Home > ベスプレ
ベスプレ Archive
ベスプレクイズ盗塁編 を考える
- 2005-05-30 (月)
- ベスプレ
- RBO20リーグから好きなリーグをチョイスします。
- 任意の1チームの1選手を、エディット選手と入れ替えます。
- エディット選手の能力はS〜Eまで自由で、打撃指数も自由です。
- 他は305年度のアジャストデータのまま、10シーズン流します。
- エディット選手のシーズンあたりの盗塁数が最も多かったものを採用します。
エディット選手のシーズン盗塁が最多だった人が優勝です。
上記のような命題が与えられた場合、ある1人の選手が盗塁を極限まで増やすには何が必要だろうか。
- 打席数:選手の能力による。
- 出塁率:選手の能力による。
- 盗塁機会と成功率:塁に出たときに盗塁できるか否か。選手の足と監督戦術、対戦相手の捕手の肩、投手の球速が関係する。
- 一塁ストップ率:犠打や長打を打つと盗塁機会が失われてしまう。よって、打席数と出塁率を確保しつつ、これらを減らさねばならない。
この4つを満たすために必要な選手の能力を決定し、それを活かせるチーム、リーグを探す。
一塁ストップ率については異論もあるだろうし、私自身も確信を持っているわけではない。だが、今回は「一塁停止主義」が正しい前提で話を進めたいと思う。合っているにしろ間違っているにしろ、何らかの成果は得られるはずだ。
選手
- 打席:L。右は言わずもがなとして、両打ちは打撃成績全般にであれば有利かもしれないが、一塁停止主義の上での出塁率増加には L の方が有利だと判断した。
- タイプ:S。一塁停止主義としてはより長打の少ないスプレーを推したい。
- 守備と肩:チームを決めてから考える。
- 足:S。以外があるのだろうか。
- 眼:S。同上。
- 実:S。無用な送りバントや調子崩れを避けたい。
- ス:S。低くていいことはない。
- 巧:後述
- 長:後述
- 信:0。主軸を打たせないためにもプラスは避け、また、打率を下げるマイナスも避け、ということで0が妥当。
- 左:+2。高くて悪いことはない。
- 指数:400。高くて何が悪い。
問題は巧と長のバランスである。つまりバントだ。ご存知のように、巧打が高く長打が低ければバントの連発を招き、かといって長打が高ければ長打を招く。一塁停止主義としては甚だ面白くない。それを回避したいがために実績をSにしたのだが、もし仮に巧S長Eにするとして、実Sはこの選手のバントを止めることができるだろうか? なるべく長打は低くしたいのだ。
なぜバントがいけないか?
ここでバントについて少し考えてみよう。なぜバントがいけないか? それは無駄に死ぬ = 盗塁機会の減少だからである。、今回の命題からすれば、盗塁機会の減少は必死に防がねばならない。だが、バント抑制はそこまで盗塁機会の減少に役立つだろうか? 盗塁機会の減少という視点からすれば、たとえば本塁打もバント死もたいした違いはないのではないだろうか。長打が高い選手の場合、二三本塁打が単打であれば、盗塁機会が100くらい増えるという考え方はありえないだろうか。その場合、多少バントをしても目をつぶれる程度ではないのだろうか。
目的はバントを減らすことではなく、盗塁機会を減らさないことのはずだ。もちろんバントが0であればそれに越したことはないが、例えばバントを10減らすために長打を上げて、結果本塁打が10増えたらどうだろうか。盗塁数を競う今回のテーマからすればどちらも盗塁機会を減らす、似たような現象ではないだろうか。
というわけで、私はバントをある程度許容することにした。ただし、チーム全体のバント数が多いのは盗塁機会を減らすだけなのでよろしくない。したがって、本人のバントはある程度までなら許容、チーム全体ではなるべくするな、ということでいきたい。
では、具体的にどの程度の実巧長と戦術ならバントをあまりしないのだろうか。以下、305年度データから “監督バント0以上” “実績A以上” “巧打B以上” “長打C以下” の条件に当てはまる選手を抜きだし、バント率を見た。分類は適当だが、だいたいフル出場で20以上なら “する”、10程度なら “少し”、5以下程度なら “しない” とした。
バント+2でする - 砂田 R S - - - - - B B A A A B S C +1 0 250 ; M 36 晩成 D A C - 4 カラーゼ R S - - A - - - C A C A D S D 0 0 300 ; Ma26 普通 B E C - バント+2で少し 6 上大岡 L S - - - - A - A S B A B S D 0 0 360 ; M 31 晩成 C C B 7-N2 - - 和賀 B S - - - C - - C B A A B B C -1 0 290 ; M 32 早熟 C B C 11-N2 - 8 沢村 L S - - - - - B A S B A B B D -1 -1 330 ; M 29 普通 D A B - バント+2でしない - 梅屋敷 B S - C - - - - C A C S C B C -1 +1 310 ; M 40 晩成 D C C - 9 二本松 B S - - - - - B C A E S D S C -1 0 310 ; M 40 晩成 B A C 2 7 赤井 L S - - - - B C B S B A A B C +1 -1 350 ; M 30 持続 B B D - 9 鳴神 R S - - - - - B C B A A D A D 0 0 270 ; M 34 普通 C C C - 5 長谷川 L S - - - C - D S S A S A B C 0 -1 330 ; M 35 普通 B A B - バント+1でする 6 篠原 L S - - B - A - B S A A A S D +1 -2 340 ; M 30 晩成 C B B - バント+1で少し - 落合 L S - - - - - B D A C S B B D -1 -2 310 ; M 34 普通 D C A - 6 稲澤 L S - - - - B - A S A A B B D 0 0 340 ; M 37 晩成 B B B - バント+1でしない 7 松嶋 R P - - - - - B A A A S A B C +1 0 310 ; M 33 普通 C A E - 5 北斗 L S - - - B C - D S C A C B D -2 0 310 ; M 34 普通 C B C - 7 河之内 L S - - - - - D B A A S A A D -2 0 310 ; M 41 晩成 C B D - バント0でする 9 久保内 R P - - - - - B A A B A B A D -1 0 270 ; M 36 普通 B A B -
ややサンプルが少ないし、さすがに長打Eで実績Sの選手はいなかったが、以下のことが分かった。
- 実績Sならバント+1以下でバントしなさそう
- 巧A以下かつ長打C以上でバントしない
以上より、巧打Sの長打Dでいくこととする。長打Eは未知の世界なので今回は避ける。
チーム
必要な条件として考えられるのは、以下のようなものだろう。
- 長打、攻撃力高:長打の低いEきょ〜そを1番に置いてくれる率が高そうである。
- バント-2:本人がしなくても、周りがしては仕方がない。ただし、長打や実績の高い選手はバントしないので、そういった選手が多い場合は0以上でも構わない。また、監督戦術よりもチーム成績という資料があるので、これを見て犠打が少なければバント+2でも問題はない。仮にEきょ〜そが1〜2番に固定されるとすれば、投手のバントで盗塁機会を逸する可能性は限りなく低いと見る。
- エンドラン+2:高ければ高いほど結果的盗塁試行が増える。
- 盗塁+2:必須。周囲が足C前後揃いなら無駄死にして打線の回転を下げるので+1あたりでお茶を濁してほしいが、そもそもそんなチームは選ばないので+2。
- 強い:当然。
ここで唐突にリーグだが、チームとリーグ、片方が決まればもう片方は自動的に決定される。今回の場合、リーグの中のチームの中の選手の成績が主題なので、チームを飛び越してリーグを先に決めることはないだろう、という考え方で、チームを先に決めることにする。よって考えない。
