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ジャンプ Archive

ジャンプ2011年16号

2005年からのジャンプを振り返ってみたい

ジャンプを読み始めた2005年(の読み始めた時点)からの新連載の結末を振り返る。成功・打ち切りは主観。アイシルとサイレンで例えると、アイシルは完結だがサイレンは打ち切り、いや両方打ち切り、両方完結、といろいろ意見はあるだろうから、回数とか、そういう明確な基準は設けない。100回くらい続いても、終わり方が打ち切りっぽかったら打ち切りとしている。仮に今終わるとしたら、めだかボックスは完結扱いだけど保健室や動物園は打ち切り扱いになると思う。

2005年 9本開始 1勝8敗0連載中 計509回(確定)
  • ユート:11号〜32号(21回)打ち切り。
  • 魔人探偵 脳噛ネウロ:12号〜2009年21号(202回)完結。
  • カイン:24号〜43号(19回)打ち切り。アスクレピオスで2008年に復帰、打ち切り。
  • タカヤ:25号〜2006年26号(62回)打ち切り。
  • 切法師:26号〜44号(18回)打ち切り。
  • みえるひと:33号〜2006年42号(57回)打ち切り。2008年にサイレンで復帰、完結。
  • 太臓もて王サーガ:34号〜2007年34号(87回)打ち切り。
  • べしゃり暮らし:44号〜2006年30号(28回)打ち切り。その後、赤マル2006SUMMERに掲載→週刊ヤングジャンプで2007年7号から月2連載→2009年30号から隔週連載。
  • 大泥棒ポルタ:45号〜2006年9号(15回)打ち切り。

ネウロ・タカヤ・みえるひと・太蔵の4本が一年間生き残る。しかし、まともに連載を終えることができたのはネウロだけで、後は残念ながら良い終わり方とは言えなかった。なお、ネウロは2005年以降で唯一の200回越えで最長の連載回数。

カイン・切法師の空気っぷりと、べしゃり暮らしの寒さは異常。ポルタのネタ分で辛うじて救われる。

2006年 9本開始 1勝8敗0連載中 計471回(確定)
  • ツギハギ漂流作家:10号〜32号(22回)打ち切り。
  • メゾン・ド・ペンギン:11号〜2007年24号(61回)打ち切り。いぬまるで2008年に復帰、連載中。
  • 謎の村雨くん:20号〜43号(22回)打ち切り。
  • To LOVEる:21・22号〜2009年40号(162回)完結。スクエアで新作連載。
  • エム×ゼロ:23号〜2008年25号(99回)打ち切り。
  • OVER TIME:33号〜52号(19回)打ち切り。赤星で2009年に復帰、打ち切り。
  • 斬:34号〜52号(18回)打ち切り。SWOTで2010年に復帰、打ち切り。
  • P2:43号〜2007年52号(58回)打ち切り。
  • HAND’S:44号〜2007年1号(10回)打ち切り。

エムゼロ・P2のもったいなさが際立つが、今思えばエムゼロはあれ以上の展開が望めたかというと…読者的には惜しいところで終わっといてよかったのかもしれない。P2は本当に惜しかった。

おもしろい方は、ツギハギ・村雨・斬の3本でおなかいっぱい。にしても、2006年も完結がTo LOVEる1本だけとは…。

昨年は0本だったスポーツ漫画が3本開始された。野球・卓球・ハンドボール。結果は2本が即打ち切り、残り1本も続くと見せかけて打ち切りと散々。

2007年 10本開始 0勝9敗1連載中 計448回〜
  • ラルΩグラド:1号〜32号(29回)打ち切り。2008年にバクマンで復帰、連載中。
  • 神力契約者M&Y:2号〜13号(10回)打ち切り。2009年にめだかボックスで復帰、連載中。
  • 重機人間ユンボル:3号〜14号(10回)打ち切り。ウルジャンで新作連載。
  • サムライうさぎ:14号〜2008年33号(67回)打ち切り。
  • バレーボール使い郷田豪:15号〜39号(23回)打ち切り。
  • ぼくのわたしの勇者学:24号〜2008年35号(66回)打ち切り。2009年に彼方セブンチェンジで復帰、打ち切り。
  • 瞳のカトブレパス:25号〜40号(15回)打ち切り。2009年に鍵人で復帰、打ち切り。
  • ベルモンド:32号〜51号(19回)打ち切り。
  • SKET DANCE:33号〜連載中(177回〜)成功中。
  • 初恋限定。:44号〜2008年26号(32回)打ち切り。2009年にあねどきっで復帰、打ち切り。

