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第3回OBオールスター・スペシャルマッチ
- 2005-06-07 (火)
- 連続もの
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第3回OBオールスター開催規定・一部変更
- 2005-06-05 (日)
- 連続もの
開催規定の以下を少し変更です。添付のテキストに余計な改行が入ってしまうことが多いための措置です。ご理解ご協力よろしくお願いします。
なお、すでに送付された方のファイルに改行関連の不具合があった場合はこちらで処理しますので、再送付は不要です。
登録
作成したデータをテキストファイルとしてメールに添付し作成したデータ(テキストファイル)を lzh、または zip 形式で圧縮してメールに添付し、必ず subject を “[OBALL03]” として主催者に送付する。
…で、たぶん大丈夫だよね?
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第3回OBオールスター開催規定・補足1
- 2005-05-26 (木)
- 連続もの
オーダーについて
提出するオーダー(添付ファイル)は、そのままベスプレに読み込めることを確認すること。
ベスプレを所持していない、またはエラーが出たがどこがおかしいか分からない場合、オーダーチェッカー(那珂川さん製作)を使用して確認すること。
基本的に、データ以外を削除した状態で読み込めるorオーダーチェッカーを通ればOK。そこに選手の紹介やらなにやらを追加すればよい。また、それらの先頭には “;” (セミコロン) をつけることで、ベスプレが無視する行(コメント行)となる。提出テキストサンプルのコメントの打ち方を参考にして欲しい。
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第3回OBオールスター開催規定
- 2005-05-24 (火)
- 連続もの
簡単ルール超解釈
めんどい人はこれだけ理解すれば大丈夫。
- OBを集めてチームを作る。
- 何チームでも出せる。
- 選手はかぶってもいい。
- 試合はトライアンフトロフィ形式。
- データは 06/12(日) 24:00 までに主催者へ提出。
- 賞金が総額2000ポイント出る。
- 今回は選手選び支援がある。
- 提出テキストサンプルと前回、前々回の様子を参考として用意した。
まえがき
第2回大会から50年、またまたきましたOBオールスター! 開催要項ナナメ読み、自慢の選手を並べましょう!
偉そうに要項ぶってはいますけれど、細かいところまでは定めたものではありません。OBオールスターという大会名と、あくまでもお祭りで勝敗は二の次、というところでお察し頂ければ幸いです。
大会趣旨
今のスター選手、10年前のスター選手、100年前のスター選手を一緒にプレーさせてみたい…!
誰彼の親とその親とそのまた親を一緒にプレーさせてみたい…!
ベストメンバーなら俺がRBOナンバーワンwっうぇwww
そんな願望を叶える大会、それがOBオールスターなのです。
基本ルール
- 自チームに所属したことのある全ての選手から、好きな選手を選んでチームを作り、戦わせる。
- あまり必死にならない。
- あまり寒い手を使わない。
参加
- 参加資格
-
- RBO、またはRBO以外のオンラインリーグで1つ以上のチームを所持している、または所持したことがある者。
- 登録できるチーム数
-
- 数に制限は設けない。
- 1つ以上のチーム所有者は、1つ以上のチームを作成して出場できる。
- 自らが所有するチームA(以下、親チーム)から、チームa、チームb… と、複数のチーム(以下、子チーム)を作成してもよい。
- 同一の子チームに全く同一の選手が存在してはならない(同一選手の別年齢も不可)。
- 別個の子チームには全く同一の選手(同年齢でも違年齢でも可)が存在してもよい。
- 注1 : 子チーム同士のメンバーが全く同じ、またはほとんど同じメンバーであることは好ましくない。
- 注2 : ただし、好ましいか否かの判定は参加者が行ってよい。主催者はたぶん調査も判定もしない。
- チーム名
-
- そのままでも構わないが、リングネームでの出場を推奨する。
- 複数の子チームを出場させる場合、それぞれ別名をつけなければならない。略称・記号についても同様とする。
- チーム名・略称・記号が他チームとかぶる場合、主催者の判断により勝手に変更される場合がある。
チーム名・例 親A 網走プリズナーズ/網走/刑 子a 網走プリズナーズ/網走/刑 子b 府中にもプリズナーズ/府中/府 親B 竹島オンライン/TO/TO 子a 尖閣諸島拡張パック/尖閣/尖 - チーム編成
-
- 野手16名、投手12名、監督1名とする。
- 二軍枠は無制限とする。ただし出場はないのでチームデータの飾りとなる。
- ポジションの制限(RBOで同一ポジションは最低2人のアレ)はなしとする。
- 監督
-
- 自チームで使用した事のある監督を自由に任命できる。
- 戦術を変更しても構わない。
- 能力を変更してはならない。
- 球場
-
- 305年度終了時点において、RBOで使用が認められている球場から選択しなければならない。RBO使用球場を参照。
- 混成チームについて
-
- チームを身売りし、後に同一機構で別チームを保有した場合、それらを混成させてもよい(ただし、身売りしたチームについては身売り直前まで…つまり自分がオーナーであった間のデータのみ使用可)。
- 複数のチームを同一機構で保有している場合、これらを混成させてはならない。
- 別機構のチーム同士を混成させてはならない。
混成チーム・例 ○ 港北グリューネワルト+横浜ワイルドハーツ × 網走プリズナーズ+米軍職員s × 網走プリズナーズ+竹島オンライン - 参加可能選手
-
- 305年度終了までに自チームに1年以上所属したことのある選手。
- 国籍による人数制限は設けない。
- レンタルで在籍した(保有権を得なかった)選手を参加させるのは違反ではないが、あまりかっこよくない。
- 別年齢の同一選手(N歳の選手XとM歳の選手X)は同一の選手として扱う。つまり、同一チームに同時に存在させることはできない。
- 補正
-
- 投手の完投/回復修正はRBOのルール通りに適用される。補正は主催者側で行う。