考える場合、以下のようなことを考えていた。
- 強すぎず弱すぎず:例えば相手が強すぎると完敗、弱すぎると圧勝が多くなり、必然的に延長戦の機会が減少するだろうことが予測できる。特にRBOは最大18回、1試合で2試合分の打席が回ってくることもありえる。仮に延長12回の試合が年間10回あるとすれば30イニング、3試合分多く打席が回ってくることになる。接戦が多ければ多いほど、この機会が多くなるのではないだろうか。
- 強すぎる:自チームだけが圧倒的に強く、その結果として打席に立つ機会が多い、というのもよいだろう。
方針は決まったので、あとはいかに120チームの中からそれらしいチームを探すかである。チームの項であげた以外にも様々な条件が考えられるが、今回は打席数に着目して調査を行ってみた。とにかく回ってくる回数が多そうなチーム、ということである。
このリストは、チーム単位で打席(打数+犠打+四死球)を集計しリーグ別に並べたものである。犠打はいらなかった、と少し後悔している。以下、項目の説明。
- リーグ打席数:そのリーグの打席総数。多ければ多いほど攻撃力の高いリーグであるはず。
- リーグ打席総数:対戦リーグ同士の打席総数。
- チーム打席数:そのチームの打席総数。多ければ多いほど回ってくる回数が多い。
- チーム攻撃指数:チーム打席数/リーグ打席数*6*100。100がリーグ平均で、それを越えていればリーグ内で打席数の多いチーム、下回っていればリーグ内で打席数の少ないチームということになる。
- チーム総攻撃指数:チーム打席数/リーグ打席総数*12*100。対戦リーグも含めた攻撃指数。リーグ対リーグでの搾取者か被搾取者かも表すが、自分対敵リーグとの指標にはならない。
少し余談。チーム打率総合1位の職員sだが、打席数はかなり少なめ。長打力が無いので四死球が少なかったか。
このリストから、チーム打席数が10位内のチームを抜き出し、監督戦術と他チーム肩S捕手の数を比較してみる。自は自リーグ、敵は敵リーグ。
ブリリアントローズ 四日市バルチック 4/9 モーゼズ +2 +2 +2 +2 +2 +2 +2 -2 -2 敵 三咲 未散 B・・・・・ S 160 492 フレアー 海鳴トライアングル 7/6 凛 -1 +2 +1 -2 +1 +2 +2 -1 +1 敵 △山縣 佑輔 A・・・・・ S 95 263 味皇 鳥羽パールス 5/4 石橋 +1 +2 0 0 -1 +1 +2 -1 +2 敵 良輔 B・・・・・ S 160 533 ラッシャー ACロッソネロ 8/8 西野 -2 +2 +2 +2 +2 +1 +1 -2 +1 敵 陸奥 吉野 A・・・・・ S 160 547 卍 乱波集団川並衆 2/2 塩谷 +2 +2 0 0 0 +2 +2 -2 0 自 横山 翔太 A・・・・・ S 103 312 自 山田 直孝 C・・・・・ S 155 515 ハイブリッド 立川ハイブリッド 3/7 山根 +1 +2 +2 0 +1 0 +1 -2 +2 自 仁科 保 B・・・・・ S 160 540 自 ○堀切 保 D・・・・・ S 145 487 敵 今来須 順 B・・・・・ S 144 459 カットバス 土佐黒潮いごっそうず 1/1 円行寺 +2 -1 0 0 -1 0 +2 +2 +2 自 良輔 B・・・・・ S 160 533 ヌードル 吹田ホーネッツ 6/3 園原 +2 +2 +2 0 +1 0 +2 -2 0 敵 寅月虎之助 C・・・・・ S 158 544 ヌードル 西大寺ヌードルズ 9/5 村上 +2 +2 +1 +2 +1 +1 +2 -2 +2 敵 寅月虎之助 C・・・・・ S 158 544 キングサーモン 因幡ボーパルバニーズ 10/10 星野 +2 +2 +2 +2 +2 0 +2 -2 0 敵 横山 翔太 A・・・・・ S 103 312 敵 山田 直孝 C・・・・・ S 155 515
この中から、強い、戦術が理想に近い、かつ敵捕手がきつくない上にチームバント数が少ないという条件を加えると、残るのは鳥羽パールスとなる。
鳥羽の中
次に、どの選手と入れ替えるかを考える。控えと入れ替えると試合数を損する可能性があるので、スタメンと入れ替えねばならない。
5 別府史 L P - - - A - - C A D A A C A +1 -1 390 ; M 30 普通 C C C - 8 梨田 L S - - - - - C C A C B A B B 0 -1 330 ; M 28 早熟 B A C - 9 坂口 R P - - - - - C D A C C A C S -1 0 330 ; M 31 早熟 D C C - 6 アルテグラ R S - - - - C - A A A A A A S -1 0 360 ; Me27 普通 B B B - 2 沖 L P C - - - - - C E A B C D S 0 -1 390 ; F 32 普通 E C C - 3 有田 R P - D - - - - B E B C B D S 0 0 300 ; M 28 早熟 C C E - 7 清水 L S - - - - - D C C B B B B A -1 -1 310 ; M 34 晩成 D B C - 4 大門 R S - - A - - - C A A D D B D -1 0 280 ; M 30 普通 C B C -
このうち、入れ替えて最も効果が高いのは大門だろう。ちょうど長打が低く、能力さえ高ければ一番に置いてくれる可能性が高い。だが、チーム成績を見て考えが変わった。清水が邪魔なのである。控えの白石がより試合に出たほうが、全体として打率が高くなりそうなのだ。だが、大門の方がよっぽどお荷物。これはどうすべきか…。その答えはこれだ。
'--- α4左リーグ、鳥羽パールスの「大門」を以下と入れ替える。 4 Eきょ〜そ L S - - S - - - S S S S S S D 0 +2 400 '---
目的は鳥羽を勝たせることではなく、Eきょ〜その盗塁数だということを忘れていた。
- コメント: 1
- Trackbacks: 0
305振り振り依頼
- 2005-05-27 (金)
- ベスプレ時事
- コメント: 8
- Trackbacks: 0
第3回OBオールスター開催規定・補足1
- 2005-05-26 (木)
- 連続もの
オーダーについて
提出するオーダー(添付ファイル)は、そのままベスプレに読み込めることを確認すること。
ベスプレを所持していない、またはエラーが出たがどこがおかしいか分からない場合、オーダーチェッカー(那珂川さん製作)を使用して確認すること。
基本的に、データ以外を削除した状態で読み込めるorオーダーチェッカーを通ればOK。そこに選手の紹介やらなにやらを追加すればよい。また、それらの先頭には “;” (セミコロン) をつけることで、ベスプレが無視する行(コメント行)となる。提出テキストサンプルのコメントの打ち方を参考にして欲しい。
- コメント: 0
- Trackbacks: 0
第3回OBオールスター開催規定
- 2005-05-24 (火)
- 連続もの
簡単ルール超解釈
めんどい人はこれだけ理解すれば大丈夫。
- OBを集めてチームを作る。
- 何チームでも出せる。
- 選手はかぶってもいい。
- 試合はトライアンフトロフィ形式。
- データは 06/12(日) 24:00 までに主催者へ提出。
- 賞金が総額2000ポイント出る。
- 今回は選手選び支援がある。
- 提出テキストサンプルと前回、前々回の様子を参考として用意した。
まえがき
第2回大会から50年、またまたきましたOBオールスター! 開催要項ナナメ読み、自慢の選手を並べましょう!
偉そうに要項ぶってはいますけれど、細かいところまでは定めたものではありません。OBオールスターという大会名と、あくまでもお祭りで勝敗は二の次、というところでお察し頂ければ幸いです。
大会趣旨
今のスター選手、10年前のスター選手、100年前のスター選手を一緒にプレーさせてみたい…!
誰彼の親とその親とそのまた親を一緒にプレーさせてみたい…!