シャーマンキング“武井”ユンボル、デスノート“小畑”ラルグラドの大コケに始まった年。サムライうさぎ・勇者学は1週年を迎えることができたが、できただけ。終わってみればまともに続いたのはSKET DANCEの1本だけだった。それでもハズレ年と言い切るには勇気が要るほどのハズレ年が後に控えている。

バレーボール使い郷田豪はスポーツ漫画ではない。

2008年 13本開始 1勝8敗4連載中 計817回〜
  • サイレン:1号〜2010年52号(145回)完結。
  • K.O.SEN:2号〜15号(12回)打ち切り。2011年にドイソルで復帰、連載中。
  • MUDDY:3号〜16号(12回)打ち切り。2009年に保健室で復帰、連載中。
  • ポセイドン:4・5号〜24号(18回)打ち切り。
  • ぬらりひょんの孫:15号〜連載中(146回〜)成功中。
  • バリハケン:16号〜52号(35回)打ち切り。
  • ダブルアーツ:17号〜41号(23回)打ち切り。
  • トリコ:25号〜連載中(137回〜)成功中。
  • どがしかでん:27号〜40号(13回)打ち切り。
  • バクマン。:37・38号〜連載中(125回〜)成功中。
  • いぬまるだしっ:39号〜連載中(124回〜)成功中。
  • チャゲチャ:42号〜49号(8回)打ち切り。
  • アスクレピオス:43号〜2009年11号(19回)打ち切り。

近年では最高の当たり年。開始数も多い。ぬらり・トリコ・バクマンの3本がアニメ化される。いぬまるを含めて4本とも、打ち切りENDではなく完結ENDになると思われる。

その影に、ポセイドン・ダブルアーツ・チャゲチャと伝説の打ち切り漫画が3本も。最高です。アスクレピオスはこの年でなければ1年くらい続けさせてもらえたんじゃないかな…。

一方、KOSEN、MUDDY、どがしかでんは記憶に残らない。前2本は後に連載があるのでいいが、この当たり年に含まれてしまったどがしかは…。

スポーツ漫画は2本。キックボクシング・バスケットボール。どちらも超短期打ち切り。スポーツは続かない。

2009年 14本開始 0勝10敗4連載中 計560回〜
  • マイスター:1号〜12号(10回)打ち切り。
  • 黒子のバスケ:2号〜連載中(109回〜)。成功中。
  • ぼっけさん:3号〜22・23号(18回)打ち切り。
  • べるぜバブ:13号〜連載中(100回〜)。成功中。
  • フープメン:14号〜31号(17回)打ち切り。
  • めだかボックス:24号〜連載中(90回〜)。打ち切りor完結間近?
  • 赤星:25号〜49号(24回)打ち切り。
  • あねどきっ:32号〜2010年7号(26回)打ち切り。
  • 鍵人:33号〜50号(17回)打ち切り。
  • わじま:34号〜51号(17回)打ち切り。
  • 保健室の死神:41号〜連載中(74回〜)。打ち切り間近?
  • リリエンタール:42号〜2010年23号(32回)打ち切り。
  • ねこわっぱ!:50号〜2010年11号(13回)打ち切り。
  • 彼方セブンチェンジ:51号〜2010年12号(13回)打ち切り。

本数は今回の特集で最多。連載中も4本と2008年と五分ではあるが、質というか掲載順的には何歩も譲る。当たりの方ではあるが。

リリエンタールは雑誌を間違えた。マイスター・わじまは全て間違えた。

打ち切りの代名詞・スポーツ漫画は3本。サッカー・バスケ・バスケ。改編でバスケを2連続してきたときは驚いた。結果は、打ち切り・成功・打ち切り。バスケは昨年から3本やってようやく成功作が出た。スポーツ漫画全体でも久々の成功。以降、バスケはクリアしたとばかりにサッカー漫画の連打が続く。他雑誌の作品をチェックしていないので、どっかの何かに対抗してるかどうかは分からない。