- 監督指揮能力による補正は行わない。
- ゲストチーム
-
- RBOの各球団において優秀な選手を輩出する一族(例:葛葉・塚本・内藤など)については、主催者側で特別にチームの枠を超えたドリームチーム(例:葛葉オールスターズ300)を結成し、出場させる場合がある。
- ゲストチームの編成は通常参加チームに影響を与えない。
対戦方法
- 試合
-
- 全ての試合で延長は18回、DHありとする。
- 予選
-
- 総当りリーグ戦(ホーム3戦アウェイ3戦×対戦チーム数)とする。
- 12 以内のチーム数でブロック分けし、上位の 1チーム以上がセミファイナルへ進出する。
- セミファイナルへ進出するチーム数が 4 の倍数にならない場合、予選落ちの全チームから最も勝率のよいチームを必要な数だけセミファイナルへ進出させる。
- 同一オーナーのチームが同ブロックにならないよう、なるべく配慮する。
- セミファイナル
-
- 総当りリーグ戦(ホーム1戦アウェイ1戦×対戦チーム数)とする。
- 12以内のチーム数で2ブロックに分け、各ブロックで最も勝率のよいチーム同士が OBオールスターファイナルへ進出する。各ブロックで勝率2位のチームは3位決定戦へ進出する。
- 3位決定戦
-
- 4戦先取の日本シリーズ方式とする。
- セミファイナルで成績が上だった方のチームから見て、ホーム2戦、移動日、アウェイ3戦、移動日、ホーム2戦 とする。
- 7戦目が終了しても決着がつかない場合、移動日なしでアウェイとホームを交互に行い、先に勝ったほうを勝利とする。
- OBオールスターファイナル
-
- 3位決定戦同様とする。
- 日程と場所(RBOチャット)の都合がついた場合、観戦会を開く可能性がある。
- 補足
-
- 参加チーム総数が 288 を超える場合、予選の開催方法が変更される。
賞金
網走&職員sから合わせて1000ポイント、博多から1000ポイントの総額2000ポイントが用意され、参加チームは成績などにより賞金を受け取ることができる。詳細は以下のとおり。
名目 | もらえる人 | 金額 | |
---|---|---|---|
いわゆる賞 | 優勝 | 優勝チーム | 200p |
FKO賞(内藤賞) | 準優勝チーム | 50p | |
海鳴賞 | 3位チーム | 100p | |
4位 | 4位チーム | 50p | |
個人賞 | 剣雅比賞 | 予選首位打者 | 50p |
夕星瑠賞 | 予選本塁打王 | 50p | |
夕星瑠賞 | 予選打点王 | 50p | |
鈴木大地賞 | 予選盗塁王 | 50p | |
吉川孝治賞 | 予選最優秀防御率投手 | 50p | |
野村衛賞 | 予選最優秀救援投手 | 50p | |
松崎高大賞 | 予選最多奪三振投手 | 50p | |
竜堂判賞 | 予選最多勝投手 | 50p | |
なめてる野手で賞 | 予選規定打席到達で最低打率野手 | 25p | |
なめてる投手で賞 | 予選規定投球回数到達で最低防御率投手 | 25p | |
OBオールスター賞 | 面白い編成や名前のチーム 主催者任意で1〜10くらい選出 | 残りのポイント |
- 補足
-
- 配分は変更される場合がある。
- 公認・公式大会ではないため、ポイント移動は通常の移動となる。つまり0.8掛けになる。
- RBOに所属していない機構のチームが賞金を得た場合、該当チームのオーナーがRBO所属の球団を持っていれば、そのチームで賞金を獲得できる。複数チーム所持の場合、主催者判断で主チームと思われるほうが獲得する。持っていない場合は賞金を受け取れない。その分はOBオールスター賞に加算する。
スペシャルマッチ
ある特定の条件が揃っているチームが複数ある場合、OBオールスター本選とは別に試合を行う。その場合、本選への参加資格を失うわけではなく、それとは別個に独立した試合を行う。
- 例
-
- 軟投オールスター:投手が全てCタイプかDタイプのチーム
- U25オールスター:全員25歳以下
- 希望
-
- できれば縛りのアイデアを誰か出して、面白そうならそれに合わせたチームを出し合うという形にしたい。
チームの組み方例
- 俺は強いから50年毎に1チーム組むぜ! … ええい、いまいましい
- 俺は外人だけで組んでみるぜ! … 捕手いるんか
- 俺は名前の長い選手を集めるぜ! … もうええわー
日程
RBO | OB ALL | 日付 |
---|---|---|
305ドラフト週 | 登録受付開始 | 05/27(金) |
307登録週 | 登録受付締切 | 06/12(日) 24:00 |
予選組み合わせ発表 | 06/13(月) | |
予選結果発表 | 06/16(水) 〜 06/21(火) | |
307ドラフト週 | ||
各賞発表 | 06/23(木) | |
決勝結果発表 | 06/25(土) |
登録
作成したデータをテキストファイルとしてメールに添付し作成したデータ(テキストファイル)を lzh、または zip 形式で圧縮してメールに添付し、必ず subject を “[OBALL03]” として主催者に送付する。
テキストはチームデータ例を参考に作成する。RBOのチームならTEAM DATA LOOKUPを利用できる。また、作例内の “>” から始まる行はコメントである。
オーダーについて
提出するオーダー(添付ファイル)は、そのままベスプレに読み込めることを確認すること。
ベスプレを所持していない、またはエラーが出たがどこがおかしいか分からない場合、オーダーチェッカー(那珂川さん製作)を使用して確認すること。
基本的に、データ以外を削除した状態で読み込めるorオーダーチェッカーを通ればOK。そこに選手の紹介やらなにやらを追加すればよい。また、それらの先頭には “;” (セミコロン) をつけることで、ベスプレが無視する行(コメント行)となる。提出テキストサンプルのコメントの打ち方を参考にして欲しい。
総則
主催者は参加者が上記規定に違反しているかどうかのチェックを行わない可能性が高い。遵守は参加者各位の良識に期待する。
開催規定に対する質問
質問は本記事に対するコメントでのみ受け付ける。
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シリーズ常勝 第3話 「博多の投手は化け物か!」
- 2005-03-28 (月)
- 連続もの
辛抱強く待ってた人、ごくろうさま。
野手<投手?