ベストメンバーなら俺がRBOナンバーワンwっうぇwww
そんな願望を叶える大会、それがOBオールスターなのです。
基本ルール
- 自チームに所属したことのある全ての選手から、好きな選手を選んでチームを作り、戦わせる。
- あまり必死にならない。
- あまり寒い手を使わない。
参加
- 参加資格
-
- RBO、またはRBO以外のオンラインリーグで1つ以上のチームを所持している、または所持したことがある者。
- 登録できるチーム数
-
- 数に制限は設けない。
- 1つ以上のチーム所有者は、1つ以上のチームを作成して出場できる。
- 自らが所有するチームA(以下、親チーム)から、チームa、チームb… と、複数のチーム(以下、子チーム)を作成してもよい。
- 同一の子チームに全く同一の選手が存在してはならない(同一選手の別年齢も不可)。
- 別個の子チームには全く同一の選手(同年齢でも違年齢でも可)が存在してもよい。
- 注1 : 子チーム同士のメンバーが全く同じ、またはほとんど同じメンバーであることは好ましくない。
- 注2 : ただし、好ましいか否かの判定は参加者が行ってよい。主催者はたぶん調査も判定もしない。
- チーム名
-
- そのままでも構わないが、リングネームでの出場を推奨する。
- 複数の子チームを出場させる場合、それぞれ別名をつけなければならない。略称・記号についても同様とする。
- チーム名・略称・記号が他チームとかぶる場合、主催者の判断により勝手に変更される場合がある。
チーム名・例 親A 網走プリズナーズ/網走/刑 子a 網走プリズナーズ/網走/刑 子b 府中にもプリズナーズ/府中/府 親B 竹島オンライン/TO/TO 子a 尖閣諸島拡張パック/尖閣/尖 - チーム編成
-
- 野手16名、投手12名、監督1名とする。
- 二軍枠は無制限とする。ただし出場はないのでチームデータの飾りとなる。
- ポジションの制限(RBOで同一ポジションは最低2人のアレ)はなしとする。
- 監督
-
- 自チームで使用した事のある監督を自由に任命できる。
- 戦術を変更しても構わない。
- 能力を変更してはならない。
- 球場
-
- 305年度終了時点において、RBOで使用が認められている球場から選択しなければならない。RBO使用球場を参照。
- 混成チームについて
-
- チームを身売りし、後に同一機構で別チームを保有した場合、それらを混成させてもよい(ただし、身売りしたチームについては身売り直前まで…つまり自分がオーナーであった間のデータのみ使用可)。
- 複数のチームを同一機構で保有している場合、これらを混成させてはならない。
- 別機構のチーム同士を混成させてはならない。
混成チーム・例 ○ 港北グリューネワルト+横浜ワイルドハーツ × 網走プリズナーズ+米軍職員s × 網走プリズナーズ+竹島オンライン - 参加可能選手
-
- 305年度終了までに自チームに1年以上所属したことのある選手。
- 国籍による人数制限は設けない。
- レンタルで在籍した(保有権を得なかった)選手を参加させるのは違反ではないが、あまりかっこよくない。
- 別年齢の同一選手(N歳の選手XとM歳の選手X)は同一の選手として扱う。つまり、同一チームに同時に存在させることはできない。
- 補正
-
- 投手の完投/回復修正はRBOのルール通りに適用される。補正は主催者側で行う。
- 監督指揮能力による補正は行わない。
- ゲストチーム
-
- RBOの各球団において優秀な選手を輩出する一族(例:葛葉・塚本・内藤など)については、主催者側で特別にチームの枠を超えたドリームチーム(例:葛葉オールスターズ300)を結成し、出場させる場合がある。
- ゲストチームの編成は通常参加チームに影響を与えない。
対戦方法
- 試合
-
- 全ての試合で延長は18回、DHありとする。
- 予選
-
- 総当りリーグ戦(ホーム3戦アウェイ3戦×対戦チーム数)とする。
- 12 以内のチーム数でブロック分けし、上位の 1チーム以上がセミファイナルへ進出する。
- セミファイナルへ進出するチーム数が 4 の倍数にならない場合、予選落ちの全チームから最も勝率のよいチームを必要な数だけセミファイナルへ進出させる。
- 同一オーナーのチームが同ブロックにならないよう、なるべく配慮する。
- セミファイナル
-
- 総当りリーグ戦(ホーム1戦アウェイ1戦×対戦チーム数)とする。
- 12以内のチーム数で2ブロックに分け、各ブロックで最も勝率のよいチーム同士が OBオールスターファイナルへ進出する。各ブロックで勝率2位のチームは3位決定戦へ進出する。
- 3位決定戦
-
- 4戦先取の日本シリーズ方式とする。
- セミファイナルで成績が上だった方のチームから見て、ホーム2戦、移動日、アウェイ3戦、移動日、ホーム2戦 とする。
- 7戦目が終了しても決着がつかない場合、移動日なしでアウェイとホームを交互に行い、先に勝ったほうを勝利とする。
- OBオールスターファイナル
-
- 3位決定戦同様とする。
- 日程と場所(RBOチャット)の都合がついた場合、観戦会を開く可能性がある。
- 補足
-
- 参加チーム総数が 288 を超える場合、予選の開催方法が変更される。
賞金
網走&職員sから合わせて1000ポイント、博多から1000ポイントの総額2000ポイントが用意され、参加チームは成績などにより賞金を受け取ることができる。詳細は以下のとおり。
名目 | もらえる人 | 金額 | |
---|---|---|---|
いわゆる賞 | 優勝 | 優勝チーム | 200p |
FKO賞(内藤賞) | 準優勝チーム | 50p | |
海鳴賞 | 3位チーム | 100p | |
4位 | 4位チーム | 50p | |
個人賞 | 剣雅比賞 | 予選首位打者 | 50p |
夕星瑠賞 | 予選本塁打王 | 50p | |
夕星瑠賞 | 予選打点王 | 50p | |
鈴木大地賞 | 予選盗塁王 | 50p | |
吉川孝治賞 | 予選最優秀防御率投手 | 50p | |
野村衛賞 | 予選最優秀救援投手 | 50p | |
松崎高大賞 | 予選最多奪三振投手 | 50p | |
竜堂判賞 | 予選最多勝投手 | 50p | |
なめてる野手で賞 | 予選規定打席到達で最低打率野手 | 25p | |
なめてる投手で賞 | 予選規定投球回数到達で最低防御率投手 | 25p | |
OBオールスター賞 | 面白い編成や名前のチーム 主催者任意で1〜10くらい選出 | 残りのポイント |
- 補足
-
- 配分は変更される場合がある。
- 公認・公式大会ではないため、ポイント移動は通常の移動となる。つまり0.8掛けになる。
- RBOに所属していない機構のチームが賞金を得た場合、該当チームのオーナーがRBO所属の球団を持っていれば、そのチームで賞金を獲得できる。複数チーム所持の場合、主催者判断で主チームと思われるほうが獲得する。持っていない場合は賞金を受け取れない。その分はOBオールスター賞に加算する。
スペシャルマッチ
ある特定の条件が揃っているチームが複数ある場合、OBオールスター本選とは別に試合を行う。その場合、本選への参加資格を失うわけではなく、それとは別個に独立した試合を行う。
- 例
-
- 軟投オールスター:投手が全てCタイプかDタイプのチーム
- U25オールスター:全員25歳以下
- 希望
-
- できれば縛りのアイデアを誰か出して、面白そうならそれに合わせたチームを出し合うという形にしたい。
チームの組み方例
- 俺は強いから50年毎に1チーム組むぜ! … ええい、いまいましい
- 俺は外人だけで組んでみるぜ! … 捕手いるんか
- 俺は名前の長い選手を集めるぜ! … もうええわー
日程
RBO | OB ALL | 日付 |
---|---|---|
305ドラフト週 | 登録受付開始 | 05/27(金) |
307登録週 | 登録受付締切 | 06/12(日) 24:00 |
予選組み合わせ発表 | 06/13(月) | |
予選結果発表 | 06/16(水) 〜 06/21(火) | |
307ドラフト週 | ||
各賞発表 | 06/23(木) | |