2010年 8本開始 0勝6敗2連載中 167回〜
  • LOCK ON!:12号〜30号(18回)打ち切り。
  • 詭弁学派、四ッ谷先輩の怪談13号〜31号(18回)打ち切り。
  • メタリカメタルカ:24号〜41号(17回)打ち切り。
  • 少年疾駆:25号〜40号(15回)打ち切り。
  • SWOT:31号〜51号(20回)打ち切り。
  • 逢魔ヶ刻動物園:32号〜連載中(33回〜)打ち切り間近?
  • エニグマ:41号〜連載中(25回〜)成功中。
  • LIGHT WING:42号〜2011年12号(21回)打ち切り。

最不作年。いちおう2本残ってはいるが、2011年を乗りきれる可能性があるのはエニグマだけだと思う。いや、本数じゃなくて、続いている2本以外は全て最短回数での打ち切りに終わっていることが“最”不作の根拠。もしエニグマが続いたとしても、2005〜2009までで最も合計連載回数が少ない2007年の448回〜に追いつくのに300回以上の連載が必要になる。エニグマが終わった後に評価を確定したいが、たぶん最不作年という評価は変わらないだろう。

恒例のスポーツはサッカー・サッカーの2本で、当然のように全滅。

2010年 0勝0敗4連載中 14回〜
  • ドイソル:11号〜連載中(5回〜)始まったばかり。
  • メルヘン王子グリム:12号〜連載中(4回〜)始まったばかり。
  • magico:13号〜連載中(3回〜)始まったばかり。
  • 戦国ARMORS:14号〜連載中(2回〜)始まったばかり。

俺達の戦いは始まったばかりだ。ドイソルはサッカー地獄の連鎖を断ち切れるか?

以上の連載号と掲載回数などのデータは週刊少年ジャンプデータベースから。

こうなるとあれですね、それぞれの作品が改編に何回耐えたかも載せたかったかな。それだけだと不公平なので、その時点での打ち切り圧力も数値化したい…同時連載作品の掲載回数なんかが指標になるのかなあ。難しいだろうな。やらない。

ジャンプ2011年15号

2005年からの新連載を振り返ってみたいは、長くなったので明日に分けます。

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ジャンプ2011年14号

HUNTER×HUNTERもワンピもいないジャンプなんて…。

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ジャンプ2011年13号

ジャンプ2011年12号

(新連載)メルヘン王子グリム

過去に2回見たときはゴミクズ扱いだったので、まったく期待していなかったのですが…。いいんじゃない?メルヘン能力ギャグバトル。1週で切るのは惜しいと思うのですよ。

絵の上手い下手きれい汚いデッサン狂いその他はあまり気にしない。だいたいそのうち上手くなるもんでしょう。

バクマン

平丸さんがいちいち可愛すぎる。つまらない(字面通りの意味ではない)主人公がいるおかげで、彼のようなキャラクターが成り立つ。

10週で打ち切りってどうやるんだろう。現実と虚構の混ぜっぷりがうまいよなあ。バクマンはフィクションなのに。

ワンピ

マトマトの能力は久々にヒット。応用次第な能力は良いです。似たようなことをクロコダイルも言ってたね。

“投げられる”モノなら全て弾にできると解釈しているのだけれど、人間の10倍強い魚人には相性のいい能力ですね。でかいモノを投げりゃいいってもんではないが…。追尾する速度は何で規定されているんだろうね?重さか?大きさか?真っ当な能力バトル漫画なら、質量と速度は反比例する能力なのだろうが…ワンピだと、投げたモノの質量と速度が比例するような気がする。強いヤツの方が能力をより活かせる、みたいな。

ドイソル

口竹達男のごとき名前だけで使い捨てが分かるキャラ名は勘弁して欲しい。

黒子のスカウターは無かった事になったので、データ重視。

いぬまるだし

もっと評価されるべき(と毎週言う)。うんこはギャグの基本ですな。うんこうんこー。

いぬまるの小学生ギャグは不快ではないが、読切時のメルヘン王子のそれは不快だったんだよな。どこが違うんだろう。

(最終回)ライトウイング

最後の「ガシャン!!」が「メジャン!!」に見えて伝説になった。

何が悪かったのか…。連載される時代と場所を間違えて滑ったとしか思えない。コレが受ける時と場所もあったと思うのです…。

彼が何と書くのか興味があるので、単行本はたぶん買う。忘れなければ。

まめちしき。シアンの苗字「焛童(りんどう)」がShift_JISで出ねえ。

ジャンプ2011年11号

ジャンプ感想2011年9号〜10号

実質9号感想は欠番。

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ジャンプ2011年8号

ブリーチ載ってねえ!ワンピ載ってないより損した気がする。

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ジャンプ2011年7号

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