの守備力があって始めて成り立つ話だが、環境は整えてあるので問題ない。

福島オーナーは「WINSのペナント予想、福島は無理ですよ。」とか言ってやがる。そんなこと知るかブラザー? 倒せるときに張り倒して「俺は福島を倒したッ!」と言い張るぜブラザー? ついでに、RBOファイナルで、職員sのテーマソング“リアル・アメリカン”を歌わせてやるぜ。What’cha gonna do? Brother!

でも去年、すでに長崎が勝ってるのは内緒だ。

シリーズ常勝 第3話 「博多の投手は化け物か!」

辛抱強く待ってた人、ごくろうさま。

野手<投手?

博多が強いのは野手だけではない。というより、むしろ野手より投手の方が強く見える。とにかく球速がやたら速く、150キロ前後が常に先発の標準となっている。パラメータも高めだ。なるほど、投手優先でドラフトしてるんだな…と思って調べたらそうでもない。

  • 49年間での投手獲得数:32人
  • 内、1位獲得:12人

外れ1位がどの程度かは分からないが、投手を優先して指名しているようには思えない。仮に投手を優先して指名していたとしても、この結果で狙い通りにいっているとは思えないから同じことだろう。それでいてあのラインナップ、見事としか言うほかない。いい投手をとれているからか?それとも成長が鬼なのだろうか? 鬼なのならば、なぜ鬼なのだろうか?

まずは、「常に上位でそんなにいい選手がとれるのか」という点から攻めて行きたい。というわけで資料3、ドラフト獲得選手リストを参照。例によって、そのまま Excel にでもはっつけるべき。見たところ特徴は以下のとおり。

  • 球速140未満の投手がいない(ただし、140は13/32)
  • 完投Eがいない
  • 才能Eがいない
  • 左偏重はない
  • 特定タイプの排除もない
  • 才努CC未満にしかならないのはわずか

とにかく上昇ポイント消費後に球速142〜144の完投B〜A、成長BC弱くらいが博多投手の最低条件ではなかろうか、というところが見て取れる。なお、成長BC説は現博多データがCCよりやや上に基準を置いているように見えるからである。

それを踏まえて振りシミュレートを行った結果が、資料の上昇ポイントの右端に追加されている数値。左から「球速に最大限振った残り」、「さらに成長BCに近づけるよう振った残り」「さらに完投Aまで振った残り」となっている。

この条件を満たす前に上昇ポイントを使い果たしてしまうのは8名と、多いのか少ないのか判断に迷うが、8名中1名を除いた全員がわずか1ポイントの不足であり、そのほとんどは機械的でない柔軟な振り振りが行われれば問題ない範囲に収まると思われる(例えば成長をCCで止めたり、完Bであきらめるなど)。

成長、球速、そしてある程度完投に振った残りのポイントだが、おそらく大体の場合は制球に振っているのではないだろうか(これも現博多データによる)。私は制Eより質Eの方がまし派なので納得できる。例えば球速と完投をある程度以上備え、制質がともにD以下の投手である場合、私は制を優先するだろう。制D→制Cは雑魚→谷先発、制C→制Bは谷先発→主先発への壁だと私は思っている。反面、球質はDでも他がよければなんとかなるし、Aだからといって制がEでは使えない。新人の場合は後々に成長する確率も考えて振らねばならないのであれだが…話がそれた、閑話球団、いや休題。

どうしても気になったので、推理しただけで満足せず物証を掴みに、すなわち博多の振り傾向も探ってみようと思う。博多は、獲得した投手の、何に何ポイント振ったのかを、ここまでで掴んだ情報とドラフト結果・登録ログを元に再現してみた。それが資料4だ。

特筆すべきは、やはりの制球重視・球質放置の傾向だ。252:AP16と259:AP29を除いては、宇宙を入れているか他に振るところがなくなってから、はじめて質に振っているように見える。やや的外れな表現を用いるならば、他に振るところがないから仕方なく質に振っている印象だ。一応、質を最後に振ったとする根拠はある。完も制もAにするか2ポイントずつ振っているのに、質だけ1ポイントというケースが見られるからである。質優先ならば、制質質のケースがもっとあっていいはずだ。あとは振り回数。詳細は下記の表。

振った回数
8回6/32人18.8%
28回19/32人59.3%
30回30/30人*1100%
36回26/32人81.2%
11回11/32人34.3%
13回13/32人40.6%
  • *1 : 球速150以上で振れないのが2人いた

明らかに 制>質 である。

話を戻す。放置の質とは逆に、制は成長と球速にポイントを消費した後ではあるが最低Cを確保するようにしている。質がEでも、完投がBでも(時にはC止まりにしてでも)制Cを確保している。また、制球がCあっても、完投がAに達した後に余りがあれば制に振っている。

以上より、博多の投手振りは“才C努C→速→完B→制C→完A→制A”とすれば9割方説明できるのではないだろうか。また、最初の方での述べたが、近年は成長の基準をBCかBBくらいに引き上げているようだ。

さて、読者もお察しの通り、獲得選手や振り方を見たところで特別なことは何もなかった。すごい新人ばかりをとっているわけでもないし、奇抜な振りをしているわけでもない。それなりの選手をとって、堅実な振り方をしているだけである。強いて言うなら即戦力振りとでも言うべきだろうが、革新的でも電波的でもないから特別ではない。「なぜ博多の投手はあんなにも強いのだろうか?」、その答えは博多投手の成長っぷりに隠されているい違いない。

成長っぷりを調べてみた。

例えば球速の成長っぷりを見てみよう。初期値+上昇と球速が最大になったときとの差…つまり球速がいくつ上がったかを表にしてみた。

球速の上昇っぷり1
球速初期値振り後ピーク
1401300
1425132
144552
146254
148129
150235
152004
154001
156001