博多が強いのは野手だけではない。というより、むしろ野手より投手の方が強く見える。とにかく球速がやたら速く、150キロ前後が常に先発の標準となっている。パラメータも高めだ。なるほど、投手優先でドラフトしてるんだな…と思って調べたらそうでもない。
- 49年間での投手獲得数:32人
- 内、1位獲得:12人
外れ1位がどの程度かは分からないが、投手を優先して指名しているようには思えない。仮に投手を優先して指名していたとしても、この結果で狙い通りにいっているとは思えないから同じことだろう。それでいてあのラインナップ、見事としか言うほかない。いい投手をとれているからか?それとも成長が鬼なのだろうか? 鬼なのならば、なぜ鬼なのだろうか?
まずは、「常に上位でそんなにいい選手がとれるのか」という点から攻めて行きたい。というわけで資料3、ドラフト獲得選手リストを参照。例によって、そのまま Excel にでもはっつけるべき。見たところ特徴は以下のとおり。
- 球速140未満の投手がいない(ただし、140は13/32)
- 完投Eがいない
- 才能Eがいない
- 左偏重はない
- 特定タイプの排除もない
- 才努CC未満にしかならないのはわずか
とにかく上昇ポイント消費後に球速142〜144の完投B〜A、成長BC弱くらいが博多投手の最低条件ではなかろうか、というところが見て取れる。なお、成長BC説は現博多データがCCよりやや上に基準を置いているように見えるからである。
それを踏まえて振りシミュレートを行った結果が、資料の上昇ポイントの右端に追加されている数値。左から「球速に最大限振った残り」、「さらに成長BCに近づけるよう振った残り」「さらに完投Aまで振った残り」となっている。
この条件を満たす前に上昇ポイントを使い果たしてしまうのは8名と、多いのか少ないのか判断に迷うが、8名中1名を除いた全員がわずか1ポイントの不足であり、そのほとんどは機械的でない柔軟な振り振りが行われれば問題ない範囲に収まると思われる(例えば成長をCCで止めたり、完Bであきらめるなど)。
成長、球速、そしてある程度完投に振った残りのポイントだが、おそらく大体の場合は制球に振っているのではないだろうか(これも現博多データによる)。私は制Eより質Eの方がまし派なので納得できる。例えば球速と完投をある程度以上備え、制質がともにD以下の投手である場合、私は制を優先するだろう。制D→制Cは雑魚→谷先発、制C→制Bは谷先発→主先発への壁だと私は思っている。反面、球質はDでも他がよければなんとかなるし、Aだからといって制がEでは使えない。新人の場合は後々に成長する確率も考えて振らねばならないのであれだが…話がそれた、閑話球団、いや休題。
どうしても気になったので、推理しただけで満足せず物証を掴みに、すなわち博多の振り傾向も探ってみようと思う。博多は、獲得した投手の、何に何ポイント振ったのかを、ここまでで掴んだ情報とドラフト結果・登録ログを元に再現してみた。それが資料4だ。
特筆すべきは、やはりの制球重視・球質放置の傾向だ。252:AP16と259:AP29を除いては、宇宙を入れているか他に振るところがなくなってから、はじめて質に振っているように見える。やや的外れな表現を用いるならば、他に振るところがないから仕方なく質に振っている印象だ。一応、質を最後に振ったとする根拠はある。完も制もAにするか2ポイントずつ振っているのに、質だけ1ポイントというケースが見られるからである。質優先ならば、制質質のケースがもっとあっていいはずだ。あとは振り回数。詳細は下記の表。
振った回数 | |||
---|---|---|---|
質 | 8回 | 6/32人 | 18.8% |
制 | 28回 | 19/32人 | 59.3% |
速 | 30回 | 30/30人*1 | 100% |
完 | 36回 | 26/32人 | 81.2% |
才 | 11回 | 11/32人 | 34.3% |
努 | 13回 | 13/32人 | 40.6% |
- *1 : 球速150以上で振れないのが2人いた
明らかに 制>質 である。
話を戻す。放置の質とは逆に、制は成長と球速にポイントを消費した後ではあるが最低Cを確保するようにしている。質がEでも、完投がBでも(時にはC止まりにしてでも)制Cを確保している。また、制球がCあっても、完投がAに達した後に余りがあれば制に振っている。
以上より、博多の投手振りは“才C努C→速→完B→制C→完A→制A”とすれば9割方説明できるのではないだろうか。また、最初の方での述べたが、近年は成長の基準をBCかBBくらいに引き上げているようだ。
さて、読者もお察しの通り、獲得選手や振り方を見たところで特別なことは何もなかった。すごい新人ばかりをとっているわけでもないし、奇抜な振りをしているわけでもない。それなりの選手をとって、堅実な振り方をしているだけである。強いて言うなら即戦力振りとでも言うべきだろうが、革新的でも電波的でもないから特別ではない。「なぜ博多の投手はあんなにも強いのだろうか?」、その答えは博多投手の成長っぷりに隠されているい違いない。
成長っぷりを調べてみた。
例えば球速の成長っぷりを見てみよう。初期値+上昇と球速が最大になったときとの差…つまり球速がいくつ上がったかを表にしてみた。
球速の上昇っぷり1 | |||
---|---|---|---|
球速 | 初期値 | 振り後 | ピーク |
140 | 13 | 0 | 0 |
142 | 5 | 13 | 2 |
144 | 5 | 5 | 2 |
146 | 2 | 5 | 4 |
148 | 1 | 2 | 9 |
150 | 2 | 3 | 5 |
152 | 0 | 0 | 4 |
154 | 0 | 0 | 1 |
156 | 0 | 0 | 1 |
初期値で140キロ、振り後で142キロが最多数だが、ピーク時には148キロを頂点とした146〜152キロが最多数となる。平均値では4キロの上昇となっているが(後述)、振り後142キロの13人中、4キロ上昇の 146 までいかなかった者は3名しかいない。一切上昇しなかった者は、50年も前の2人だけ。142のほぼ全員が 146以上になっているのだ。見事な育成である。
同様に、制球や球質、完投についても上がりっぷりを調査したのが資料5だ。これを元に上昇っぷりの平均をとってみると、驚くべき成長だった、感動した! と言う予定だったが、なんか普通だった。
上昇平均 | |||
---|---|---|---|
初期値 | 振り後 | ピーク | |
球速 | 142.52 | 144.37 | 148.44 |
差分 | – | 1.85 | 4.07 |