決勝結果発表 | 06/25(土) |
登録
作成したデータをテキストファイルとしてメールに添付し作成したデータ(テキストファイル)を lzh、または zip 形式で圧縮してメールに添付し、必ず subject を “[OBALL03]” として主催者に送付する。
テキストはチームデータ例を参考に作成する。RBOのチームならTEAM DATA LOOKUPを利用できる。また、作例内の “>” から始まる行はコメントである。
オーダーについて
提出するオーダー(添付ファイル)は、そのままベスプレに読み込めることを確認すること。
ベスプレを所持していない、またはエラーが出たがどこがおかしいか分からない場合、オーダーチェッカー(那珂川さん製作)を使用して確認すること。
基本的に、データ以外を削除した状態で読み込めるorオーダーチェッカーを通ればOK。そこに選手の紹介やらなにやらを追加すればよい。また、それらの先頭には “;” (セミコロン) をつけることで、ベスプレが無視する行(コメント行)となる。提出テキストサンプルのコメントの打ち方を参考にして欲しい。
総則
主催者は参加者が上記規定に違反しているかどうかのチェックを行わない可能性が高い。遵守は参加者各位の良識に期待する。
開催規定に対する質問
質問は本記事に対するコメントでのみ受け付ける。
- コメント: 35
- Trackbacks: 0
303年度結果
- 2005-04-14 (木)
- ベスプレ時事
職員sは今年もファイナルまでいけませんでしたが、危なげなく優勝しました。総当りもようやく勝率5割、α1の恩恵を全身に受けている感じの成長っぷりが効いているのでしょうか。この調子で勝ち続ければ、次の改変期にはちょうどフレアーライン前後で楽しめそうです。唯一の不満は二塁S長打Sオージーの帰国。守備が落ちてても残留要請したいところです。こんなん200pじゃ買えません。
網走最下位。3度目か4度目でしょうか。野手指揮Dでバカスカ落ちたとはいえ、外人がいないとこんなもんでしょう。一回負けてしまうともう怖くありません。今年も外人を売って生活費の足しにしたいです。ところで。
6 彩 R P - - - - A - B C A C B D S +1 0 280 ; F 27 早熟 D B A - 清白 彩 27 RP ・・・・A・ B .232 160 563 131 36 0 29 78 3 78 158 3 14 .326 彩
本当に2割3分か! 指揮落ちないのに…。出稼ぎに出してしまおうか。
- コメント: 0
- Trackbacks: 0
303年度登録
- 2005-04-13 (水)
- ベスプレ時事
結構いい成長があったので、マジカルに行きたいナァと思いながらも、マジカルには足りないのばっかりで残念でした。
職員s
AF38 大卒 22 普通 DCC RP ・・・・・B B DBCADA 0 0 - ?毛 R P - - - - - B A D B C A D S 0 0 250 ; M 23 普通 D C C - 肩長。いきなりできる子になった予感! - 毛卓さん R P - - - - - C B B D E B D A 0 0 250 ; M 23 早熟 D C C - - 毛卓さん R P - - - - - C B B D E B D S 0 0 250 ; M 23 早熟 D C C - 長。だめ気味な子ができる子にフォォオーーーーーー P6オ1 外人 26 早熟 CBD RS ・・A・・・ C CCDBDS 0 0 4 ティファニー R S - - S - - - C C C D B D S 0 0 280 ; Ma27 早熟 C B D - 二! 首しめてでも帰さない。でも名前付け忘れて気に入らないから売るかも。 6 毛毛 L P - - - B B - B B A C A D A 0 0 270 ; M 22 普通 D S C 1 6 毛毛 L P - - - A A - B B A C A D A 0 0 280 ; M 22 普通 D S C 1 三遊。15年くらい持ちそう。次のシャッフルまではお前に任せた。 ; 殺毛 Rs B 144 D C C C D A 20 200 ; M 19 早熟 E B C - ; 殺毛 Rs B 146 D C B C D S 22 200 ; M 19 早熟 E B C 3- 6 - 唯一の4箇所だけど、なんかなあ。ここからの4箇所ならマジカルかな。
いやあ、Sって、本当にいいものですね。
網走忘れてた
5 竜胆 L S - A - A - - S S C D B B D +1 -1 280 ; M 24 早熟 B B C - 5 竜胆 L S - A - A - - S S B C B B C +1 -1 300 ; M 24 早熟 B B C 3-10 - 眼実長。去年足のびたしなあ。でも故障かあ 6 彩 R P - - - - A - B C A C B D A +1 0 260 ; F 27 早熟 D B A - 6 彩 R P - - - - A - B C A C B D S +1 0 280 ; F 27 早熟 D B A - 長。これで遊Sが残ってればな…。どうせ2割3分くらいしか打てないしな。 - 輪子 R S - - - C B - B B B E D D C 0 0 250 ; F 20 普通 C C C - - 輪子 R S - - - B A - B B A E C D B 0 0 260 ; F 20 普通 C C C - 三遊眼長。4箇所つっても、これでやっとスタートラインな感じ。 P 虎堂 Rs A 146 C C B B C A 28 200 ; M 25 早熟 E A D 7-∞ - (´*ωД`)
- コメント: 0
- Trackbacks: 0
α展望
- 2005-03-30 (水)
- ベスプレ時事
ブリリアントローズリーグ チーム名 試合 勝 負 分 ゲーム差 勝率 得点 失点 打率 防御率 本打 盗塁 米軍職員s 160 117 42 1 0.0 .735 703 401 .244 2.38 124 210 福島ブリリアントローズ 160 98 62 0 19.5 .612 679 560 .225 3.34 208 171 柏の葉ブルークッキーズ 160 92 67 1 25.0 .578 751 610 .242 3.69 144 254 剛田ジャイアンズ 160 76 84 0 41.5 .475 746 762 .257 4.57 236 148 長崎シーガルズ 160 66 94 0 51.5 .412 510 548 .221 3.31 168 54 池袋フルーツバスケット 160 26 134 0 91.5 .162 466 960 .212 5.87 127 150
とりあえずガハハ、ってことで。αセミファイナル出場チームをえう゛ぁる君2.0β。
チーム名 | 投 | 守 | 打 | 走 |
---|---|---|---|---|
米軍職員s | 69 | 73 | 58 | 88 |
海鳴トライアングル | 60 | 63 | 49 | 75 |
甲山ブルースターズ | 68 | 62 | 66 | 49 |
柏グラスプリズン | 60 | 62 | 49 | 71 |
横浜ブラックシャドー | 64 | 74 | 55 | 66 |
西大寺ヌードルズ | 64 | 61 | 54 | 67 |
船橋レッドギャンブラー | 69 | 62 | 57 | 40 |
横浜ワイルドハーツ | 67 | 58 | 61 | 62 |
新大阪ユニセックス | 59 | 56 | 59 | 77 |
因幡ボーパルバニーズ | 64 | 59 | 69 | 54 |
えう゛ぁる君が確かならばいけそうだぜ!(ファイナル準優勝が)
- コメント: 0
- Trackbacks: 0
α1ブリリアントリーグ展望
- 2005-03-29 (火)
- ベスプレ時事
今年、宜野湾に貸してた4人の選手が、大量のポイントを巻きつけて職員sに帰ってきます。