初期値で140キロ、振り後で142キロが最多数だが、ピーク時には148キロを頂点とした146〜152キロが最多数となる。平均値では4キロの上昇となっているが(後述)、振り後142キロの13人中、4キロ上昇の 146 までいかなかった者は3名しかいない。一切上昇しなかった者は、50年も前の2人だけ。142のほぼ全員が 146以上になっているのだ。見事な育成である。

同様に、制球や球質、完投についても上がりっぷりを調査したのが資料5だ。これを元に上昇っぷりの平均をとってみると、驚くべき成長だった、感動した! と言う予定だったが、なんか普通だった。

上昇平均
初期値振り後ピーク
球速142.52144.37148.44
差分1.854.07
制球3.482.591.48
差分0.891.11
球質3.152.852.07
差分0.300.78
完投3.041.891.15
差分1.150.74
  • 資料5内の*は300年度終了時点でピーク前の新人、またはピーク前に退団した選手なので、今後登場する表からは全て除外
  • S=0…E=5 としている。つまり、制はC〜DがB〜Cになり、A〜Bまで成長しているということ。

見るところは差分だけ。完投や球質の上昇が1ランクに満たないのに対し、制球は1ランク以上、球速は2ランク以上の上昇を見せている。完投は元々A付近まで上げてしまうから上昇が少ないのはいいとしても、振り後値の低い球質より、必ず振っている球速・制球の上昇が大きいのは不自然ではないだろうか? 球速・制球は常時重点トレーニングなのだろうか。または 才>努 により、高い制でも成長率が高いのだろうか。

もうひとつ疑問点。球質と完投はだいたい同じ上昇っぷりとなっているが、振り後値では1ランク完投の方が高い。球質と完投の成長曲線は同じはずなので、値が同等なら上昇率は同じ、ということは振り後値の高い完投の方が球質より上昇数が小さくなければおかしいと私は思う。なぜ上昇数に差がないのだろう? これも 才>努 だからだろうか。球質と完投の成長曲線は同じでない! スマンカッタ

次に、初期値別に球速がnキロ上がった人数を見てみよう。平均では分からないことのほうが多い。

球速の上昇っぷり2
振り後値142144146148150
人数27134523
0521011
2611211
4531100
6741101
8210100
10220000

まず、成長の鈍かった人たちを見る。0〜1ランクの上昇に終わった選手が11人、全体の4割に達するのが意外と言えば意外だが、上昇0〜1ランクで148以上の博多クオリティに達した6人を除けば 5/21 と、ダメな選手率は全体の 23% にまで減少する。146 なら 20% だ。別の視点から見てみよう。ピーク時に球速が博多クオリティの 148 に達しなかった投手はわずか 8名(先の表「球速の上昇っぷり1」を参照)。146 なら 4名。4/27 である。50年やって落ちこぼれ認定がたった 4人? 15%? ありえない。実質上、博多は落ちこぼれを出していないに等しい(低速=落ちこぼれと見るのもあれだが、博多的には間違っていないと思う)。枠つぶしをとっていないのではない、枠つぶし候補はいくらでもいる。うまくのばしているのだ。

また話がそれるが、枠つぶし率 15% がどれほどすごいか説明する。年代が違うので単純な比較はできないかもしれないが、150年度〜225年度あたりで網走投手が 20/55(36.4%) だった(自分が基準ですまんが、他の“ドラフトがうまくない”オーナーのデータを持っていないので)。ついでに過去記事からちょっと修正して自己転載。

博多は「150年度以降入団・225年度時点で現役でないもの」という条件で、野手 11/70(15.7%)、投手 7/52(13.5%)。(那珂川)

甲山は野手 5/40(12.5%)、投手 5/30(16.7%)くらい(概算)。(NIGHT-D)

  • 数値は自己申告
  • 枠つぶしとは、読んで字のごとく「枠をつぶす使えない選手」のこと

100年たっても変わらない枠つぶし率、それが博多クオリティ!

話戻って、制質完も初期値別でどの程度上昇したかの表。

制球の上昇っぷり 球質の上昇っぷり 完投の上昇っぷり
振り後値
人数27356490 270810630 2701511100
上昇09001170 15018240 13001480
上昇110113320 10022240 8000620
上昇24112000 5040010 6014100
上昇34130000 1010000 0000000
上昇40000000 0000000 0000000
上昇50000000 0000000 0000000

アレ? 振り後の球質Eっていないのか…。今気づいた。

球速のように4ランクとか5ランクのアップはない(上がるとこないから当然だが)。唯一、制球でのみ3ランクアップが4人いるのは重点の成果だろうか。制球はD以下で終わった選手が1人しかいない。D以下で終わる可能性を持った選手が8人いることを考えると(以後、1/8 と表記)、判別する術はないが重点の他に個人特訓も加えているのではないかと推察される。質もD以下で終了は 1/8 だし、完もC以下終了が 1/6 だ。だめな奴がだめなまま、というケースが非常に少ない。だめなのがだめでなくなる何かが個人特訓なのだろうか。本当にそうか? 手持ちのデータだけでは分からない。

ぬるいリーグだから?