制球 | 3.48 | 2.59 | 1.48 |
差分 | – | 0.89 | 1.11 |
球質 | 3.15 | 2.85 | 2.07 |
差分 | – | 0.30 | 0.78 |
完投 | 3.04 | 1.89 | 1.15 |
差分 | – | 1.15 | 0.74 |
- 資料5内の*は300年度終了時点でピーク前の新人、またはピーク前に退団した選手なので、今後登場する表からは全て除外
- S=0…E=5 としている。つまり、制はC〜DがB〜Cになり、A〜Bまで成長しているということ。
見るところは差分だけ。完投や球質の上昇が1ランクに満たないのに対し、制球は1ランク以上、球速は2ランク以上の上昇を見せている。完投は元々A付近まで上げてしまうから上昇が少ないのはいいとしても、振り後値の低い球質より、必ず振っている球速・制球の上昇が大きいのは不自然ではないだろうか? 球速・制球は常時重点トレーニングなのだろうか。または 才>努 により、高い制でも成長率が高いのだろうか。
もうひとつ疑問点。球質と完投はだいたい同じ上昇っぷりとなっているが、振り後値では1ランク完投の方が高い。球質と完投の成長曲線は同じはずなので、値が同等なら上昇率は同じ、ということは振り後値の高い完投の方が球質より上昇数が小さくなければおかしいと私は思う。なぜ上昇数に差がないのだろう? これも 才>努 だからだろうか。球質と完投の成長曲線は同じでない! スマンカッタ
次に、初期値別に球速がnキロ上がった人数を見てみよう。平均では分からないことのほうが多い。
球速の上昇っぷり2 | ||||||
---|---|---|---|---|---|---|
振り後値 | 計 | 142 | 144 | 146 | 148 | 150 |
人数 | 27 | 13 | 4 | 5 | 2 | 3 |
0 | 5 | 2 | 1 | 0 | 1 | 1 |
2 | 6 | 1 | 1 | 2 | 1 | 1 |
4 | 5 | 3 | 1 | 1 | 0 | 0 |
6 | 7 | 4 | 1 | 1 | 0 | 1 |
8 | 2 | 1 | 0 | 1 | 0 | 0 |
10 | 2 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 |
まず、成長の鈍かった人たちを見る。0〜1ランクの上昇に終わった選手が11人、全体の4割に達するのが意外と言えば意外だが、上昇0〜1ランクで148以上の博多クオリティに達した6人を除けば 5/21 と、ダメな選手率は全体の 23% にまで減少する。146 なら 20% だ。別の視点から見てみよう。ピーク時に球速が博多クオリティの 148 に達しなかった投手はわずか 8名(先の表「球速の上昇っぷり1」を参照)。146 なら 4名。4/27 である。50年やって落ちこぼれ認定がたった 4人? 15%? ありえない。実質上、博多は落ちこぼれを出していないに等しい(低速=落ちこぼれと見るのもあれだが、博多的には間違っていないと思う)。枠つぶしをとっていないのではない、枠つぶし候補はいくらでもいる。うまくのばしているのだ。
また話がそれるが、枠つぶし率 15% がどれほどすごいか説明する。年代が違うので単純な比較はできないかもしれないが、150年度〜225年度あたりで網走投手が 20/55(36.4%) だった(自分が基準ですまんが、他の“ドラフトがうまくない”オーナーのデータを持っていないので)。ついでに過去記事からちょっと修正して自己転載。
博多は「150年度以降入団・225年度時点で現役でないもの」という条件で、野手 11/70(15.7%)、投手 7/52(13.5%)。(那珂川)
甲山は野手 5/40(12.5%)、投手 5/30(16.7%)くらい(概算)。(NIGHT-D)
- 数値は自己申告
- 枠つぶしとは、読んで字のごとく「枠をつぶす使えない選手」のこと
100年たっても変わらない枠つぶし率、それが博多クオリティ!
話戻って、制質完も初期値別でどの程度上昇したかの表。
制球の上昇っぷり | 球質の上昇っぷり | 完投の上昇っぷり | |||||||||||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
振り後値 | 計 | E | D | C | B | A | S | 計 | E | D | C | B | A | S | 計 | E | D | C | B | A | S | ||
人数 | 27 | 3 | 5 | 6 | 4 | 9 | 0 | 27 | 0 | 8 | 10 | 6 | 3 | 0 | 27 | 0 | 1 | 5 | 11 | 10 | 0 | ||
上昇0 | 9 | 0 | 0 | 1 | 1 | 7 | 0 | 15 | 0 | 1 | 8 | 2 | 4 | 0 | 13 | 0 | 0 | 1 | 4 | 8 | 0 | ||
上昇1 | 10 | 1 | 1 | 3 | 3 | 2 | 0 | 10 | 0 | 2 | 2 | 2 | 4 | 0 | 8 | 0 | 0 | 0 | 6 | 2 | 0 | ||
上昇2 | 4 | 1 | 1 | 2 | 0 | 0 | 0 | 5 | 0 | 4 | 0 | 0 | 1 | 0 | 6 | 0 | 1 | 4 | 1 | 0 | 0 | ||
上昇3 | 4 | 1 | 3 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | ||
上昇4 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | ||
上昇5 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
アレ? 振り後の球質Eっていないのか…。今気づいた。
球速のように4ランクとか5ランクのアップはない(上がるとこないから当然だが)。唯一、制球でのみ3ランクアップが4人いるのは重点の成果だろうか。制球はD以下で終わった選手が1人しかいない。D以下で終わる可能性を持った選手が8人いることを考えると(以後、1/8 と表記)、判別する術はないが重点の他に個人特訓も加えているのではないかと推察される。質もD以下で終了は 1/8 だし、完もC以下終了が 1/6 だ。だめな奴がだめなまま、というケースが非常に少ない。だめなのがだめでなくなる何かが個人特訓なのだろうか。本当にそうか? 手持ちのデータだけでは分からない。
ぬるいリーグだから?