2 巨毛 L P C - - - - - A A C B A D A -1 0 300 ; M 31 普通 C B A - P ちょびん L B 152 B A B A E A 36 200 ; F 23 普通 B S C X5 P ノロイ毛 R B 148 D C A A B A 24 200 ; M 26 早熟 C B B - P 丼食祭 R B 152 B A B C C B 28 200 ; MM35 晩成 C C C - and 500p
これは優勝を狙うしかない! 福島を倒すチャンスです。こっそり戦力を揃えてみました。中略。以下で登録しました。
8 片桐 R P - - - - - A B A E C C B A -2 0 290 ; F 25 持続 C B D - (宜野湾) 4 井上 R S - - A - C - S A A C A S D 0 0 250 ; M 28 普通 C A E - (横浜W) 2 巨毛 L P C - - - - - A A C B A D A -1 0 300 ; M 31 普通 C B A - (宜野湾) 9 P6ヨ1 R S - - - - - B D D A B A S A +1 0 250 6 毛毛 L P - - - B B - B B A D B D A 0 0 250 ; M 21 普通 D S C 1 3 安田 R P - B - C - - B B B B A C A -1 0 300 ; M 34 普通 C B B - 7 花田 L S - - - - - B C A B B D C C -1 -1 290 ; M 34 普通 B B D - 5 宮舞 R P - - - S - - B B B C B C A -1 0 270 ; F 26 晩成 C B C - (博多) - 岩城一 R S - - A - - - A B C D B D D 0 0 230 ; M 32 普通 C C C - (横浜B) - X毛 L S - - - - B - B A D E C A C -1 -1 230 ; M 24 普通 B B B - - 毛卓さん R P - - - - - C B B D E B D A 0 0 250 ; M 22 早熟 D C C - - P6ヨ2 L S - - - - - B A A B C B B E 0 -2 300 - 目毛 L S C - - - - - C A A D C B D 0 -2 270 ; F 22 早熟 C B S - - ノン毛 L S - - - - - C A A B C C A D 0 -2 270 ; M 26 普通 B B C - - 猿毛 L P - - - - - - E A B E C C B -1 -1 340 ; M 39 普通 C B C - - 一条 R P - - - B - - B E A C B B A 0 0 280 ; M 32 普通 B B D - (熱血) ; 厘毛 R P - - - - - C B A C D B E B 0 0 250 ; M 29 晩成 B B B - P ちょびん L B 152 B A B A E A 36 200 ; F 23 普通 B S C X5 (宜野湾) P P6メ4 L B 150 B B A B B A 28 200 P ノロイ毛 R B 148 D C A A B A 24 200 ; M 26 早熟 C B B - (宜野湾) P 山田 R A 148 C A A C D S 24 200 ; M 26 晩成 C C D 3 (台坂) P 内藤悪 R C 136 A A A A A S 26 200 ; M 29 持続 C C C - P 電毛 R D 144 S S E A C B 24 200 ; M 31 早熟 D B C - P 外毛 R C 132 A S B A A B 26 200 ; M 29 普通 D B B - P D毛 Rs C 136 A A D S S C 28 200 ; M 31 持続 C B C - P 蓑毛 L D 134 S A B A B C 24 200 ; M 30 普通 A B B - P 鋼毛 Ls D 130 A A E S A C 26 200 ; M 24 持続 C C C - P 虫毛 R D 130 S A A S B A 26 200 ; M 30 早熟 C B B - P 丼食祭 R B 152 B A B C C B 28 200 ; MM35 晩成 C C C - (宜野湾) ; 毛拓さん Rs C 136 D A B S C A 24 200 ; M 23 普通 C B C - ; AP22 Rs B 144 E C C C D B 20 200
俺たちは、強いっ! 目標はチーム防御率1点台。でも野手指揮がCでちょっと怖いのは内緒だ。
ちょっとだけ語らせてもらうと、一番苦心したのは指揮落ちと故障の対策。特にP6ヨ1には悩まされた。外野Bで足眼巧長がDAABの上昇2。普通なら眼長に振って4番打者だが、最高に指揮落ちしてEABBになってしまうと、足巧タイプの外野手(職員sのメリケンスタジアムでは眼長より足巧の方が打つ)の出番を食って邪魔、というか1割台で出続けてチームにとって致命傷になりかねない。そこで彼を一塁に回し、代わりにP6ヨ2を外野で使うことにした(元は外野だが、外人が買えなかったので一塁の控えにするつもりだった)。
だが、そうすると今度は安田(指揮落ちしない)の出番を無駄に食ってしまい、ますます邪魔に。いろいろとテストした結果、最高に指揮落ちしてもEBABならチームの邪魔にならないことがわかり、巧長と振ることにした。この振りだと指揮落ちがない場合の性能が眼長に劣るが、指揮落ちがあればあるほど眼長より “邪魔にならない”。だがしかし、そうすると(ヨ1が一塁、ヨ2が外野で安田が控えね)、指揮落ちなし時の優勝率が落ちてしまうのだ。結局ヨ1は巧長で外野で登録することになった。もう1人同じタイプの外人が買えてればな、というところだ。
新加入の野手については全てその考え方で、素で使えるかどうかよりも、指揮落ちしたときにまだ戦えるか、戦えないなら邪魔にならないかを考えた。新加入選手全員が足長落ちしたとしても、五分より少し悪いくらいで勝負できるはずだ。
故障についても気を使った。野手は全てのポジションに最低限の数字を出せる選手を用意したため、1人のフル故障までならクリティカルではない。2人のフル故障でも同一ポジションでなければなんとかなる。3人フルなら? そこまで責任持つほど給料もらってないし、コストに合わないし、枠がない。
やばいのは投手の故障で、ちょびん、または抑え2がフル故障すると、指揮落ちも故障もなかったとしても相当やばい。先発2〜4の故障は1人まで耐えられる。内藤悪、電毛、外毛は十分先発ができる投手だ。メリケンスタジアムと職員sの守備力があって始めて成り立つ話だが、環境は整えてあるので問題ない。
福島オーナーは「WINSのペナント予想、福島は無理ですよ。」とか言ってやがる。そんなこと知るかブラザー? 倒せるときに張り倒して「俺は福島を倒したッ!」と言い張るぜブラザー? ついでに、RBOファイナルで、職員sのテーマソング“リアル・アメリカン”を歌わせてやるぜ。What’cha gonna do? Brother!
でも去年、すでに長崎が勝ってるのは内緒だ。
- コメント: 0
- Trackbacks: 0
シリーズ常勝 第3話 「博多の投手は化け物か!」
- 2005-03-28 (月)
- 連続もの
辛抱強く待ってた人、ごくろうさま。
野手<投手?
博多が強いのは野手だけではない。というより、むしろ野手より投手の方が強く見える。とにかく球速がやたら速く、150キロ前後が常に先発の標準となっている。パラメータも高めだ。なるほど、投手優先でドラフトしてるんだな…と思って調べたらそうでもない。
- 49年間での投手獲得数:32人
- 内、1位獲得:12人
外れ1位がどの程度かは分からないが、投手を優先して指名しているようには思えない。仮に投手を優先して指名していたとしても、この結果で狙い通りにいっているとは思えないから同じことだろう。それでいてあのラインナップ、見事としか言うほかない。いい投手をとれているからか?それとも成長が鬼なのだろうか? 鬼なのならば、なぜ鬼なのだろうか?