選手のデータを舐め回すのはこのくらいにして、別角度からアプローチしてみよう。以下の資料をご覧いただきたい。

リーグ全体の能力が低めなら、平均を上げるべく成長しやすく、低下しずらくなります。逆に能力が高めなら、平均を下げるべく成長しずらく、低下しやすくなるわけです。

なので、周りの能力が低ければ、それだけ上昇しやすいわけです。

この平均は能力ごとにとられますから、長打が全体的に低いリーグにいれば長打を伸ばすのは容易という事になります。

このへん、結構大きいんじゃないかと思ってます。

本来は、4割打者続出とか、70ホーマーばんばんでるとか、逆に首位打者が2割台とかならないようにつけくわえたロジックですが、それだけに、即効性があり強力に働きます。

昨年の首位打者が2割台だったとしたら、のんびり僅かな補正かけても、翌年にもやっぱり2割台でしょうから、速攻で劇的に打撃能力が上昇するわけです。もう、どのくらいだったか覚えてませんが、最大、上昇確率が2倍くらいまでいったはず。

ナイス事実発覚である。分からないところが分かってくるかもしれない。これをきっかけとした調査結果が、資料6だ。Excel での閲覧推奨。表は左から下記の通り。

  • 年度
  • 能力名
  • フレアーリーグの平均能力
  • フレアー以外の平均
  • フレアー以外で最高リーグの平均
  • フレアー以外で最低リーグの平均
  • フレアー以外の平均とフレアーの差
  • 最高リーグの平均とフレアーの差
  • 最低リーグの平均とフレアーの差
  • リーグnの平均…

球速・回復はマイナスになっていればフレアーが劣っていることを示し、他はマイナスならフレアーが優れていることになる。っていうか 3行目〜 6行目以外はどうでもいい。ついでだからグラフも作った。余計なパラメータもあるが見逃して欲しい。

ここでさっきの疑問「個人特訓か?」が解ける。きっとフレアーリーグは平均が低いに違いないのだ。まず球速。ほら低い…くない。むしろ高い。特に 251-260 と 281-290 は平均 1キロも高い。きっと博多も苦労したのだろう(したの?)。フレアーに集められるチームは下3つは弱々だからドラフトで高速投手をとりやすかったとか、そういう理由だろうか? うーん、もしかしたら計算が間違っているのかもしれない。まあいいや。問題は平均が高いくせになぜ伸びているかだが…なぜだろう?

制球は平均よりちっと低く、球質は平均よりめちゃくちゃ低い時期が多い。1リーグに80人からの選手がいて、0.3-0.5 違うっていったらそれは相当格差がある。この2つは平均より劣っているからして、並のリーグよりは上昇度合いが高いということであれば計算通り(何かと比較できないので主観だが)。また、博多が球質に振らないのも自リーグの平均が低いからじゃないか? と勘ぐることもできる。その割にはあまり高くなっていないので、無用な勘ぐりであるかもしれない。

ついでに全体の傾向にも言及すると、球速は281年度を境に、平均は変わっていないがいいリーグと悪いリーグの差が激しくなっている。新しい何かでも導入されたのだろうか? また、完投だけが全体に上昇傾向となっている。振る人が増えたのだろうか。球質・制球は低下しつつあるので、その分だろうか。

博多と他のフレアーリーグのチームを比較してないので憶測だが、博多は常に勝利するため監督能力が他チームより高く、また、オーナーの育成能力も高いため(いいとこで重点や特訓をかけられる)、リーグが弱いために割り当てられた上昇枠(というものが仮にあるなら)を多く分捕ることができるというのはどうだろうか。我ながらちょっと弱い推理だ。年代別成長数も出すべきだっただろうか。嫌だ。面倒は嫌だ。却下、却下である。

お茶を濁す意味で、最後に資料7。49年間の各リーグ平均防御率である。フレアーリーグは平均値では全体で2番目に悪い防御率となっており、RBO平均(約4.00)より悪いのは 28/49。4.20より悪い年17回というのも最多タイ。疑う余地なく、リーグ防御率が悪いリーグである。ここからは半分妄想が入るが、リーグ防御率も投手の成長に何らかの関係があるとするならば、フレアーリーグは投手育成に有利なリーグであった、と言えるのではないだろうか。

リーグ防御率は投手がよくても守備力が低かったり野手がすごすぎたりすれば悪い数字が出るものだから、投手は悪くないのに投手が伸びまくる、というのはあるのか? ってことが言いたいわけだ。もっと考えると、自チームの野手も投手もかなりよくて、他チームの野手と投手も悪くはないとしても、他チームの野手の守備がボロくてリーグ防御率が悪かったり、運用がまずくてリーグ打率が低かったりすると、さっきの割り当て上昇枠分捕り作戦で自チームの良い野手や投手をさらに良く伸ばしやすいとか、そういうテクニックが使えるのか? ということ。能力が高くても数字が出なきゃ弱いと判定されて能力が上がることもあるのかと。

そもそも、博多の成長が他と比較して多いのかどうかすらはっきりとはしていないことに今更気づいた。他リーグの他チームのデータをいくつか集めて比較しないことにはなんとも言えない。もはや何が言いたいのかと。

もう疲れたから結論

  1. リーグ平均は影響するが、まだ私にとっては現実とオカルトの境界で戦力にはなりえない。
  2. 当たり前かつ言い古されているが、使えない選手をとらない。
  3. 即148制A球B完A。これが博多スタンダード。

次回は横浜Lか甲山の予定だが、おそらく横浜Lになるだろう。甲山は自分で時々何か書くことがあるから。それとは別に、成長/衰退率とかも調査したいのココロ。あるのは“やる気”だけで、“やる”気はないけども。

4月はOBオールスターをやるのでしばらく放置になると思う。

人権擁護法案

2月中ごろから2chの各板で見かけていたこの法案、那珂川さんとこでネタになっていたので少し便乗してみます。

細かい話は那珂川さんとこを見てもらうとして、私は反対です。しかしこの法案、マスコミは不干渉で国民は不感症ですが、各政党の旗色はどうなんでしょう。ちょっと調べてみました。

自民党

与党は賛成。公明は略。最新のニュース(2005/03/10 15:00)によると、自民党内で地方で救済実務を担う人権擁護委員の選考過程が不透明だの、「人権擁護委員の資格として国籍は問わないのか。どのような人が、どう選ばれるのかが不透明だだの、人権の名の下に何でもまかり通ってしまうのは危険だ。あわてて提出する必要はないといった、2chレベルの意見が飛び交った末に、法務省案の了承を見送ったとあります。へぇ、法務省が火元なんですか。