選手のデータを舐め回すのはこのくらいにして、別角度からアプローチしてみよう。以下の資料をご覧いただきたい。
リーグ全体の能力が低めなら、平均を上げるべく成長しやすく、低下しずらくなります。逆に能力が高めなら、平均を下げるべく成長しずらく、低下しやすくなるわけです。
なので、周りの能力が低ければ、それだけ上昇しやすいわけです。
この平均は能力ごとにとられますから、長打が全体的に低いリーグにいれば長打を伸ばすのは容易という事になります。
このへん、結構大きいんじゃないかと思ってます。
本来は、4割打者続出とか、70ホーマーばんばんでるとか、逆に首位打者が2割台とかならないようにつけくわえたロジックですが、それだけに、即効性があり強力に働きます。
昨年の首位打者が2割台だったとしたら、のんびり僅かな補正かけても、翌年にもやっぱり2割台でしょうから、速攻で劇的に打撃能力が上昇するわけです。もう、どのくらいだったか覚えてませんが、最大、上昇確率が2倍くらいまでいったはず。
ナイス事実発覚である。分からないところが分かってくるかもしれない。これをきっかけとした調査結果が、資料6だ。Excel での閲覧推奨。表は左から下記の通り。
- 年度
- 能力名
- フレアーリーグの平均能力
- フレアー以外の平均
- フレアー以外で最高リーグの平均
- フレアー以外で最低リーグの平均
- フレアー以外の平均とフレアーの差
- 最高リーグの平均とフレアーの差
- 最低リーグの平均とフレアーの差
- リーグnの平均…
球速・回復はマイナスになっていればフレアーが劣っていることを示し、他はマイナスならフレアーが優れていることになる。っていうか 3行目〜 6行目以外はどうでもいい。ついでだからグラフも作った。余計なパラメータもあるが見逃して欲しい。
ここでさっきの疑問「個人特訓か?」が解ける。きっとフレアーリーグは平均が低いに違いないのだ。まず球速。ほら低い…くない。むしろ高い。特に 251-260 と 281-290 は平均 1キロも高い。きっと博多も苦労したのだろう(したの?)。フレアーに集められるチームは下3つは弱々だからドラフトで高速投手をとりやすかったとか、そういう理由だろうか? うーん、もしかしたら計算が間違っているのかもしれない。まあいいや。問題は平均が高いくせになぜ伸びているかだが…なぜだろう?
制球は平均よりちっと低く、球質は平均よりめちゃくちゃ低い時期が多い。1リーグに80人からの選手がいて、0.3-0.5 違うっていったらそれは相当格差がある。この2つは平均より劣っているからして、並のリーグよりは上昇度合いが高いということであれば計算通り(何かと比較できないので主観だが)。また、博多が球質に振らないのも自リーグの平均が低いからじゃないか? と勘ぐることもできる。その割にはあまり高くなっていないので、無用な勘ぐりであるかもしれない。
ついでに全体の傾向にも言及すると、球速は281年度を境に、平均は変わっていないがいいリーグと悪いリーグの差が激しくなっている。新しい何かでも導入されたのだろうか? また、完投だけが全体に上昇傾向となっている。振る人が増えたのだろうか。球質・制球は低下しつつあるので、その分だろうか。
博多と他のフレアーリーグのチームを比較してないので憶測だが、博多は常に勝利するため監督能力が他チームより高く、また、オーナーの育成能力も高いため(いいとこで重点や特訓をかけられる)、リーグが弱いために割り当てられた上昇枠(というものが仮にあるなら)を多く分捕ることができるというのはどうだろうか。我ながらちょっと弱い推理だ。年代別成長数も出すべきだっただろうか。嫌だ。面倒は嫌だ。却下、却下である。
お茶を濁す意味で、最後に資料7。49年間の各リーグ平均防御率である。フレアーリーグは平均値では全体で2番目に悪い防御率となっており、RBO平均(約4.00)より悪いのは 28/49。4.20より悪い年17回というのも最多タイ。疑う余地なく、リーグ防御率が悪いリーグである。ここからは半分妄想が入るが、リーグ防御率も投手の成長に何らかの関係があるとするならば、フレアーリーグは投手育成に有利なリーグであった、と言えるのではないだろうか。
リーグ防御率は投手がよくても守備力が低かったり野手がすごすぎたりすれば悪い数字が出るものだから、投手は悪くないのに投手が伸びまくる、というのはあるのか? ってことが言いたいわけだ。もっと考えると、自チームの野手も投手もかなりよくて、他チームの野手と投手も悪くはないとしても、他チームの野手の守備がボロくてリーグ防御率が悪かったり、運用がまずくてリーグ打率が低かったりすると、さっきの割り当て上昇枠分捕り作戦で自チームの良い野手や投手をさらに良く伸ばしやすいとか、そういうテクニックが使えるのか? ということ。能力が高くても数字が出なきゃ弱いと判定されて能力が上がることもあるのかと。
そもそも、博多の成長が他と比較して多いのかどうかすらはっきりとはしていないことに今更気づいた。他リーグの他チームのデータをいくつか集めて比較しないことにはなんとも言えない。もはや何が言いたいのかと。
もう疲れたから結論
- リーグ平均は影響するが、まだ私にとっては現実とオカルトの境界で戦力にはなりえない。
- 当たり前かつ言い古されているが、使えない選手をとらない。
- 即148制A球B完A。これが博多スタンダード。
次回は横浜Lか甲山の予定だが、おそらく横浜Lになるだろう。甲山は自分で時々何か書くことがあるから。それとは別に、成長/衰退率とかも調査したいのココロ。あるのは“やる気”だけで、“やる”気はないけども。
4月はOBオールスターをやるのでしばらく放置になると思う。
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シリーズ常勝? 番外編 「監督戦術の最適解を求めよ!」
- 2005-03-10 (木)
- 連続もの
私は投手並べと同じくらい監督戦術が大好きです。なぜかというと、この2つを最適化すればかなりの戦力差を埋めることが可能だからです。誇張でなく、チーム力の差が1〜2ランクくらいあっても逆転できます。ほとんどのオーナーはこれらを最適化できていないと思います。裏を返せば、ほとんどのチームは今より強くなれる可能性を残していると思います。だからここのところはなるべく喋りたくありません(笑)。
ごめんなさい、嘘つきました。本当は大嫌いです。どうしても戦力が揃えられないので、毎回ここでツケを払わざるを得ないだけです。一度でいいからテストも並べも戦術いじりもなしで優勝したいです。
- タイプ
-
