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2017-05

自由、格差、そして地毛証明書

都立高の6割が「地毛証明書」なるものを提出させている、という話が否定的に捉えられているように見えるので、反対のことを。

都立高の下の方はクズと貧乏人の子が主な構成員です。仮に頭髪を根拠にクズを指導できなくなるとすれば、治安の悪化によりまともな貧乏人が損します。マンガでよくある、不良高校の一般人役に近いですね…。指導は続けるとすれば、巻き添えで地毛が黒毛でなかったり縮れ毛の人が損をすることになります(それで不登校になり退学した子がいました。果たして指導担当の教師だけが悪者だったのでしょうか)。

そういうところで普通に学校に通ってる方からすれば、高校なんて3年やり過して高卒資格を得るためだけの場なので(大学進学はデフォじゃないです)、邪魔しないであげて欲しいです。でも、今現在、実際に通ってる人々がどう思ってるのかは、本当は分かりません。

ある種の人々が絶対の真理のように掲げる自由とか人権とかは、その人々の住む世界では機能するのかもしれませんが、ある世界では、それによってまともな貧乏人とマイノリティが損して、アウトローが幅を利かせる結果になることもあります。相手を見ずに自分の基準で何がいいか決めないで欲しいです。

例えば、白人どもが中東に民主主義を持ち込むのを見てどう思ったか、400字以内で思い出してみてください。きっと同じようなことを思ったはずです。

ちょっとオーバーですが、おおむねこのようなことを思い出したのと、やっぱりそういうこと言い出すのは最初から上の方の…下に混ざらなくて済んだ人たちなのかな、と思いました。あ、地毛証明書ってのが、実は都立高の上の方の話だったらどうしよう。勝手に下の方の話だと思い込んで確認してない。あと、タイトルはEarth Wind & Fireのもじりです。

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