いまさらこんな意見が出たと報道されるあたり、国民の反応でも窺ってるんでしょうか? どうなんだろ。TVでやるのかな。「民主党が賛成してる危険な法案に自民党が“待った”」という、無理のある筋書きで是非。

民主党

与党とは法案内のメディア規制の凍結か削除かで対立しているようですが、基本的には賛成してます。

メディア規制ってのは、200%意訳すると「犯罪被害者の子供に馬鹿インタビュアーが「お母さん殺されて悲しい?」とか聞いて回るようなのは、過剰な取材かどうか人権委員会が判断し、救済対象にもなる」ということみたいです。具体的に馬鹿インタビュアーがどうなるとか、救済されると何がおいしいのかは知りませんが。

確かに昨今の報道、特にワイドショーっぷりは被害者ならぬTVを見てるだけの私から見ても略して余りあるほどひどいですし、自主規制なんて死語もいいとこです。で、人権擁護法案のメディア規制に関してのみ、民主党は言論・表現の自由や国民の知る権利を損なうおそれが強いとして削除を求めています。与党は凍結(法案には入れるけど、スイッチ入れない限り無効)の線でどうか、と言ってます。

早い話が、メディアだけは保護しようよと言ってるわけですね。もちろんメディアって既存のメディアのことですよ。人権擁護法案のお題目は人権侵害の救済ですが、メディアよってに冒された人権は例外らしいです。テレビはみんないい人ですか、そうですか。

さて、そこんとこだけ納得いかない民主党ですが、

今回は「党の考え方は基本的に変わっていない」(江田五月・人権侵害救済法に関するプロジェクトチーム座長)としながらも、友好団体の部落解放同盟が今国会成立の方針を掲げていることもあり、明確な方針を示していなかった。

これって開同が通せと言ったから節を曲げますってことでしょうか。

話は変わって、民主はこっちのがギガワロス。引用します。

(1)グローバリゼーションと情報化に伴う新しい変化や価値に応えるために。

  • 国家主権の移譲や主権の共有へ
  • アジアとの共生

ば、売国?

でもこっちの題目の前半部分と2番目の前半部分は字面だけなら賛同できます。

(5)なし崩し的自衛隊の海外派遣という事態を許さず、国際協調主義で平和を確固たるものとするために。

  • 国際協調の立場に立ち、国連の集団安全保障活動に積極的に参加
  • 専守防衛に徹した、「限定された自衛権」を位置づける

中学生のとき、選択教科がありました。書道と音楽と美術です。どれも選択したくありませんが、選択が必須らしいです。最初から籤か何かで必須にしてくれればあきらめもつくのに。私は字を書くのが嫌いです。墨も嫌いです。音楽も嫌いです。一人で楽器を演奏するのは嫌いじゃありませんが、大勢で合唱するのが気持ち悪くて嫌いです。あと、先生が必ず女性の権利を主張するアホ文化人的な風貌と性格なので100%ウマが合いません。しなくてもいい反抗が面倒くさいです。美術も嫌いです。絵を描くのは苦手です。木やら何やらで物を作るのは好きです。というわけで嫌々美術を選びました。他よりましだからです。

私が支持政党を選ぶのも似たようなものなのですが、学校と社会は違いました。自民党よりましな政党がありません。

共産党

独自路線きた! 廃案なら次の衆院選で一票入れてもいいです。20くらい議席とっといてくれ。

あ、社民党を忘れてた。別にいいですね。この件についてはさっき刃を焼き付けたばかりなので、間違ってたら指摘していただけると助かります。

そういや、朝日新聞機、竹島付近の韓国防空識別圏に接近 なんてことがあったそうですよ。ていうか、独島って書けよ。

あ、そうか、自作自演で「朝日も日帝と同じ扱い」という演出か。最近、仲間だってバレ始めてますもんね。

シリーズ常勝? 番外編 「監督戦術の最適解を求めよ!」

私は投手並べと同じくらい監督戦術が大好きです。なぜかというと、この2つを最適化すればかなりの戦力差を埋めることが可能だからです。誇張でなく、チーム力の差が1〜2ランクくらいあっても逆転できます。ほとんどのオーナーはこれらを最適化できていないと思います。裏を返せば、ほとんどのチームは今より強くなれる可能性を残していると思います。だからここのところはなるべく喋りたくありません(笑)。

ごめんなさい、嘘つきました。本当は大嫌いです。どうしても戦力が揃えられないので、毎回ここでツケを払わざるを得ないだけです。一度でいいからテストも並べも戦術いじりもなしで優勝したいです。

タイプ

毎年いじりますが、テストしない年は -2 です。-2 なら勝てなくとも死にはしません。逆に、+2 だと長打Aってだけで 2割も打てない二塁Cがフルで出て死ねる場合がありますので、テストなしではいじりません。また逆に、テストするときは全ての値を取りうる可能性があります。非常にデリケート、かつ魅力的な項目です。

全員の守備がよければ大抵は +2 か -2 でいいでしょう。-1 を使うのは、-2 だと打線がいささか消極的な場合です。私は結構-1を多用しています(と思うよ)。例えば -2 だと 650点前後しか取れないときに、-1 だと防御率が下がらずに 700〜800点くらいとれるようになることがよくあるんです。野手のレギュラーと控えに大きな差がないときに効果があるのかもしれません。

+1 はその逆で、+2 と比較して防御率が劇的に良くなる場合があります。投手層と代打層と守備位置が関係している、はずです。+2 のイケイケで先発に代打だしてみたら、代わりの野手は守備低いわ代わった投手はゴミカスだわ、とかの場合などでしょうか。

時間と手間をかける気があるなら、タイプはよく吟味すべきです。投手の並び方を少し変えたり、野手を1人追加しただけでもタイプの効果は変わってきます。いじるなら手間を惜しんではいけません。惜しむなら-2にすべきです。