まずは、「常に上位でそんなにいい選手がとれるのか」という点から攻めて行きたい。というわけで資料3、ドラフト獲得選手リストを参照。例によって、そのまま Excel にでもはっつけるべき。見たところ特徴は以下のとおり。
- 球速140未満の投手がいない(ただし、140は13/32)
- 完投Eがいない
- 才能Eがいない
- 左偏重はない
- 特定タイプの排除もない
- 才努CC未満にしかならないのはわずか
とにかく上昇ポイント消費後に球速142〜144の完投B〜A、成長BC弱くらいが博多投手の最低条件ではなかろうか、というところが見て取れる。なお、成長BC説は現博多データがCCよりやや上に基準を置いているように見えるからである。
それを踏まえて振りシミュレートを行った結果が、資料の上昇ポイントの右端に追加されている数値。左から「球速に最大限振った残り」、「さらに成長BCに近づけるよう振った残り」「さらに完投Aまで振った残り」となっている。
この条件を満たす前に上昇ポイントを使い果たしてしまうのは8名と、多いのか少ないのか判断に迷うが、8名中1名を除いた全員がわずか1ポイントの不足であり、そのほとんどは機械的でない柔軟な振り振りが行われれば問題ない範囲に収まると思われる(例えば成長をCCで止めたり、完Bであきらめるなど)。
成長、球速、そしてある程度完投に振った残りのポイントだが、おそらく大体の場合は制球に振っているのではないだろうか(これも現博多データによる)。私は制Eより質Eの方がまし派なので納得できる。例えば球速と完投をある程度以上備え、制質がともにD以下の投手である場合、私は制を優先するだろう。制D→制Cは雑魚→谷先発、制C→制Bは谷先発→主先発への壁だと私は思っている。反面、球質はDでも他がよければなんとかなるし、Aだからといって制がEでは使えない。新人の場合は後々に成長する確率も考えて振らねばならないのであれだが…話がそれた、閑話球団、いや休題。
どうしても気になったので、推理しただけで満足せず物証を掴みに、すなわち博多の振り傾向も探ってみようと思う。博多は、獲得した投手の、何に何ポイント振ったのかを、ここまでで掴んだ情報とドラフト結果・登録ログを元に再現してみた。それが資料4だ。
特筆すべきは、やはりの制球重視・球質放置の傾向だ。252:AP16と259:AP29を除いては、宇宙を入れているか他に振るところがなくなってから、はじめて質に振っているように見える。やや的外れな表現を用いるならば、他に振るところがないから仕方なく質に振っている印象だ。一応、質を最後に振ったとする根拠はある。完も制もAにするか2ポイントずつ振っているのに、質だけ1ポイントというケースが見られるからである。質優先ならば、制質質のケースがもっとあっていいはずだ。あとは振り回数。詳細は下記の表。
振った回数 | |||
---|---|---|---|
質 | 8回 | 6/32人 | 18.8% |
制 | 28回 | 19/32人 | 59.3% |
速 | 30回 | 30/30人*1 | 100% |
完 | 36回 | 26/32人 | 81.2% |
才 | 11回 | 11/32人 | 34.3% |
努 | 13回 | 13/32人 | 40.6% |
- *1 : 球速150以上で振れないのが2人いた
明らかに 制>質 である。
話を戻す。放置の質とは逆に、制は成長と球速にポイントを消費した後ではあるが最低Cを確保するようにしている。質がEでも、完投がBでも(時にはC止まりにしてでも)制Cを確保している。また、制球がCあっても、完投がAに達した後に余りがあれば制に振っている。
以上より、博多の投手振りは“才C努C→速→完B→制C→完A→制A”とすれば9割方説明できるのではないだろうか。また、最初の方での述べたが、近年は成長の基準をBCかBBくらいに引き上げているようだ。
さて、読者もお察しの通り、獲得選手や振り方を見たところで特別なことは何もなかった。すごい新人ばかりをとっているわけでもないし、奇抜な振りをしているわけでもない。それなりの選手をとって、堅実な振り方をしているだけである。強いて言うなら即戦力振りとでも言うべきだろうが、革新的でも電波的でもないから特別ではない。「なぜ博多の投手はあんなにも強いのだろうか?」、その答えは博多投手の成長っぷりに隠されているい違いない。
成長っぷりを調べてみた。
例えば球速の成長っぷりを見てみよう。初期値+上昇と球速が最大になったときとの差…つまり球速がいくつ上がったかを表にしてみた。
球速の上昇っぷり1 | |||
---|---|---|---|
球速 | 初期値 | 振り後 | ピーク |
140 | 13 | 0 | 0 |
142 | 5 | 13 | 2 |
144 | 5 | 5 | 2 |
146 | 2 | 5 | 4 |
148 | 1 | 2 | 9 |
150 | 2 | 3 | 5 |
152 | 0 | 0 | 4 |
154 | 0 | 0 | 1 |
156 | 0 | 0 | 1 |
初期値で140キロ、振り後で142キロが最多数だが、ピーク時には148キロを頂点とした146〜152キロが最多数となる。平均値では4キロの上昇となっているが(後述)、振り後142キロの13人中、4キロ上昇の 146 までいかなかった者は3名しかいない。一切上昇しなかった者は、50年も前の2人だけ。142のほぼ全員が 146以上になっているのだ。見事な育成である。
同様に、制球や球質、完投についても上がりっぷりを調査したのが資料5だ。これを元に上昇っぷりの平均をとってみると、驚くべき成長だった、感動した! と言う予定だったが、なんか普通だった。
上昇平均 | |||
---|---|---|---|
初期値 | 振り後 | ピーク | |
球速 | 142.52 | 144.37 | 148.44 |
差分 | – | 1.85 | 4.07 |
制球 | 3.48 | 2.59 | 1.48 |
差分 | – | 0.89 | 1.11 |
球質 | 3.15 | 2.85 | 2.07 |
差分 | – | 0.30 | 0.78 |
完投 | 3.04 | 1.89 | 1.15 |
差分 | – | 1.15 | 0.74 |
- 資料5内の*は300年度終了時点でピーク前の新人、またはピーク前に退団した選手なので、今後登場する表からは全て除外
- S=0…E=5 としている。つまり、制はC〜DがB〜Cになり、A〜Bまで成長しているということ。
見るところは差分だけ。完投や球質の上昇が1ランクに満たないのに対し、制球は1ランク以上、球速は2ランク以上の上昇を見せている。完投は元々A付近まで上げてしまうから上昇が少ないのはいいとしても、振り後値の低い球質より、必ず振っている球速・制球の上昇が大きいのは不自然ではないだろうか? 球速・制球は常時重点トレーニングなのだろうか。または 才>努 により、高い制でも成長率が高いのだろうか。
もうひとつ疑問点。球質と完投はだいたい同じ上昇っぷりとなっているが、振り後値では1ランク完投の方が高い。球質と完投の成長曲線は同じはずなので、値が同等なら上昇率は同じ、ということは振り後値の高い完投の方が球質より上昇数が小さくなければおかしいと私は思う。なぜ上昇数に差がないのだろう? これも 才>努 だからだろうか。球質と完投の成長曲線は同じでない! スマンカッタ
次に、初期値別に球速がnキロ上がった人数を見てみよう。平均では分からないことのほうが多い。
球速の上昇っぷり2 | ||||||
---|---|---|---|---|---|---|
振り後値 | 計 | 142 | 144 | 146 | 148 | 150 |
人数 | 27 | 13 | 4 | 5 | 2 | 3 |
0 | 5 | 2 | 1 | 0 | 1 | 1 |
2 | 6 | 1 | 1 | 2 | 1 | 1 |
4 | 5 | 3 | 1 | 1 | 0 | 0 |
6 | 7 | 4 | 1 | 1 | 0 | 1 |
8 | 2 | 1 | 0 | 1 | 0 | 0 |
10 | 2 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 |
まず、成長の鈍かった人たちを見る。0〜1ランクの上昇に終わった選手が11人、全体の4割に達するのが意外と言えば意外だが、上昇0〜1ランクで148以上の博多クオリティに達した6人を除けば 5/21 と、ダメな選手率は全体の 23% にまで減少する。146 なら 20% だ。別の視点から見てみよう。ピーク時に球速が博多クオリティの 148 に達しなかった投手はわずか 8名(先の表「球速の上昇っぷり1」を参照)。146 なら 4名。4/27 である。50年やって落ちこぼれ認定がたった 4人? 15%? ありえない。実質上、博多は落ちこぼれを出していないに等しい(低速=落ちこぼれと見るのもあれだが、博多的には間違っていないと思う)。枠つぶしをとっていないのではない、枠つぶし候補はいくらでもいる。うまくのばしているのだ。
また話がそれるが、枠つぶし率 15% がどれほどすごいか説明する。年代が違うので単純な比較はできないかもしれないが、150年度〜225年度あたりで網走投手が 20/55(36.4%) だった(自分が基準ですまんが、他の“ドラフトがうまくない”オーナーのデータを持っていないので)。ついでに過去記事からちょっと修正して自己転載。
博多は「150年度以降入団・225年度時点で現役でないもの」という条件で、野手 11/70(15.7%)、投手 7/52(13.5%)。(那珂川)
甲山は野手 5/40(12.5%)、投手 5/30(16.7%)くらい(概算)。(NIGHT-D)
- 数値は自己申告
- 枠つぶしとは、読んで字のごとく「枠をつぶす使えない選手」のこと
100年たっても変わらない枠つぶし率、それが博多クオリティ!