毎年いじりますが、テストしない年は -2 です。-2 なら勝てなくとも死にはしません。逆に、+2 だと長打Aってだけで 2割も打てない二塁Cがフルで出て死ねる場合がありますので、テストなしではいじりません。また逆に、テストするときは全ての値を取りうる可能性があります。非常にデリケート、かつ魅力的な項目です。
全員の守備がよければ大抵は +2 か -2 でいいでしょう。-1 を使うのは、-2 だと打線がいささか消極的な場合です。私は結構-1を多用しています(と思うよ)。例えば -2 だと 650点前後しか取れないときに、-1 だと防御率が下がらずに 700〜800点くらいとれるようになることがよくあるんです。野手のレギュラーと控えに大きな差がないときに効果があるのかもしれません。
+1 はその逆で、+2 と比較して防御率が劇的に良くなる場合があります。投手層と代打層と守備位置が関係している、はずです。+2 のイケイケで先発に代打だしてみたら、代わりの野手は守備低いわ代わった投手はゴミカスだわ、とかの場合などでしょうか。
時間と手間をかける気があるなら、タイプはよく吟味すべきです。投手の並び方を少し変えたり、野手を1人追加しただけでもタイプの効果は変わってきます。いじるなら手間を惜しんではいけません。惜しむなら-2にすべきです。
- 継投
-
なにがなんでも +2 です。伝統的に先発と後ろの力量差が少ないので必然です。ただ、先発数名だけが結構よくて、あとはクズのときなんかは 0 や -1 とかにしたりします。何故か? 後ろが足引っ張って負けるからです。残りのカス先発はどうなるのって? 捨てます。前3人が勝ち越せれば半分は勝てます。
誤解を招くかもしれないので一応記しておきますが、+2 だと 5位なのが 0 や -1 なら 2位や 3位、運がよければ優勝できるかも? とかそのレベルでの話です。あくまでも苦し紛れの手段です。
先発 6人が全員優秀で、中継ぎ以降がやや劣る場合は 0 が強力です。全員が結構なレベルの場合は +1 が強いです。ただ、その場合は先発の 1〜2人を抑え2や中継ぎ1に回して継投 +2 にした方がよい場合もあり、一概にどうとは言えません。
- 起用
-
+2。能力低くて実績高い(つってもCとかBだけど)選手と、能力高くて(ベテランと比較して、程度)実績低い選手という風になっていることが多いので +2。まれに能力も実績も高い選手で固められることがあるので、その場合は 0 にしています。実績低がカスすぎて実績高がすごすぎ、なんてことはないのでマイナスはありえません。
守備でここはいじりません。守備が低い奴はそもそも人権ないので枠外か、枠内でも出ないようにタイプで調整します。守備の低い者が試合に出るのは優勝がビリになる以上の絶対的致命傷なので、確実に回避できるところで回避します。
- 打順
-
+2。レギュラーがばり強い奴で固められたら +1 か 0。でもそんなことはないので常に +2。レギュラーと控えの格差がなければ常に +2で問題ない項目だと思います。
- バント
-
+2。または +1。野手がどうのより、投手に配慮してマイナスはつけません。
長打や実績の高い選手は +2 でもバントしないので、そこんとこも見て +1 か +2 か決めてます。快速非力巧高のアベレージヒッターが多い場合は、例外的に 0 にすることもあります。打てばヒットなのにバントされちゃたまりません。
- エンドラン
-
+1 か +2。足のある選手と巧打の低い選手の数を見て決めます。長打馬鹿が多い時は 0 にすることもあります。あとはテストで微調整。下手な +2 で得点力を下げるよりも +1 のが使いやすい。ただ、若いのが多いときや重点が足の時は +2 にして賭けてみるとおいしい可能性があるかもしれない。もちろん、今一歩で勝てそうもないときにとるべき手段。
- 盗塁
-
+1。単純に足の速い選手が多いときは+2。足の速い選手が皆無ならマイナスをつけることも。
ただ、リーグ内が肩の強い捕手だらけで、かつ足AとBが主力の場合は +1 に控えて代わりにエンドランを増やす方がいい場合もあります。空振りした時は見逃した時より盗塁成功率が高いようです。
また、足Cは結構走っちゃうので、それが多いときはやはり +1 に控えたり、足Bが主力でもCが少なく、絶対単独スチールはしないEだのDだのが多い時は +2 にしたりします。
バント・エンドラン・盗塁はいわば三位一体で効果を発揮しますので、この3つはワンセットでテストします。
- エース
-
ふつう-2。そんなすげー投手いるわけないし、伝統的に(以下継投を参照)。
抜けた奴がいれば -1 ですが、+1 や +2 にする場合もまれにあります。洒落にならないくらい投手が弱いけど1人だけ強い場合。後ろが足引っ張って負けるから。または、好きな選手がエースの時。もちろん余裕のあるときだけですが、余裕がなければ買ったり借りたりして強引に埋め立てます。
- 抑え
-
ふつう +1。抑え2が完投高で抑え1も十分強く、ほぼ確実に優勝できる場合は +2 にします。100勝以上を目指すときでしょうか。ペナントが五分五分っぽくても、エース格(といってもたいしたことない)を抑えにして先発を1人ずつ上にスライドさせる戦術をとる場合は +2 にすると効果が大きいです。私はよくやります。
球速が早くない場合はどんな場合でも +2 はご法度で +1 か 0。抑えに捨て投手を配する場合は -1 か -2 です。どんな場合かは恥ずかしいので内緒。
以上、那珂川日記を見てつい。
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シリーズ常勝 第3話 「博多の投手は化け物か!」、の前に。
- 2005-03-09 (水)
- 連続もの
その前にです。こざぴ〜さんのblogにこんなんが。
足りないものは貸してもらおう。
外人でなんとか凌ごう。
これじゃ安定して強い強豪チームの前では長いスパンでは太刀打ちできないです。
すいません、それ完璧に網走です。優勝してる年は、たいてい主力の半分から8割くらいが借り物買い物外国人だったりします。ドラフトと育成が超苦手なので、誰か代わりにやってください。
ついでに掲示板に書き込みのあった方々へ。
- >那珂川さん
どうでもいいですが、3/7の日記で「馬鹿」は15個でした。
馬鹿の数を「検索を使わずに」「自分の指で」数えてみました。労力使っても感謝されるとは限らない好例だと自負しております。
感謝もなにも、75個ほど数え忘れてますよ。
- >NIGHT-Dさん
関係ないけど、「ギガワロス」にギガワロス。
ワロスがガングロなら、ゴングロくらいですか?