継投

なにがなんでも +2 です。伝統的に先発と後ろの力量差が少ないので必然です。ただ、先発数名だけが結構よくて、あとはクズのときなんかは 0 や -1 とかにしたりします。何故か? 後ろが足引っ張って負けるからです。残りのカス先発はどうなるのって? 捨てます。前3人が勝ち越せれば半分は勝てます。

誤解を招くかもしれないので一応記しておきますが、+2 だと 5位なのが 0 や -1 なら 2位や 3位、運がよければ優勝できるかも? とかそのレベルでの話です。あくまでも苦し紛れの手段です。

先発 6人が全員優秀で、中継ぎ以降がやや劣る場合は 0 が強力です。全員が結構なレベルの場合は +1 が強いです。ただ、その場合は先発の 1〜2人を抑え2や中継ぎ1に回して継投 +2 にした方がよい場合もあり、一概にどうとは言えません。

起用

+2。能力低くて実績高い(つってもCとかBだけど)選手と、能力高くて(ベテランと比較して、程度)実績低い選手という風になっていることが多いので +2。まれに能力も実績も高い選手で固められることがあるので、その場合は 0 にしています。実績低がカスすぎて実績高がすごすぎ、なんてことはないのでマイナスはありえません。

守備でここはいじりません。守備が低い奴はそもそも人権ないので枠外か、枠内でも出ないようにタイプで調整します。守備の低い者が試合に出るのは優勝がビリになる以上の絶対的致命傷なので、確実に回避できるところで回避します。

打順

+2。レギュラーがばり強い奴で固められたら +1 か 0。でもそんなことはないので常に +2。レギュラーと控えの格差がなければ常に +2で問題ない項目だと思います。

バント

+2。または +1。野手がどうのより、投手に配慮してマイナスはつけません。

長打や実績の高い選手は +2 でもバントしないので、そこんとこも見て +1 か +2 か決めてます。快速非力巧高のアベレージヒッターが多い場合は、例外的に 0 にすることもあります。打てばヒットなのにバントされちゃたまりません。

エンドラン

+1 か +2。足のある選手と巧打の低い選手の数を見て決めます。長打馬鹿が多い時は 0 にすることもあります。あとはテストで微調整。下手な +2 で得点力を下げるよりも +1 のが使いやすい。ただ、若いのが多いときや重点が足の時は +2 にして賭けてみるとおいしい可能性があるかもしれない。もちろん、今一歩で勝てそうもないときにとるべき手段。

盗塁

+1。単純に足の速い選手が多いときは+2。足の速い選手が皆無ならマイナスをつけることも。

ただ、リーグ内が肩の強い捕手だらけで、かつ足AとBが主力の場合は +1 に控えて代わりにエンドランを増やす方がいい場合もあります。空振りした時は見逃した時より盗塁成功率が高いようです。

また、足Cは結構走っちゃうので、それが多いときはやはり +1 に控えたり、足Bが主力でもCが少なく、絶対単独スチールはしないEだのDだのが多い時は +2 にしたりします。

バント・エンドラン・盗塁はいわば三位一体で効果を発揮しますので、この3つはワンセットでテストします。

エース

ふつう-2。そんなすげー投手いるわけないし、伝統的に(以下継投を参照)。

抜けた奴がいれば -1 ですが、+1 や +2 にする場合もまれにあります。洒落にならないくらい投手が弱いけど1人だけ強い場合。後ろが足引っ張って負けるから。または、好きな選手がエースの時。もちろん余裕のあるときだけですが、余裕がなければ買ったり借りたりして強引に埋め立てます。

抑え

ふつう +1。抑え2が完投高で抑え1も十分強く、ほぼ確実に優勝できる場合は +2 にします。100勝以上を目指すときでしょうか。ペナントが五分五分っぽくても、エース格(といってもたいしたことない)を抑えにして先発を1人ずつ上にスライドさせる戦術をとる場合は +2 にすると効果が大きいです。私はよくやります。

球速が早くない場合はどんな場合でも +2 はご法度で +1 か 0。抑えに捨て投手を配する場合は -1 か -2 です。どんな場合かは恥ずかしいので内緒。

以上、那珂川日記を見てつい。

シリーズ常勝 第3話 「博多の投手は化け物か!」、の前に。

その前にです。こざぴ〜さんのblogにこんなんが。

足りないものは貸してもらおう。
外人でなんとか凌ごう。
これじゃ安定して強い強豪チームの前では長いスパンでは太刀打ちできないです。

すいません、それ完璧に網走です。優勝してる年は、たいてい主力の半分から8割くらいが借り物買い物外国人だったりします。ドラフトと育成が超苦手なので、誰か代わりにやってください。

ついでに掲示板に書き込みのあった方々へ。

>那珂川さん

どうでもいいですが、3/7の日記で「馬鹿」は15個でした。

馬鹿の数を「検索を使わずに」「自分の指で」数えてみました。労力使っても感謝されるとは限らない好例だと自負しております。

感謝もなにも、75個ほど数え忘れてますよ。

>NIGHT-Dさん

関係ないけど、「ギガワロス」にギガワロス。

ワロスがガングロなら、ゴングロくらいですか?

