- 2007-10-18 (木) 16:29
- ルール7
手数の制限は大変よいと思います。
私が、単体としての現状のルール7の問題点と思っているのは以下の3点。
- 張り付き有利
- ルール7を主体とする戦略が他のオプションと比較して強すぎる
- 上に関連して、コストパフォーマンスが高すぎる
- (ドラフトと比較して強いこと自体は問題ではない)
- (全体のインフレ傾向はまた別の話)
という前提の上で、今回の変更(予定)である入札ボタンを押すと、24時間経過するまで、次の入札ボタンを押せない
について考えてみます。の前に、表現がアイマイな部分を私がどう解釈したかも書いておきます。
次の入札ボタンを押せない
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- × : チームごとに、1選手に対してn時間に1回。
- ○ : チームごとに、ルール7全体に対してn時間に1回。
〆切日時を全員に初期表示
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- × : 最終入札日時から24時間。誰かが入れたらそこから更に24時間。
- ○ : 固定締切日時。
張り付き有利への影響
入札が一定時間ごとにしかできなくなることで、張り付きの有利と意味はほぼ消えたと思います。張り付きのキモは、好きな時に好きなだけ、臨機応変に金を突っ込める状態を維持できることです。それができなくなるので、張り付きの意味は消えます。1日1回の巡回で充分というのは、張り付きたい人にとっても良い改変だと思います。時間的にも精神的にも。
毎日見られない人が不利、という考え方もアリかもしれません。その場合は「手数」の言葉通り、時間制限なしで入札回数有限にすることも考えられますが、それだと張り付き有利が復活します。最後に一気に手数を使えばいいだけ。「24時間で手数が1増える」でも、手数の貯金ができる=時間制限なしと同じなので無駄です。「毎日見られない人が不利」は切り捨てないと話が前に進まないので、「現状よりは不利が薄くなる」というあたりが落としどころではないでしょうか。
ここでの張り付きとは、数分から2時間の旧締切(23時~25時ランダム方式)に対して張り付くこととします。その張り付きの優位性は締切範囲を月曜6時~火曜6時に拡大したことによって大半が失われましたが、それでも日曜深夜・月曜朝・月曜昼・月曜深夜の各時間帯に極力張り付くことができれば、従来の有利をほぼ取り戻すことが可能だと思います。やるかやらないかは別として、やれば得はあります。
余談ですが、367ルール7で月曜朝・月曜昼・月曜深夜に張り付いてみました。ものすごくしんどいです。時間よりも、「ここまで必死に張り付いてたのに、5分席を空けたら獲れないかもしれない」という強迫観念が。仮に所持金1000pで適正1000p前後の選手に900pつっこんどいて放置して910pで獲られちゃった場合はポイントが減ってないから損はしてないとか考えているとしたら、考え方がズレてます。思いっきり、機会そのものとその年に投入できる戦力を損しています。成果なしは損失なしじゃありません。その年に900pでルール7相当の補強ができる代替手段はほぼゼロな上、(広義・狭義問わない)敵にスゲエ選手が渡っているんですから。900pと自分自身を長時間拘束して成果なしというのは、ものすごい損失なんです。
だったら1000p入れとけって話になりますが、所持金が割れているので「意図的な釣り上げ」を警戒せねばなりません。100pでも上げられちゃったら、一流外人1人分の差がついてしまいます。張り付きは釣り上げをほぼ無効化できます。張り付いて損するのは時間だけ。
同意してくれる人はきっといると思いますが、ゲームをやるにあたっての参加オプションを「マジはまる・適当に流す・やらない」の3択しか持てないタイプの人には辛すぎる制度です。つまり張り付き続けるしか選択肢がないのですから。
「張り付けない」「張り付かない」層には良い改変だったかもしれませんが、「張り付く」くらいはまってるマジはまり層は痛いだけで、少しのメリットを得るために大きすぎるデメリットを持っていると思います。もし暫定措置じゃなかったら、ルール7は投げないと体が持ちません。
ちなみに締め切り時間は火曜3:20以降6:00の間だったはずです。それまで張り付いてました。
強すぎることへの影響
なし。
低価格帯への手当て?
るる7 (那珂川さんの日記)へのコメントより。
- NIGHT-D : なんか名指しで呼ばれてる(笑) パッと考えた感じでは、高価格帯は早い段階での一撃入札が多くなりそうなので、このへん良さそうですね。(10/17 15:42:20)
- NIGHT-D : 一方で、低価格帯に関しては、全体の入札可能回数がかなり少ないので、応札なしで100やらえらい低価格で放置されるのが増えそうな気もします。(10/17 15:42:32)
- NIGHT-D : 他に、締め切りの24*n時間3分前くらいに入札したくなる心理(で、締め切り3分前とかにどかっと来る=CGI負荷多そう)と、人数を多く採るには、毎日入札しないといけない(毎日見れない人が多少不利。でも張り付きよりはるかに許容範囲?)とかありますが、このへんどうなんでしょうね。(10/17 15:42:48)
- 真堀一 : 低価格帯の指摘に同意。200P超えた選手に24時間縛りとかどない?(10/18 10:29:00)
- kuniba : コーディングの簡易化の観点で横やりしてみますが、入札額が見えない状態にして、6*n時間の入札間隔にするとかだと両案の折衷には・・・ならないかな(汗)//とんちんかんだったらごめんなさい(10/18 11:39:25)
低価格帯に対する特別な手当ては要らないと思います。以下理由。
「手当てが必要」という主張は、低価格帯(現在の200p前後か)が値下がることを懸念しているものと思います。ですが、値下がって悪いことはないと思います。格差社会と揶揄されがちな金のないチームには朗報では。強いチームが超ポイントを叩きつけ合って手数を消費している隙に多数入札しておけば、今までは資本で負けて取れなかったクラスの選手を何人かスルリと持っていくことができそうです。ただの腕力争いだったルール7が、少しゲームっぽくなってくるとは思いませんか?
それとは逆に値上がる可能性もあるかもしれません。仮に高価格帯で高速高額決着が多くなるとすれば、従来のように張り付いて10pずつの応酬(適正価格に近づける行為)が出来ない分、高価格帯の価格は上がるものと思います。逆られると手数を食わされますから、逆られない金額を入れるか、逆られたら諦める金額を入れるようになるのではないでしょうか。
とすれば、高価格帯の勝負に降りたチームの余った手数とポイントは中盤以降で中・低価格帯に流れるはず。貧乏チームは手数で対抗できても金額で抵抗できませんので、金持ちチームは欲しい選手を獲れることでしょう。しかし手数が足りない都合上、似たような性能の選手でも、金のあるチームが獲る選手は結果的に高額に、金のないチームがとる選手は結果的に低額になるはず。金持ちに狙われたら、他に入札すればいいんです。もちろん金持ちも損はしたくないし、目をつけた以上いい選手ではあるはずなので、損益ギリギリで攻防するか、他に流れるかの選択を迫られるはず。
よってこれからのルール7は、高価格帯は500pから1000pの大型花火で早期決着、中・低価格帯では小競り合いと100p放置決着が主流になると予想します。そしてそれは、金のないチームが従来より有利を得られるようになることだと思います。
おまけ
- 入札額が見えない : 公平不公平有利不利以前にゲームとして面白くないので、やです。見える敵と争いたい。
- 負荷 : いままで主に負荷をかけてたのは張り付いてた人だけで、今後は張り付きが無効になることと、入札回数自体が固定(事実上の削減)されるので、問題ないのでは。
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