- >mokさん
「これって資料2だけでええんとちゃうん?」
いきなり2だといきなりかな、と思ったんですが、いらなかったようです。
- >mokさん
「博多を負かしたければ、誰もが野手を借りてはいけない」ってのは博多に限らず強い球団がレンタル出してるのを見ると常に思うんですが、目前に優勝がぶら下がってるとつい飛びついちゃうんですよねぇ。
私は真っ先に借りますよ。
- >ホイホイさん
打撃指数って馬鹿に出来ないんですね、私はおまけ程度にしか捉えていませんでした。
「馬鹿にできない効果」は指数より実績の方にかけたつもりで、全然かかってない文章になってます。すいません、指数はおまけです。メインは実績です。そりゃ指数が高くて悪くはないですけど。
- >真堀さん
160試合やって博多に勝つより18試合で勝つ方がはるかに楽であり、かつその目的は仮に博多がレンタルによって利益を得ていても十分達成が望めるものです。
結論の2はマーフィーの法則的な、いわばギャグみたいなものですから気にしないで下さい。私も博多の野手を借りて博多に勝ちたい所存です。
っていうか冠さえ確保すれば博多と160試合やる状況は起こりませんし、自分が冠とれて博多と160試合やる状況ってのは、もう博多に「博多を越える」なんて気を起こさせる神通力がなくなってる状況ですから、ありえません。
- >じゃすさん
そもそも、上でも引用したような、”成長CCでDBDA程度のたいしたことない選手”を取ってるにも関わらず、”他球団に(金を払ってもらって)借りてもらえる選手”が育ってることこそ一番わからない点だったりします。
>那珂川さん
リーグ全体の能力が低めなら、平均を上げるべく成長しやすく、低下しずらくなります。逆に能力が高めなら、平均を下げるべく成長しずらく、低下しやすくなるわけです。
なるほど、私もいまいち弱いなあと思っていた部分でしたが、そういうからくりでしたか。軟投しかいない職員sはリーグの仲間に貢献しまくりですね。
ハァ、なんかこれだけでおなかいっぱい、量的にもこんなもんじゃない? ってことで続きはまたこんど。実はまだ半分しか書けてないからだけどね! しーゆー
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シリーズ常勝 第2話 「衝撃! フレアーサイクルの謎」
- 2005-03-07 (月)
- 連続もの
本当に原料だけ投下して後は放置する段取りだったんですが(だって自分がおいしくないもん)、ファイナル2連覇のmokさんが「次あるんですよね」とか言うんです。権威を背景にした脅迫です。
そういうわけですので、しぶしぶ、嫌々、役所より雑にやりました。最初は博多。博多がどんな選手をとってきたのか、そこから何か役に立つことが読み取れないか、という試みです。以下に昨日公開した選手一覧を任意の共通点で抜き出したものを用意しましたので、傍らにウィンドウを置きつつ本文をご覧下さい。ファイル内の選手データは1能力ごとに空白区切りとなっておりますので、Excel などで並べ替えて遊べます。というか、Excel での閲覧を推奨します。ファイルを保存してExcelで開くもよし、空白をタブに置き換えてそのまんまコピペするもよしです。
まずは資料1をご覧下さい。見て分かるとおり、251-299 の博多の獲得野手を希少ポジション順(捕二遊三外一)に並べ、その中で長打順に並べたものです。間違いなく、博多は長打を念頭に置いた選手の獲得をしています。53名中、長打Dが6人、Eが2人しかいません。その8人も外野手1名を除いて全員が希少ポジション(捕二遊)を保有しており、能力も守備以外は私の目から見ても低い傾向にあることから、当時、これらのポジションが枯渇して仕方なく獲得した選手が大半であると思われます。
反面、足はほぼ見ていないと言ってよいでしょう。現在の博多のデータを見ても足は重視されているとは思えません。左打者は少なくないですが、足はDやEがほとんどです。また、獲得されている左打者の 12人中 9人が希少ポジション(捕二遊)となっており、主力となるべき位置はほぼ全員が右打者で固められています。
次に資料2をご覧ください。右端とその1つ手前に2種類の数値が追加されています。これは、選手データに対し「長打をAに、才努をCCに最大限近づける」ように上昇ポイントを振ったと仮定した結果の残り上昇ポイント数です(左長Eなどはおそらく足から振っていると思いますが)。右端から1つ手前が長打に振った後の残り上昇、右端が成長にも振った後の残り上昇、マイナスはそれを行うポイントが足りなかった、という意味です。なんで成長がCCかという理由は、博多の現在のデータから野手はCCが基準になっていると見られるからです。
やはりというか、ほとんどの選手が「長A才努CC以上」を満たせる選手であることが分かります。特に三塁以上の打撃優先ポジションでは長Bで止まる選手が1人もいませんし、成長CCを満たせない選手も1名のみですからいないと同じです。よって、博多の野手獲得条件の基本は「長A成長CC以上」を満たす+αであると思われます。もう一つ、確信はもてませんが「守備が低すぎてもとらない」傾向があるように思えます。一般的にどうかを調査していないのであれですが、守備Eの選手が平均より少ないのではないか、という感じがします。特に二塁手は「遊C以上でない限り、C以上」の条件を全ての選手が満たしています。
ここまで見てきて、ある引っ掛かりを覚えた方はいませんでしょうか? そうです、そんなにいい選手ばかりをとっているとは思えないんです。成長CCでDBDA程度がそんなにいい選手ですか? んなこたありません。現行の博多の選手を見ても、DADAくらいが標準なんです。そんなに打てる能力ですか? しかし、リーグ戦ではやたら打ちまくっています。このギャップはどこからくるのでしょうか。私の目利きがおかしいのでしょうか。