>mokさん

「これって資料2だけでええんとちゃうん?」

いきなり2だといきなりかな、と思ったんですが、いらなかったようです。

>mokさん

「博多を負かしたければ、誰もが野手を借りてはいけない」ってのは博多に限らず強い球団がレンタル出してるのを見ると常に思うんですが、目前に優勝がぶら下がってるとつい飛びついちゃうんですよねぇ。

私は真っ先に借りますよ。

>ホイホイさん

打撃指数って馬鹿に出来ないんですね、私はおまけ程度にしか捉えていませんでした。

「馬鹿にできない効果」は指数より実績の方にかけたつもりで、全然かかってない文章になってます。すいません、指数はおまけです。メインは実績です。そりゃ指数が高くて悪くはないですけど。

>真堀さん

160試合やって博多に勝つより18試合で勝つ方がはるかに楽であり、かつその目的は仮に博多がレンタルによって利益を得ていても十分達成が望めるものです。

結論の2はマーフィーの法則的な、いわばギャグみたいなものですから気にしないで下さい。私も博多の野手を借りて博多に勝ちたい所存です。

っていうか冠さえ確保すれば博多と160試合やる状況は起こりませんし、自分が冠とれて博多と160試合やる状況ってのは、もう博多に「博多を越える」なんて気を起こさせる神通力がなくなってる状況ですから、ありえません。

>じゃすさん

そもそも、上でも引用したような、”成長CCでDBDA程度のたいしたことない選手”を取ってるにも関わらず、”他球団に(金を払ってもらって)借りてもらえる選手”が育ってることこそ一番わからない点だったりします。

>那珂川さん

リーグ全体の能力が低めなら、平均を上げるべく成長しやすく、低下しずらくなります。逆に能力が高めなら、平均を下げるべく成長しずらく、低下しやすくなるわけです。

なるほど、私もいまいち弱いなあと思っていた部分でしたが、そういうからくりでしたか。軟投しかいない職員sはリーグの仲間に貢献しまくりですね。

ハァ、なんかこれだけでおなかいっぱい、量的にもこんなもんじゃない? ってことで続きはまたこんど。実はまだ半分しか書けてないからだけどね! しーゆー

罰則、CM導入も検討課題 NHK受信料で総務相

NHKが受信料を払わない人には罰則を設けたり、TV試聴が可能な機器…PCなどへの受信料相当分上乗せを検討課題とする考えを表明したそうです。何考えてるんでしょう。いや、馬鹿か! って意味でなくて、これを発表すると、どんな得があるのかちょっと分からなかったんです。

ていうか今更ですよね、2007年までにはアナログ終了…って、それは昔の話でしたっけ? 今は2011年とかこいてるんでしたね。どっちでもいいですけど、デジタルになったらスクランブル放送にでもすればいいのに、したら潰れちゃうんでしょうか。韓国ドラマと大相撲と生活笑百科がある限り大丈夫だと思うので、思い切って徴収員が徴収するという旧態然(←で検索したら馬鹿が煽りあってる掲示板が出てきた)かつ非合理的な形から、ICカードだかなんだかよくわからないハイテクっぽいデジタル風味にすれば、みんな騙されてお金払いますよ。そうなれば初期投資はかかりますが、受信料収益の10%以上を占めるとされる徴収費用をいらん徴収員にかけてやる必要もありません。

それがだめというなら、NHK が映らないテレビを発売すべきです。やったメーカーは神。私は東芝が好きなので、東芝がんばれ!

受信料を払わない人が悪者扱いされる仕組みはよくわからないんですが、きっと NHK の方が悪者。公共放送としての NHK をいらないとは言わないけれど、今の NHK ならいらない。邪魔。

シリーズ常勝 第2話 「衝撃! フレアーサイクルの謎」

本当に原料だけ投下して後は放置する段取りだったんですが(だって自分がおいしくないもん)、ファイナル2連覇のmokさんが「次あるんですよね」とか言うんです。権威を背景にした脅迫です。

そういうわけですので、しぶしぶ、嫌々、役所より雑にやりました。最初は博多。博多がどんな選手をとってきたのか、そこから何か役に立つことが読み取れないか、という試みです。以下に昨日公開した選手一覧を任意の共通点で抜き出したものを用意しましたので、傍らにウィンドウを置きつつ本文をご覧下さい。ファイル内の選手データは1能力ごとに空白区切りとなっておりますので、Excel などで並べ替えて遊べます。というか、Excel での閲覧を推奨します。ファイルを保存してExcelで開くもよし、空白をタブに置き換えてそのまんまコピペするもよしです。

まずは資料1をご覧下さい。見て分かるとおり、251-299 の博多の獲得野手を希少ポジション順(捕二遊三外一)に並べ、その中で長打順に並べたものです。間違いなく、博多は長打を念頭に置いた選手の獲得をしています。53名中、長打Dが6人、Eが2人しかいません。その8人も外野手1名を除いて全員が希少ポジション(捕二遊)を保有しており、能力も守備以外は私の目から見ても低い傾向にあることから、当時、これらのポジションが枯渇して仕方なく獲得した選手が大半であると思われます。

反面、足はほぼ見ていないと言ってよいでしょう。現在の博多のデータを見ても足は重視されているとは思えません。左打者は少なくないですが、足はDやEがほとんどです。また、獲得されている左打者の 12人中 9人が希少ポジション(捕二遊)となっており、主力となるべき位置はほぼ全員が右打者で固められています。

次に資料2をご覧ください。右端とその1つ手前に2種類の数値が追加されています。これは、選手データに対し「長打をAに、才努をCCに最大限近づける」ように上昇ポイントを振ったと仮定した結果の残り上昇ポイント数です(左長Eなどはおそらく足から振っていると思いますが)。右端から1つ手前が長打に振った後の残り上昇、右端が成長にも振った後の残り上昇、マイナスはそれを行うポイントが足りなかった、という意味です。なんで成長がCCかという理由は、博多の現在のデータから野手はCCが基準になっていると見られるからです。

やはりというか、ほとんどの選手が「長A才努CC以上」を満たせる選手であることが分かります。特に三塁以上の打撃優先ポジションでは長Bで止まる選手が1人もいませんし、成長CCを満たせない選手も1名のみですからいないと同じです。よって、博多の野手獲得条件の基本は「長A成長CC以上」を満たす+αであると思われます。もう一つ、確信はもてませんが「守備が低すぎてもとらない」傾向があるように思えます。一般的にどうかを調査していないのであれですが、守備Eの選手が平均より少ないのではないか、という感じがします。特に二塁手は「遊C以上でない限り、C以上」の条件を全ての選手が満たしています。