話戻って、制質完も初期値別でどの程度上昇したかの表。
制球の上昇っぷり | 球質の上昇っぷり | 完投の上昇っぷり | |||||||||||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
振り後値 | 計 | E | D | C | B | A | S | 計 | E | D | C | B | A | S | 計 | E | D | C | B | A | S | ||
人数 | 27 | 3 | 5 | 6 | 4 | 9 | 0 | 27 | 0 | 8 | 10 | 6 | 3 | 0 | 27 | 0 | 1 | 5 | 11 | 10 | 0 | ||
上昇0 | 9 | 0 | 0 | 1 | 1 | 7 | 0 | 15 | 0 | 1 | 8 | 2 | 4 | 0 | 13 | 0 | 0 | 1 | 4 | 8 | 0 | ||
上昇1 | 10 | 1 | 1 | 3 | 3 | 2 | 0 | 10 | 0 | 2 | 2 | 2 | 4 | 0 | 8 | 0 | 0 | 0 | 6 | 2 | 0 | ||
上昇2 | 4 | 1 | 1 | 2 | 0 | 0 | 0 | 5 | 0 | 4 | 0 | 0 | 1 | 0 | 6 | 0 | 1 | 4 | 1 | 0 | 0 | ||
上昇3 | 4 | 1 | 3 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | ||
上昇4 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | ||
上昇5 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
アレ? 振り後の球質Eっていないのか…。今気づいた。
球速のように4ランクとか5ランクのアップはない(上がるとこないから当然だが)。唯一、制球でのみ3ランクアップが4人いるのは重点の成果だろうか。制球はD以下で終わった選手が1人しかいない。D以下で終わる可能性を持った選手が8人いることを考えると(以後、1/8 と表記)、判別する術はないが重点の他に個人特訓も加えているのではないかと推察される。質もD以下で終了は 1/8 だし、完もC以下終了が 1/6 だ。だめな奴がだめなまま、というケースが非常に少ない。だめなのがだめでなくなる何かが個人特訓なのだろうか。本当にそうか? 手持ちのデータだけでは分からない。
ぬるいリーグだから?
選手のデータを舐め回すのはこのくらいにして、別角度からアプローチしてみよう。以下の資料をご覧いただきたい。
リーグ全体の能力が低めなら、平均を上げるべく成長しやすく、低下しずらくなります。逆に能力が高めなら、平均を下げるべく成長しずらく、低下しやすくなるわけです。
なので、周りの能力が低ければ、それだけ上昇しやすいわけです。
この平均は能力ごとにとられますから、長打が全体的に低いリーグにいれば長打を伸ばすのは容易という事になります。
このへん、結構大きいんじゃないかと思ってます。
本来は、4割打者続出とか、70ホーマーばんばんでるとか、逆に首位打者が2割台とかならないようにつけくわえたロジックですが、それだけに、即効性があり強力に働きます。
昨年の首位打者が2割台だったとしたら、のんびり僅かな補正かけても、翌年にもやっぱり2割台でしょうから、速攻で劇的に打撃能力が上昇するわけです。もう、どのくらいだったか覚えてませんが、最大、上昇確率が2倍くらいまでいったはず。
ナイス事実発覚である。分からないところが分かってくるかもしれない。これをきっかけとした調査結果が、資料6だ。Excel での閲覧推奨。表は左から下記の通り。
- 年度
- 能力名
- フレアーリーグの平均能力
- フレアー以外の平均
- フレアー以外で最高リーグの平均
- フレアー以外で最低リーグの平均
- フレアー以外の平均とフレアーの差
- 最高リーグの平均とフレアーの差
- 最低リーグの平均とフレアーの差
- リーグnの平均…
球速・回復はマイナスになっていればフレアーが劣っていることを示し、他はマイナスならフレアーが優れていることになる。っていうか 3行目〜 6行目以外はどうでもいい。ついでだからグラフも作った。余計なパラメータもあるが見逃して欲しい。
ここでさっきの疑問「個人特訓か?」が解ける。きっとフレアーリーグは平均が低いに違いないのだ。まず球速。ほら低い…くない。むしろ高い。特に 251-260 と 281-290 は平均 1キロも高い。きっと博多も苦労したのだろう(したの?)。フレアーに集められるチームは下3つは弱々だからドラフトで高速投手をとりやすかったとか、そういう理由だろうか? うーん、もしかしたら計算が間違っているのかもしれない。まあいいや。問題は平均が高いくせになぜ伸びているかだが…なぜだろう?