結論から言うならば、選手の能力を超越した要素が絡んでいる、ということです。ここで、面倒くさがらずに300年度フレアーリーグのBPDファイルを見てみてください。リーグ順位表の博多をクリックです。宝泉寺戦のみがさほどよい結果と言えず、他は圧倒しています。その、他のチームデータを見てみてください。監督戦術もです。妙な気を使っても無駄なので言いますが、てんで弱いです。データ自体が弱いのはどうしようもないですが、横浜Bなどは監督戦術次第で相当戦えるはずなのに、もったいないです。話がそれました。
つまり、こういうことです。強い→勝つ→指数上がる→データ以上に打てる→冠上位→弱いチームが配置される→相対的に強い→勝ちまくる→指数あがりまくる→データ以上に打てる→冠上位→…。これを私は「フレアーサイクル」と名付けます。夢の永久機関も可能ではないかと思わせるサイクルです。弱いチームに囲まれていれば、ドラフトでいいのが抜けてくる率も違うでしょう。また、博多の強さの秘密はこれだけでなく、出番のない若手を貸し出すことによる外部育成、すなわち指数と実績の上昇も馬鹿にできない効果があると思います。代金という要素を省けば、貸し出して貸した側が得をできるのは野手だけです。投手は試合に出ても能力が上がりませんが、野手は出れば指数と実績が上がります。もちろん、オーナー当人の特訓・重点・目利き・その他によるチーム力の底上げも見逃すわけにはいきませんが、それはある程度誰でもできることです。やはり他オーナーとの最も顕著な差は、この「フレアーサイクル」と外部育成によるものだと私は断言します。ここで勘違いをしないようにしてください。博多はヌルいから勝ち続けているわけではありません。ヌルく、強くなれる環境を自ら創り上げているのです。博多はα1左を最大限に活用し、10年間の常勝を勝ち取っているのです。
これでもうお分かりでしょう。博多のとっている野手は、博多だからこそ最大限の効果が見込めるからであって、他球団、例えばチーム力にあまり差がないリーグのチームが似たような選手をとったところで、大したことはないのではないではないかと思います。結論、「博多のとっている野手は真似ても真似にならない」。続く結論、「博多を負かしたければ、誰もが野手を借りてはいけない」。そして最終結論、「α1左をとれ!」
後半で「ドラフトでとった選手を見る」というお題からは少々ズレましたが、博多の強さの一端に触れることは、誰にとっても利益となるのではないでしょうか。次回は「博多ドラフト投手編」をお送りし、その後にRBOの双璧である横浜Lと甲山の真実に迫りたいと思います。RBOで最もツキがないと言われながらも、ヌルいとは言えない環境で常勝を達成し続けるこの2チーム、きっと汎用的なドラフト戦略を読み取れると期待しております。
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常勝
- 2005-03-05 (土)
- 連続もの
RBO で、いわゆる“常勝”と言える球団はどこだろうか。パッと名前があがるのは、横浜L、甲山、博多、宜野湾、富山あたり。最近では福島、嫁Rも強いが、福島は黄金時代なしで(つまり、常勝で)いけるかどうかがまだ未知数であること、嫁Rは残念ながら(本当に残念)身売りとなったことから外される。
先にあげた 5 球団で、オーナーが最も強いのはどこか? と言われれば、横浜Lと甲山が RBO の双璧である、と私は思っている。勝負強さなら富山だがこの2つと比較するとやや落ちるかどうかか。宜野湾はよく分からないが、最近はいまひとつの成績に落ち込んでしまっている。博多は富山の上か下か真ん中かくらいではないだろうか。
しかし、常勝球団を 1つだけあげよ、とするならば私は迷わず博多を選ぶ。他のどこが劣っているからどうの、というレベルの話ではない。例えば、毎年の博多の余剰選手を見て欲しい。誇張でなく、毎年もう1チームを優勝させられるだけのメンバーが余っている。だから故障に強いとかそういう話ではない。要は、最ヌル(最もぬるい、の意)のα1左をとった時点で博多が勝者である。常に勝ち、常に支配し、常に君臨する。それが RBO 最高の常勝球団、博多フレアーズなのだ。
だが、その博多も、福島の手により301年度からの新リーグ編成ではα1左から転落してしまった。今日はこれを記念して、我々凡人の、凡人による、凡人のための(誰だ凡夫とか言ってるのは)、博多のどこがどう強いのか調べよう大会〜
とは言ったのものの、どこから手をつけようかということで、最も手軽なドラフトから手をつけようと思う。数十年に渡って博多所属リストのドラフトを担当してきた私がお送りするわけだが、指名内容を無断でバラすのは倫理上どうかと思うので(規約には特にこれについて定めたものはないが、RBO規約 3−3.権限 に抵触する恐れがある)、今回はドラフト結果、すなわち博多の獲得選手を列挙することで、こういう選手はああなる可能性があるんだ、ふ〜ん、というような感じで進めていきたい。ドラフトリストは公開されているもので、それを集計して再公開するだけだから問題なし。じゃ、251-299を本当にただ列挙。
年平均2人もとってないんですね。試しに網走もとってみましたところ(ドラフトファイル名を決めうちできないから面倒くさいな。手動じゃないですよ)、こちらも年平均2人を割ってます。とってる選手が違うんだな、というところでまだ続きます。とりあえずスクリプトを手直しして、さっきあげた 常勝5球団+2球団。
ついでにこの49年でどこが何人とってるリスト。ドラ外はチェックしてないし、新しいチームは人数が少ないので…あ、チームが何年あるかも出せばいいか。ちょっとまってください。つけました。うーん、とってる人数は出してもあんま意味なかったぽい。
というわけで、原料を投下して分析はしないのでありました。
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