ここまで見てきて、ある引っ掛かりを覚えた方はいませんでしょうか? そうです、そんなにいい選手ばかりをとっているとは思えないんです。成長CCでDBDA程度がそんなにいい選手ですか? んなこたありません。現行の博多の選手を見ても、DADAくらいが標準なんです。そんなに打てる能力ですか? しかし、リーグ戦ではやたら打ちまくっています。このギャップはどこからくるのでしょうか。私の目利きがおかしいのでしょうか。

結論から言うならば、選手の能力を超越した要素が絡んでいる、ということです。ここで、面倒くさがらずに300年度フレアーリーグのBPDファイルを見てみてください。リーグ順位表の博多をクリックです。宝泉寺戦のみがさほどよい結果と言えず、他は圧倒しています。その、他のチームデータを見てみてください。監督戦術もです。妙な気を使っても無駄なので言いますが、てんで弱いです。データ自体が弱いのはどうしようもないですが、横浜Bなどは監督戦術次第で相当戦えるはずなのに、もったいないです。話がそれました。

つまり、こういうことです。強い→勝つ→指数上がる→データ以上に打てる→冠上位→弱いチームが配置される→相対的に強い→勝ちまくる→指数あがりまくる→データ以上に打てる→冠上位→…。これを私は「フレアーサイクル」と名付けます。夢の永久機関も可能ではないかと思わせるサイクルです。弱いチームに囲まれていれば、ドラフトでいいのが抜けてくる率も違うでしょう。また、博多の強さの秘密はこれだけでなく、出番のない若手を貸し出すことによる外部育成、すなわち指数と実績の上昇も馬鹿にできない効果があると思います。代金という要素を省けば、貸し出して貸した側が得をできるのは野手だけです。投手は試合に出ても能力が上がりませんが、野手は出れば指数と実績が上がります。もちろん、オーナー当人の特訓・重点・目利き・その他によるチーム力の底上げも見逃すわけにはいきませんが、それはある程度誰でもできることです。やはり他オーナーとの最も顕著な差は、この「フレアーサイクル」と外部育成によるものだと私は断言します。ここで勘違いをしないようにしてください。博多はヌルいから勝ち続けているわけではありません。ヌルく、強くなれる環境を自ら創り上げているのです。博多はα1左を最大限に活用し、10年間の常勝を勝ち取っているのです。

これでもうお分かりでしょう。博多のとっている野手は、博多だからこそ最大限の効果が見込めるからであって、他球団、例えばチーム力にあまり差がないリーグのチームが似たような選手をとったところで、大したことはないのではないではないかと思います。結論、「博多のとっている野手は真似ても真似にならない」。続く結論、「博多を負かしたければ、誰もが野手を借りてはいけない」。そして最終結論、「α1左をとれ!」

後半で「ドラフトでとった選手を見る」というお題からは少々ズレましたが、博多の強さの一端に触れることは、誰にとっても利益となるのではないでしょうか。次回は「博多ドラフト投手編」をお送りし、その後にRBOの双璧である横浜Lと甲山の真実に迫りたいと思います。RBOで最もツキがないと言われながらも、ヌルいとは言えない環境で常勝を達成し続けるこの2チーム、きっと汎用的なドラフト戦略を読み取れると期待しております。

言わぬが華

JBLRのメイン掲示板で面白い揉め事が発生しています。コミの人が迷走気味で何をしたいのかよくわからないし、直接関係ないので内容はどうでもいいですが、内容と直接関係ないところで1つだけ気になりました。ネタやったら笑ってくれよ、ってニュアンスの部分です。

余談:那珂川日記では、ネタふりの対象が誰誰と決まっている特定型、決まってない不特定型とあったけども、オンラインリーグはどっちだろう。不特定ではないけど、特定というほど対象者が限定されてはいない。特定と非特定の間くらい、半特定? 特定グループ、と言えば特定だけども。今回の私の話の範囲は、半特定〜不特定あたりを対象にしている。特定型には当てはめるとしたら、提供側はやってられない内容だ。

余談2:ちょっとだけJBLRに話は戻りますが(内容を理解した)、あんなんならやめるなあ。あれじゃ人はつかないと思うし、つく気も失せる。

RBOでは参加側とはいえ、提供側もやったことはあるし、今も少しだけやっている身としては気持ちが分からないでもないですが、金をとってないからって、例えば面白くないネタでも笑わなきゃならないもんでしょうか。または、それで笑ってもらわないと死んじゃうもんでしょうか。「君、笑わないんだ、ふーん」って言われて笑ってみたら、言われて笑うなんてお前俺を馬鹿にしてんのか、なんて言われてどうしろというのでしょうか。そんなに偉そうにされたら、私は黙ってその場を離れます。今までの無反応分を返せってんなら、通信費なり時給換算なり、お望みの方法で返します。それ以前に、立場の違いはあっても一緒に遊んでる仲じゃないんですか? 上下がないとは言わないけれど、下側の人間としてはそんな上とは付き合ってらんないです。

確かに提供側は参加側、閲覧側(併記めんどいから以後参加で統一ね)から金をとっていないけれど、参加者は参加して「あげる」という最低限のコスト、提供側がありがたく思う要素は支払っています(一般的に提供側が参加側より大きいコストを支払っていることは分かってます)。コンテンツを無償で提供する側が参加者の存在をうれしく思っていない、アクセスカウンタの1でしかない、俺の機構に下々が群がるのは当然だ、と思っているのであれば話は別ですが、参加してもらえてありがとう、と少しでも思っているのであれば、愚痴的用法などで「反応ほしーなー」とか言うのならまだ可愛げがあるけれども、「はぁ? お前感想くらい書けよ馬鹿」的ニュアンスで、堂々と表に出すようではいけないでしょう。思っててもそれは言っちゃいけないと思います。どっちが正しい間違ってるではなく、嫌われたら、参加者がいなくなったら、偉そうなことを言っても見てくれる人がいなくなるんです。お山の大将、王様でいられるのは参加者がいるからです。対価対価なんてうるさく言ってる奴のところに人は集まりません。ていうか集いたくありません。