制球は平均よりちっと低く、球質は平均よりめちゃくちゃ低い時期が多い。1リーグに80人からの選手がいて、0.3-0.5 違うっていったらそれは相当格差がある。この2つは平均より劣っているからして、並のリーグよりは上昇度合いが高いということであれば計算通り(何かと比較できないので主観だが)。また、博多が球質に振らないのも自リーグの平均が低いからじゃないか? と勘ぐることもできる。その割にはあまり高くなっていないので、無用な勘ぐりであるかもしれない。
ついでに全体の傾向にも言及すると、球速は281年度を境に、平均は変わっていないがいいリーグと悪いリーグの差が激しくなっている。新しい何かでも導入されたのだろうか? また、完投だけが全体に上昇傾向となっている。振る人が増えたのだろうか。球質・制球は低下しつつあるので、その分だろうか。
博多と他のフレアーリーグのチームを比較してないので憶測だが、博多は常に勝利するため監督能力が他チームより高く、また、オーナーの育成能力も高いため(いいとこで重点や特訓をかけられる)、リーグが弱いために割り当てられた上昇枠(というものが仮にあるなら)を多く分捕ることができるというのはどうだろうか。我ながらちょっと弱い推理だ。年代別成長数も出すべきだっただろうか。嫌だ。面倒は嫌だ。却下、却下である。
お茶を濁す意味で、最後に資料7。49年間の各リーグ平均防御率である。フレアーリーグは平均値では全体で2番目に悪い防御率となっており、RBO平均(約4.00)より悪いのは 28/49。4.20より悪い年17回というのも最多タイ。疑う余地なく、リーグ防御率が悪いリーグである。ここからは半分妄想が入るが、リーグ防御率も投手の成長に何らかの関係があるとするならば、フレアーリーグは投手育成に有利なリーグであった、と言えるのではないだろうか。
リーグ防御率は投手がよくても守備力が低かったり野手がすごすぎたりすれば悪い数字が出るものだから、投手は悪くないのに投手が伸びまくる、というのはあるのか? ってことが言いたいわけだ。もっと考えると、自チームの野手も投手もかなりよくて、他チームの野手と投手も悪くはないとしても、他チームの野手の守備がボロくてリーグ防御率が悪かったり、運用がまずくてリーグ打率が低かったりすると、さっきの割り当て上昇枠分捕り作戦で自チームの良い野手や投手をさらに良く伸ばしやすいとか、そういうテクニックが使えるのか? ということ。能力が高くても数字が出なきゃ弱いと判定されて能力が上がることもあるのかと。
そもそも、博多の成長が他と比較して多いのかどうかすらはっきりとはしていないことに今更気づいた。他リーグの他チームのデータをいくつか集めて比較しないことにはなんとも言えない。もはや何が言いたいのかと。
もう疲れたから結論
- リーグ平均は影響するが、まだ私にとっては現実とオカルトの境界で戦力にはなりえない。
- 当たり前かつ言い古されているが、使えない選手をとらない。
- 即148制A球B完A。これが博多スタンダード。
次回は横浜Lか甲山の予定だが、おそらく横浜Lになるだろう。甲山は自分で時々何か書くことがあるから。それとは別に、成長/衰退率とかも調査したいのココロ。あるのは“やる気”だけで、“やる”気はないけども。
4月はOBオールスターをやるのでしばらく放置になると思う。
- コメント: 0
- Trackbacks: 0
シリーズ常勝? 番外編 「監督戦術の最適解を求めよ!」
- 2005-03-10 (木)
- 連続もの
私は投手並べと同じくらい監督戦術が大好きです。なぜかというと、この2つを最適化すればかなりの戦力差を埋めることが可能だからです。誇張でなく、チーム力の差が1〜2ランクくらいあっても逆転できます。ほとんどのオーナーはこれらを最適化できていないと思います。裏を返せば、ほとんどのチームは今より強くなれる可能性を残していると思います。だからここのところはなるべく喋りたくありません(笑)。
ごめんなさい、嘘つきました。本当は大嫌いです。どうしても戦力が揃えられないので、毎回ここでツケを払わざるを得ないだけです。一度でいいからテストも並べも戦術いじりもなしで優勝したいです。
- タイプ
-
毎年いじりますが、テストしない年は -2 です。-2 なら勝てなくとも死にはしません。逆に、+2 だと長打Aってだけで 2割も打てない二塁Cがフルで出て死ねる場合がありますので、テストなしではいじりません。また逆に、テストするときは全ての値を取りうる可能性があります。非常にデリケート、かつ魅力的な項目です。
全員の守備がよければ大抵は +2 か -2 でいいでしょう。-1 を使うのは、-2 だと打線がいささか消極的な場合です。私は結構-1を多用しています(と思うよ)。例えば -2 だと 650点前後しか取れないときに、-1 だと防御率が下がらずに 700〜800点くらいとれるようになることがよくあるんです。野手のレギュラーと控えに大きな差がないときに効果があるのかもしれません。
+1 はその逆で、+2 と比較して防御率が劇的に良くなる場合があります。投手層と代打層と守備位置が関係している、はずです。+2 のイケイケで先発に代打だしてみたら、代わりの野手は守備低いわ代わった投手はゴミカスだわ、とかの場合などでしょうか。
時間と手間をかける気があるなら、タイプはよく吟味すべきです。投手の並び方を少し変えたり、野手を1人追加しただけでもタイプの効果は変わってきます。いじるなら手間を惜しんではいけません。惜しむなら-2にすべきです。
- 継投
-
なにがなんでも +2 です。伝統的に先発と後ろの力量差が少ないので必然です。ただ、先発数名だけが結構よくて、あとはクズのときなんかは 0 や -1 とかにしたりします。何故か? 後ろが足引っ張って負けるからです。残りのカス先発はどうなるのって? 捨てます。前3人が勝ち越せれば半分は勝てます。
誤解を招くかもしれないので一応記しておきますが、+2 だと 5位なのが 0 や -1 なら 2位や 3位、運がよければ優勝できるかも? とかそのレベルでの話です。あくまでも苦し紛れの手段です。
先発 6人が全員優秀で、中継ぎ以降がやや劣る場合は 0 が強力です。全員が結構なレベルの場合は +1 が強いです。ただ、その場合は先発の 1〜2人を抑え2や中継ぎ1に回して継投 +2 にした方がよい場合もあり、一概にどうとは言えません。
- 起用
-
+2。能力低くて実績高い(つってもCとかBだけど)選手と、能力高くて(ベテランと比較して、程度)実績低い選手という風になっていることが多いので +2。まれに能力も実績も高い選手で固められることがあるので、その場合は 0 にしています。実績低がカスすぎて実績高がすごすぎ、なんてことはないのでマイナスはありえません。
守備でここはいじりません。守備が低い奴はそもそも人権ないので枠外か、枠内でも出ないようにタイプで調整します。守備の低い者が試合に出るのは優勝がビリになる以上の絶対的致命傷なので、確実に回避できるところで回避します。
- 打順
-
+2。レギュラーがばり強い奴で固められたら +1 か 0。でもそんなことはないので常に +2。レギュラーと控えの格差がなければ常に +2で問題ない項目だと思います。
- バント
-
+2。または +1。野手がどうのより、投手に配慮してマイナスはつけません。
長打や実績の高い選手は +2 でもバントしないので、そこんとこも見て +1 か +2 か決めてます。快速非力巧高のアベレージヒッターが多い場合は、例外的に 0 にすることもあります。打てばヒットなのにバントされちゃたまりません。
- エンドラン
-
+1 か +2。足のある選手と巧打の低い選手の数を見て決めます。長打馬鹿が多い時は 0 にすることもあります。あとはテストで微調整。下手な +2 で得点力を下げるよりも +1 のが使いやすい。ただ、若いのが多いときや重点が足の時は +2 にして賭けてみるとおいしい可能性があるかもしれない。もちろん、今一歩で勝てそうもないときにとるべき手段。
- 盗塁
-
+1。単純に足の速い選手が多いときは+2。足の速い選手が皆無ならマイナスをつけることも。
ただ、リーグ内が肩の強い捕手だらけで、かつ足AとBが主力の場合は +1 に控えて代わりにエンドランを増やす方がいい場合もあります。空振りした時は見逃した時より盗塁成功率が高いようです。
また、足Cは結構走っちゃうので、それが多いときはやはり +1 に控えたり、足Bが主力でもCが少なく、絶対単独スチールはしないEだのDだのが多い時は +2 にしたりします。
バント・エンドラン・盗塁はいわば三位一体で効果を発揮しますので、この3つはワンセットでテストします。
- エース
-
ふつう-2。そんなすげー投手いるわけないし、伝統的に(以下継投を参照)。
抜けた奴がいれば -1 ですが、+1 や +2 にする場合もまれにあります。洒落にならないくらい投手が弱いけど1人だけ強い場合。後ろが足引っ張って負けるから。または、好きな選手がエースの時。もちろん余裕のあるときだけですが、余裕がなければ買ったり借りたりして強引に埋め立てます。
- 抑え
-
ふつう +1。抑え2が完投高で抑え1も十分強く、ほぼ確実に優勝できる場合は +2 にします。100勝以上を目指すときでしょうか。ペナントが五分五分っぽくても、エース格(といってもたいしたことない)を抑えにして先発を1人ずつ上にスライドさせる戦術をとる場合は +2 にすると効果が大きいです。私はよくやります。
球速が早くない場合はどんな場合でも +2 はご法度で +1 か 0。抑えに捨て投手を配する場合は -1 か -2 です。どんな場合かは恥ずかしいので内緒。
以上、那珂川日記を見てつい。
- コメント: 0
- Trackbacks: 0
ホーム > ベスプレ