例えば私の話ですが、こないだのアンケートはほぼ反響ゼロでした。それに私は多大なる精神的ショックを受けて(アメリカ人ではないので訴えるところまではいかないよ)、「反応なかったからドットコムやめます。意見を掲示板に書いてください」なんて書いたとしましょう。馬鹿です。たとえ話でも恥ずかしい。これって、「やめないで」と言って俺を引き止めた上で服従しろお前ら、ってことじゃないですか。小児的すぎ。そんなに嫌なら黙ってやめればそれでいいでしょう。誰も地面に頭こすりつけてまで「やめないで!」なんて言いはしません(が、言ってくれるお人好しが世の中には多そうです)。少なくとも私はそこまでして続けて欲しいなんて思いはしません。ちょっと反応なかったからやめます、しくしく(と、去りつつ後ろを振り返って反応を待つ)なんて、提供側、否、芸人としてタフさがなさすぎると思います。本当にそんなこと思ってるんなら今すぐやめちまうべきです。どうせいつか、別のちょっとした理由ですぐ投げ出す前に、やめる振りをして反応を窺ってみて、誰もやめないでって言ってくれなかったときに引っ込みがつかなくなってやめるに決まってます。反響ゼロなんて特別でもなんでもなく、普通のことだというのは私の認識が世間様から大いに外れているのでしょうか。だとしてもこの認識を修正しようとは思いませんけどね。反応くれくれなんて思っても言いたくない。恥ずかしい。

誤解を避けたいがために記しておきますが、基本的に私は提供者寄りです。確かに「これほしい」「作ったよ」「…」「あれ?」とか、「みんなこれ作ったよ、どう?」「…」「がーん、俺はお前らのためを思って…」なことは多いですし、いわゆるひとつの気に入りません。参加者側は参加させてもらっていることを忘れて、お前つまんねーからシカティング、もっとおもろいネタやれよバーカ死ねクズ」とか「ふーん、終了」と放置してていい、口だけあけてりゃ目立ちの馬鹿が餌を投げ込んでくれる、とか思ってていいわけがありません。そんな奴のために無償でネタを作り続ける馬鹿はいません。ちょっとズレますけど、本当にクズみたいな内容だったら「つまんない」と言ってもらえるのだって、私はありがたいと思います。

要するに、「俺様のネタはタダなんだから笑え」とか、「見たけどたるいから放置」なんてのは、思っていても、実際そうでも言わぬが華だと思うわけで、提供側は受けなかったら次は受けるネタを用意して、参加者側はその辺お察ししつつ、おもろかった時には素直におもろいと言えるんだから言えばいいだろうと思います。もちろんどちらも馬鹿ならうまくいくわけないですけども、自分を馬鹿でないと信じるのなら、このくらいお互いに気を使えてもいいんじゃないかと思うわけです。それともあれですか、ネット上は今時の小学生で満ち溢れているんですか?

でも、もし完璧に反応がもらえなかったら、本当につまらないか、世の中が自分以外全員馬鹿かのどちらかなので(後者だと思いたいだろうが現実は大抵前者だ)、どっちにしてもやめちゃうか、その上でやりたきゃ自己満足だけで続ければいいんじゃないんですか。素人のゴミのようなネタで反応がもらえるってのは、そんなに簡単なことじゃないんだから、黙って見てもらえてるだけでもありがたいんじゃないの? と私は思っています。

だから、今回は反応がもらえてうれしいです。だから、続きやります。ドラクエの。じゃなかった、シリーズ常勝の。

馬鹿って100回くらい言ったような気がする。

あなたはインターネット上級者ですか?

っていうアンケートがあったんですよ。“はい”か“たぶん”か“いいえ”以外は無回答らしいです。選択肢に“はぁ?”があるとよかったんですが。別に答えてないけど。にしてもインターネット上級者って、相当おかしい表現というか。おかしくないですか? おかしい。

なんか、ウィルス対策ソフトを使っててホームページだかドットコムだかを運営したことがあって、ネチケット? とかいうものに詳しくて、googleを適当に使えて、アフェリエイトだかで副収入があって、毎日インターネットしてて(これもおかしくないだろうか)、blog書いてれば上級者らしいです。アフェリエイトとかblogとか、もうそれが何だか知ってても知らないフリしたい。ネチケットだって? キモイよ。

いつも思っている。あるカテゴリに当てはまるっぽいからといって、そこに人を当てはめた上でそれを告げて自己満足するのはやめて欲しい。するなとまでは言わないが、するなら言うな。言わなきゃしなかったと同じだから。言われて違う場合は反論せざるを得ないが、自分の分析(プ)で自己満足しきっている相手には効果がない、または端から私の意見など求めていないので無駄だし、反論しない場合はそれで確定する。どちらにしても詰みなので私は関わりたくない、つまり話かけて欲しくないが、そういう奴に限って自分が社交的だと思っているか(世間的にそういう評価になるのは否定しないが)、人と話していないと死んでしまう人種なのだが、私は馬鹿に構われすぎると死んでしまう人種なので勘弁して欲しい、と常々思っている。

つまり私は、少なくとも近年言われるところのオタクでは断じてない。例えば仮に私をオタクにカテゴライズしたいのであれば、近年言われるところのオタクと、本来のオタク的嗜好を持った人間とを別分類としてからにして頂きたい。それならば否定はしない。

どういうことかというと、こないだのアンケートってこれと似てて設問が馬鹿だなあ、と思った。馬鹿が馬鹿を馬鹿にした。

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